ひむかの生活文化研究所ブログ

真面目に笑い、楽しむ組織の話題を綴るブログです。

高校時代の柔道の話

2012-10-20 | 思い出

河野です。


さて。

私は高校時代柔道部に在籍してました。

中学まで野球部でしたが、野球のセンスがないことに加え、当時の性格では団体競技ができないほど荒れてましたので、
友人(いとこで柔道部主将)の勧めで柔道をすることにしました。


「英樹ちゃんなら軽量級で優勝できる!」という根拠のないこの褒め言葉にすっかり騙され入部したのです。


ただ、素人が簡単に活躍できる場所ではありませんでした。


一年生の春早々に、「捨て稽古」と呼ばれる投げ込み練習で、1つ年上で背負投の下手くそな先輩に頭から落とされ。

畳にぶつかった部分が腫れ上がり、そこが翌日には「血?水?」で【ブヨブヨ】状態になりました。

夏ころに左膝の靭帯を切る怪我(その時のギブスは黒岩先生にノコギリで切られました)。

冬に「ソケイヘルニア」が判明。

2年生になる春休みに手術。

一年間ほぼ怪我との戦いでした。


2年生になりはしましたが、新一年生の中に中学軽量級宮崎県No.1の後輩(河野眞治)が入部・・・。


正直焦りました。

弱い先輩の存在はありえないだろう、と。


ただ、何を思われたのか、顧問の先生が当時かなりの合宿や出稽古に行かせてくださり。

少しずつながら強くなって行きました。


様々な経験を積んだ中、3年生になるころには「もしかしたら?」というレベルにまで辿り着けたような気がしています。




振り返れば当時の稽古(練習)もきつかったのですが、同時に【減量】がとてもつらかったのでした。

当時、私は軽量級(60キロ以下級)で戦っていました。


普段の体重は、65~6キロ。

余分な脂肪など微塵もありません。

そんな状況から、パワー等を落とさずに減量をします(体重は落としますが、技のキレ、パワー、持久力は逆に高めながらを目標に)。

私は1か月かけて落としていました。

食事を半分にしたり。

水分の量を減らしたり。

練習後にジョギングしたり、さらに筋トレしたり(かなりの厚着して)。


二度とあのような鍛錬はできないでしょうが。


貴重な懐かしく大切な思い出です。


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3 コメント

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Unknown (柔道部物語 鷲尾)
2012-10-20 14:15:45
当時、運動能力、格闘センス、そして性格など総合的に見て、これほど柔道に向いてる人は、そういないと判断した私は天才かもしれませんね(笑)

そんな選手にめぐり逢いたい(^^)
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鷲尾さん? (英樹)
2012-10-20 15:04:40
鷲尾様
>そういないと判断した私は天才かもしれませんね
→どなたか存じませんが、判断された側の鷲尾さんが天才ですね(笑)。
ただ、三五の先輩(2つ年上)の「鷲尾」で書かれるセンスも素晴らしいと思います。かなりの柔道部物語のファンでいらっしゃいますね。
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わかりにくかった? (鷲尾580)
2012-10-20 16:25:55
ごめん、ごめん(^^;)わかりにくくて。当時俺が英樹ちゃんを見て、絶対向いてるって感じたってこと。

あんだけ一途に研究し、懸垂し続ける選手は、簡単にめぐり逢えません…
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