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落ち着いたシットリ系なバッハは意外と魅力的!「リサ・バティアシュヴィリ プレイズ バッハ」!

2014年10月04日 | オススメ、クラシックCD&コンサート!
Lisa Batiashvili Plays Bach
J.S. Bach
Deutsche Grammophon


チョーチョー久しぶりのクラシックCDレビューは、最近購入したリサ・バティアシュヴィリのバッハ協奏曲集の新盤!バティアシュヴィリのCDは大分前に購入したショスタコのヴァイオリン協奏曲第1番などが意外と良かったので、こちらもおそらく間違いない1枚であろうと想定しての購入!

カンタータからの独奏あり、協奏曲、室内楽曲などかなり盛りだくさんな収録トラックで、JSバハの名曲に加えて、家族のCPEバッハの曲まで収録されていて、この方は色々な作曲家の作品を1枚のCDに盛り込むのが好きなんでしょうね。ショスタコのヴァイオリン協奏曲の盤も、色々な作曲家(カンチェリ、ペルト、ラフマニノフ)の曲が収録されていたもんなぁー。まぁ企画モノが上手いってことなんでしょうか。

全般的な印象としては、非常に落ち着いて「シットリとした」聴き心地のバッハでございましたー。以前に買ったヴィクトリア・ムローヴァのドライなバッハ協奏曲集(こちらもオススメなんですが)とはまた異なる魅力を醸し出している気がいたします。トータル評価は☆☆☆☆☆とさせていただきます!バティアシュヴィリの旦那さんが、オーボエ奏者のフランソワ・ルルーとは知らなかったですww

グルジア出身の人気ヴァイオリニスト、バティアシュヴィリのDG録音第3弾。夫でオーボエの名手フランソワ・ルルーやベルリン・フィルのエマニュエル・パユ(フルート)など、豪華共演でおくる協奏曲あり、室内楽あり、独奏ありのバッハ・アルバム。

リサは近年ニューヨーク、ケルン、ミュンヘン、ヴェルビエほか各地でバッハの協奏曲ほかを演奏していますが、その集大成として録音されたのが当アルバムです。厚い信頼関係で結ばれた音楽仲間との研ぎ澄まされた美しい掛け合いが、聴き手に豊かな充足感を届けます。中でも比類ない美音をもつリサ・ヴァティアシュヴィリとパユが奏でる艶やかなアンサンブルの妙は圧倒的。昔の映画のブロマイドのような一見不思議なジャケット・デザインですが、今をときめくリサ・バティアシュヴィリの魅力が全方位で味わえる贅沢な最新録音(ユニバーサルIMS)

【収録トラック】
J.S.バッハ:1.オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060a
J.S.バッハ:2.カンタータ第156番『わが片足は墓穴にありて』 ヘ長調 BWV.156~シンフォニア
J.S.バッハ:3.ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
J.S.バッハ:4.無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
C.P.E.バッハ:5.ヴァイオリン、フルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ロ短調 Wq.143
J.S.バッハ:6.マタイ受難曲 BWV.244から『憐れみ給え、わが神よ』

リサ・バティアシュヴィリ(Vn)、フランソワ・ルルー(Ob:1、Obダモーレ:6)、エマニュエル・パユ(Fl:5)、セバスチャン・クリンガー(Vc:5)、ペーター・コフラー(cemb:5)、バイエルン放送室内管弦楽団(コンサートマスター:ラドスワフ・ショルツ1,2,3,6)

↓リサ・バティアシュヴィリのショスタコ協奏曲盤はこちら!オススメです。
Echoes of Time
Lisa Batiashvili
Deutsche Grammophon


↓ヴィクトリア・ムローヴァのバッハ協奏曲集もオススメしまーーす。こちらは確か古楽器系のアンサンブルを使用しているので、印象もかなり違うかもしれません。
Violin Concertos
J.S. Bach
Onyx Classics UK



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