ひむかの生活文化研究所ブログ

真面目に笑い、楽しむ組織の話題を綴るブログです。

ラグビー早明戦

2013-01-05 | 思い出

高校2年生の正月休みだったと思います。

日高くんの実家に泊まりに行っていたのですが、

午後から彼の親戚の家に遊びに行くことになりました。

 

そこには大きなテレビがあって、

ラグビーの関東大学対抗戦を見せて頂きました。

雪の中での早稲田大学と明治大学の激闘に

手に汗を握り、感動を覚えながら、震えながら見ました。

1987ラグビー雪の早明戦


同点のペナルティゴールを選択しなかったことや、

(明治は筑波に敗れていたために同点では
 総合で優勝にならなかったこともあったのだと思います)

それぞれのチームカラーをぶつけ合っての攻防は、

今、思い出しても熱くなってしまいます。

 

明治大学出身である

当時中日ドラゴンズの監督だった星野氏は

選手をスタンドに連れて行き、

「この闘志を見習え」と激を飛ばしたそうです。

一部のマスコミから

「プロの選手が学生から学ぼうとしてどうするんだ」

と批判されましたが、

「一度、自分の目で彼らの試合を見てからそんな記事は書け」

と激怒したのも思い出されます。

 

この試合に敗れた北島忠治・明治大学監督のコメントも印象的でした。


「あれでいいんだ。勝ちに行かなくてはいかんのだから。

 それが明治ラグビーなんだ」


「悔いが残るかって? 冗談じゃない。皆なよくやったよ。(中略)

 いい試合だった。100点満点ですよ」


 

勝った早稲田大学。

 

今年の夏合宿での記事は残念でしたが、

常に王道を歩んで欲しいと願います。


この試合を見ていたとき、

テレビの回りをチョロチョロしては、

日高くんから

「お前、真剣に見てるんだから邪魔すんな!殺さるっど!」

と怒られていた少年がいました。

その時の少年が今、

メジャーで活躍している青木選手のようです。

サインを貰っとけば良かった。


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