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これは新発見!天才メンデルスゾーン13歳の秀作、「マニフィカト ニ長調」!

2009年12月24日 | オススメ、クラシックCD&コンサート!
メンデルスゾーン&J.S.バッハ:マニフィカト集

ナクソス

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あっという間にクリスマスも過ぎてしまいましたが、聖夜に聴いてもらいたい一枚を発見してしまいました!J・S・バッハの「マニフィカト ニ長調」に加えて、なんと神童メンデルスゾーンが若干13歳で作曲した「マニフィカト ニ長調」を収録したマニアックですが、渋い一枚になっておりまーす!大バッハのカンタータなどの宗教曲を初めて聴くのにオススメしたいのが、この「マニフィカト ニ長調」でございますが、メンデルスゾーンも先達に学んで非常に美しい「マニフィカト ニ長調」を作曲していたんですねー。当CDの演奏者はまったく知らないアメリカ、エール大学のオケですが好演しておりますし、しかも値段が1000円と激安なのがいいですね!ちなみに、バッハの「マニフィカト」に加えてオススメなのが、ヴィヴァルディの「グローリア ニ長調」となっておりますので、宗教曲を初めて購入する際にはご参考くださいませ!

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極めて才能ある10代の若き音楽家、メンデルスゾーンが宗教曲を書く際、自らのお手本にしたのは、当時ほとんど忘れ去られてしまっていたJ.S.バッハ、および彼の息子C.P.E.バッハの作品でした。聖母マリアの賛美の歌である輝かしい『マニフィカトニ長調』は何とメンデルスゾーン13歳の作品。

ホルンなどの使い方はバロックの様式をそのまま継承し、J.S.バッハの作品からいくばかのモティーフを拝借、ちゃっかり自作の中に忍び込ませているところなど、なかなかのやり手です。トラック7の『弦楽のためのシンフォニア』のフーガは、同じ時期に書かれた彼の全くのオリジナル。半音階を多用したメロディが不可思議な気分を喚起します。1830年に書かれた『アヴェ・マリア』はすっかりメンデルスゾーンらしさを身につけたもの。後の『エリア』に続く壮麗な作品です。

メンデルスゾーン:マニフィカト ニ長調、メンデルスゾーン:弦楽のためのシンフォニア第12番ト短調より第1楽章『フーガ』、J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調、メンデルスゾーン:アヴェ・マリア Op.23-2

バーガー・ラッド(テノール)、イェール・ヴォクステット、イェール・スコラ・カントゥルム、サイモン・キャリントン指揮、イェール・コレギウム・プレイヤーズ


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