
市川市の里山を歩いていると、コナラの根元に細かいたくさんのフラス(木くず)が落ちていました。

大きなコナラですが上の方を見ると半分ぐらいの葉が茶色になっていました。観察した経験はありませんが、ナラ枯れに間違いないようです。
千葉県では数年前に県南部でマテバシイに発生していることは知っていましたが・・・。市川市での記録はなかったはずです。
ナラ枯れはカシノナガキクイムシが媒介する菌によるものです。ブナ科の樹木が被害を受けます。

気になって何か所かの公園や里山を回ってみると、他でも同様の症状が!
やはりコナラです。既に枯れていて管理者によりテープが巻かれていました。

やはりフラスがたくさん出いました。アップで撮影すると小さい穴がわかります。

違う場所ではシラカシからフラスがでていました。しかし、まだ枯れていません。

このシラカシは継続的に観察してみる予定です。
改めて千葉県のHPを確認すると昨年迄には市川市での発生例は報告されていなかった。今年、一気に広がったようだ。
知り合いに確認すると今年はいろいろな場所で発生が見られている。気候のせいかもしれないが、今後、留意が必要だ。