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リッカルド・シャイー指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団のベートーヴェン交響曲第1&2番を衝動買い!

2012年02月28日 | オススメ、クラシックCD&コンサート!
Symphonies
ベートーヴェン交響曲全集 リッカルド・シャイー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
Decca

いやぁー、この期に及んでリッカルド・シャイーがついにベートーヴェンの交響曲全集をリリースしてきました!ということで、分売盤も出ていたので今回はタワレコで初期の交響曲第1番&第2番を衝動買いいたしました!聴いてみると意外と小気味良い演奏でええ感じでございます!やはり古楽器演奏の影響を如実に受けていることがよーーく分かりますねぇー。初期の交響曲第1番ハ長調&第2番ニ長調も好きなんですが、間に挟まれて収録されている序曲「プロメテウスの創造物」&レオノーレ序曲第3番がこれまたキビキビした表情を醸しだしていて素晴らしいです。

これはあの保守的なライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団もついにモダンになってきてしまったのか!?と驚きましたが、やはり歴史と伝統を受け継いだオーケストラが奏でるベートーヴェンは一味違うかも。よーーやくシャイーが保守的な演奏を一皮剥けさせて、よりモダンで切れ味シャープな作品としてうまく料理したと言えるでしょう!クルト・マズア指揮でここまでシャープなベートーヴェンを打ち出せたかは分かりませんが、この辺イタリアンのシャイーならではと言ったところかもですね。

個人的にこのベートーヴェンの初期の交響曲第1番~第4番までは、『英雄』も含まれていますが、初々しいベートーヴェンを知る上で非常に重要な位置を占めていると考えております。シューベルトの交響曲もそうですが、やはり初期の作品は若さがええ感じで反映されていてフレッシュな印象を受けるんですよねぇ。まさに「青春」の息吹を感じ取れる現代的な演奏でございました!☆☆☆☆差し上げておきましょう!こりゃ引き続いて交響曲第3番『英雄』&交響曲第4番も買っちゃおうかな!

HMVのリンクは、こちらからチェック!

2005年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任以来、メンデルスゾーン、シューマン、バッハのディスクをリリースし、精力的な活動を続けているシャイーが、2007年から2009年にかけて取り組んできたベートーヴェン録音がここに全集として完結し、一気にBOXとしてリリースされます。

今回の全集は9曲の交響曲に加え、8曲の序曲も収録。バッハ・シリーズ同様、ベートーヴェンを知り尽くしたオーケストラに新たな息吹を吹き込んだ、モダン・オーケストラによる注目のベートーヴェン全集です。

【収録トラック】
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1:
・交響曲第1番ハ長調 op.21 [28:03]
・序曲『プロメテウスの創造物』 op.43 [04:54]
・交響曲第2番ニ長調 op.36 [30:28]
・『レオノーレ』序曲第3番 op.72a [12:27]
CD2
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』[42:20]
・歌劇『フィデリオ』序曲 op.72 [06:35]
・交響曲第4番変ロ長調 op.60 [29:39]
CD3
・『コリオラン』序曲 op.62 [07:00]
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』[30:05]
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』[38:29]
CD4
・『エグモント』序曲 op.84 [08:10]
・交響曲第7番イ長調 op.92 [38:13]
・『アテネの廃墟』序曲 op.113 [04:37]
・交響曲第8番ヘ長調 op.93 [22:30]
CD5
・『命名祝日』序曲 op.115 [06:05]
・劇付随音楽『シュテファン王』序曲 op.117 [06:02]
・交響曲第9番二短調 op.125『合唱』 [62:51]

カテリーナ・ベラノワ(ソプラノ)リリー・パーシキヴィ(アルト)ロバート・ディーン・スミス(テノール)ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス)ゲヴァントハウス合唱団(合唱指揮:グレゴア・マイヤー)、ゲヴァントハウス児童合唱団(合唱指揮:フランク=シュテフェン・エルスター)、MDR放送合唱団(合唱指揮:ハワード・アーマン)リッカルド・シャイー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 
録音時期:2007年6月4,6-9日(交響曲第1番、コリオラン)、2008年5月19-23日(交響曲第7番)、2008年9月30日-10月4日(交響曲第3番)、2008年12月27-31日(交響曲第9番)、2009年1月26-30日(交響曲第2番)、2009年5月18-23日(交響曲第4番、レオノーレ、アテネの廃墟)、2009年5月25-30日(交響曲第8番、エグモント)、2009年9月10-12日(交響曲第5番、フィデリオ、プロメテウスの創造物)、2009年11月23-29日(交響曲第6番、シュテファン王、命名祝日)録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、録音方式:デジタル(セッション)

【収録トラック】
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 op.21 [28:03]、序曲『プロメテウスの創造物』 op.43 [04:54]、交響曲第2番ニ長調 op.36 [30:28]、『レオノーレ』序曲第3番 op.72a [12:27]
リッカルド・シャイー(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

録音時期:2007年、2009年、録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、録音方式:デジタル(セッション)

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