↑この日のダメ押し弾を決めたMF6青木拓矢！今シーズンはさらにたくさん得点してほしい。
今さらですが、遅ればせながらJ1第9節、最下位大分トリニータ戦の試合をスカパー録画で再確認！結果は2－0で、下克上を狙ってきた大分トリニータをなんとか退けることに成功。20戦無敗、6連勝と記録を更新しましたが、最近当たり前になってきて、あまり報道されなくなったのもいい感じです。先制点のFW19ノヴァコヴィッチのスーパーミドル弾も凄かったですが、後半立ち上がりの右サイド、素晴らしいパス回しから、最後はMF6青木拓矢が追加点をあげた場面が素晴らしかったことは言うまでもありませんね（笑）
2013/5/3（金）13時4分キックオフ【主審】扇谷健司【副審】相葉忠臣／数原武志【入場者数】11,334人【天候】晴れ 21.1℃ 38％【得点】18分 FW19ノヴァコヴィッチ（大宮アルディージャ）、48分 MF6青木拓矢（大宮アルディージャ）
ホームの大分トリニータの布陣は3－4－2－1。1トップはFW20森島康仁、2シャドーは左からFW13高松大樹＆FW33丸谷拓也。中盤4枚は左からMF10チェ・ジョンハン、MF32宮沢正史（キャプテン）、MF30ロドリゴ・マンシャ、MF19辻尾真二。DFラインは左からDF2児玉新、DF3阪田章裕、DF5若狭大志、GK1清水圭介。DF4深谷友基、MF6土岐田洸平は古巣対決。
アウェイの大宮アルディージャの布陣は4－4－2。2トップはFW11ズラタン＆FW19ノヴァコヴィッチ。中盤4枚は左からFW9チョ・ヨンチョル、MF23金澤慎、MF6青木拓矢、MF13渡邉大剛。DFラインは左からDF8下平匠、DF17高橋祥平、DF2菊地光将（キャプテン）、DF27今井智基、GK1北野貴之の不動のメンバー。
前半立ち上がりは、3－3－2－2の従来のフォーメーションから3－4－2－1に変えてきた大分トリニータがやや優勢な展開か。両サイドをワイドに使ったり、サイドからアーリークロスを入れてきたりとシュートまで持っていけませんが、揺さぶりをかけてきました。ただ8分にはアルディージャ、右SBのDF27今井智基クンがシンプルにロングフィードすると、裏に抜けたFW11ズラタンが受けようとしましたが、ここはGK1清水圭介が飛び出しすぎてヒヤッとする場面、DF3阪田章裕がクリア！
15分には、大分トリニータに決定機！左サイドからMF32宮沢正史→FW20森島康仁→MF30ロドリゴ・マンシャが素晴らしい浮き球スルーパス→FW20森島康仁がトラップして右足シュートが決まったかに見えましたが、トラップの際にハンドを取られてノーゴール。するとピンチの後にチャンスありか。
直後にはFW11ズラタンがDF5若狭大志のファウルを受けてFKゲット！MF13渡邉大剛の右足FKは大分DFにクリアされましたが、そのセカンドボールを拾ったのはFW19ノヴァコヴィッチ！！胸トラップすると右足一閃したミドルシュートは、ゴール右上隅に吸い込まれて大きな先制弾となりましたねー。これはGK1清水圭介も取れないスーパーノヴァ弾でございました。
しかーーし19分には大分、MF32宮沢正史の素晴らしいスルーパスに反応して、左サイドからMF10チェ・ジョンハンが裏に抜けましたが、ここはGK1北野貴之が飛び出してなんとかセーブ。24分にはDF17高橋祥平がFW13高松大樹を倒してFKを献上しましたが、FW20森島康仁の右足FKは大きく枠外へ外れました。
27分にはアルディージャ、左サイドからDF8下平匠→MF6青木拓矢の左足クロスにFW19ノヴァコヴィッチがヘディングシュートも大分DFがクリア。さらに右サイドからFW19ノヴァコヴィッチ→DF27今井智基がクロスを上げましたが、PA中央のFW11ズラタンには合わず。さらに42分、MF6青木拓矢→MF23金澤慎→右サイドに流れたFW11ズラタンのクロスにFW19ノヴァコヴィッチが左足で合わせましたが、右ポスト直撃！立ち上がりは少し揺さぶられましたが、先制点を取った後は自分たちのペースで試合を運べるようになって前半終了。
後半に入ると、いきなり決定機を迎えたのはアルディージャ！DF27今井智基クンのロングフィードに反応して裏に抜けたFW11ズラタンがGK1清水圭介と1VS1になりながら、絶妙なループシュートを打ちましたが、惜しくもゴール枠上へ。
すると2分、今度は右サイドからMF6青木拓矢→MF13渡邉大剛→青木拓矢→DF27今井智基→渡邉大剛→右サイドに流れたFW11ズラタン→FW9チョ・ヨンチョル→最後はPA内に侵入していたMF6青木拓矢が左足で流しこんで2－0！このようなワンタッチ流れるようなパスワークからの得点シーンは今まで見たことのないような素晴らしい得点シーンにビックリ（笑）チームで連動したパスワークは今シーズン一ではないでしょうか。
直後にも右サイドからDF27今井智基クンのスローイン→MF13渡邉大剛→MF6青木拓矢→FW11ズラタン→渡邉大剛のクロスをFW9チョ・ヨンチョルが合わせましたが、ここはGK1清水圭介がセーブ。とはいえ、追加点を取ったので攻撃に勢いが増した印象を受けました。
これでたまらず動いたのは大分ベンチ。MF32宮沢正史に代えてFW8西弘則を投入。結局、従来の3－3－2－2の布陣に戻して攻撃を立て直す方向に転換したか。しかーーし、試合のペースはアルディージャ。15分にも決定機。MF13渡邉大剛→MF23金澤慎→FW11ズラタンが右足シュートもGK1清水圭介が何とかクリア。直後の左CKのセカンドボールを再び拾ったFW19ノヴァコヴィッチが右足シュートもゴール枠外。事前の分析でノヴァをPA外に配置してセカンドボールを狙うことが決まっていたようです。
さらに大分ベンチが動くと、DF5若狭大志を下げてDF18高木和道を投入。FW33丸谷拓也に代えてMF11村井慎二も投入。一方のアルディージャは、FW9チョ・ヨンチョルに代えてMF30渡部大輔、MF13渡邉大剛に代えてFW28富山貴光を投入。31分にはトリニータ、右サイドのMF19辻尾真二の右足クロスをGK1北野貴之がクリアし損ねたボールにFW13高松大樹が右足シュートしましたが、惜しくもゴール左枠外へ。
最後はFW19ノヴァコヴィッチを下げてFW32長谷川悠を投入して、試合をクローズすることに成功。ベルデニック監督64歳の誕生日とDF8下平匠の第1子誕生を祝える一戦となりました。
