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花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

東北地方太平洋沖地震にてブログ休業

2011年03月15日 | 日記
皆様、地震の被害はいかがだったでしょうか。
東北は目を覆う惨事で、TV映像を見るたびに胸が痛みます。
東北及び関東地方にお住まいの皆様には
心よりお見舞い申し上げます。

私の方は被災地の親族や仕事関係者にも
一部を除き、どうにか連絡が取れました。
大勢の被災された方々に比べれば本当に微々たる被害でしたが
追悼の意味も込めまして
しばらくの間、こちらのブログをお休みさせていただきます。

また落ち着きましたら
天然石の紹介や花のエッセイなど
再開したいと思います。

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天然石標本~青灰色の天使の石~

2011年03月11日 | 天然石標本
関東は朝から良いお天気でしたね。
今週二つ目にご紹介するのは
そんな早春の青空を映したような天然石
『エンジェライト(正確には
「アンハイドライト=硬石膏」の変種)』です。
和名は『硬石膏岩』と言います。


『Angelite』


書籍等の説明によると


「ペルー原産のブルーの石。
 1989年頃から宝石市場に出回りだした。
 石膏(せっこう)が自然の加熱で結晶水を失い
 硬石膏へ変化したもの。正確には『硬石膏岩』。
 青い色はストロンチウムを含むため。
 『ペルー・ブルー・ジェード』のフォールス・ネームを持つ」


とのことです。
 




別名「天使の石」と呼ばれる所以は
原石が天使や妖精の翼の形をしているからとか。
あるいはこの独特の青灰色のせいかもしれませんね。





横から見た画像です。





裏側から見るとこんな感じに。
劈開性があり、もろく、水にも弱いので
取り扱いには注意が必要だそうです。


それでは次回更新は来週火曜日になります。

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天然石標本~リビアングラス~

2011年03月09日 | 天然石標本
昨日は急遽のお休みすみませんでした。
おかげさまでどうにか結膜炎の症状も少し治まり
ようやくPCに向かうことができるようになりました。


一日遅れですが、今回ご紹介するのは
天然石の中でも少々変り種の
『リビアングラス』です。
またの名を『リビアンデザートグラス』
いわゆるエジプトリビア砂漠で発見された
ガラス質の石という意味です。


以下書籍による説明文です。


リビアングラスは『テクタイト(=隕石が地表へ衝突した際に
地表の物質が熔融して形成された天然ガラス)』の一種で、
テクタイトとは、衝撃により飛び撥ねた地表の物質が急激に蒸発し、
部分的に凝集して形成されたものらしく
原石の表面にはディンプルと呼ばれる特有の凹凸と飛翔痕を持つ。
ギリシア語の溶けた、型にはめたを意味するtektosが由来。
産地によっては特別の名前で呼ばれることも。
また、テクタイトはほとんどが黒色透明が一般的だが
中にはリビアングラスのような黄色もある。
他に同じ仲間として
旧チェコスロバキア産のグリーン色が非常に美しい
『モルダバイト』が有名である。





表面の凹凸(=ディンプル)がよくわかります。

ネット等の説明によると
リビアングラスには、隕石衝突により「イリジウム」と呼ばれる
地球上では北極の氷の中などにしか存在しない
レアメタルが多数含まれていて
現在ではエジプト政府が採取を禁止し
入手困難になっているとか。
実際、写真のリビアングラスもかなり高額なお値段でした(苦笑)。





尻尾のようなところがいわゆる飛翔痕に
あたるのでしょうか…?


リビアングラスの起源は古代エジプト時代にまで遡り
かの有名なツタンカーメンの王墓からは
リビアングラスを使った装飾品が数多く見つかっているらしいです。
なお、世界最大のリビアングラスは
パリのフランス国立自然史博物館に展示されているとのことです。


純粋な天然石ではありませんが
どこか宇宙のロマンを感じるような不思議な石ですよね?


それでは次回更新は
多少イレギュラーになりますが金曜日です。
早春の青空のような
青灰色の「エンジェライト」を
ご紹介したいと思います。
コメント (2)
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先週に引き続きまたもやお休みを

2011年03月08日 | 日記
先週は風邪でお休みをいただきましたが
今週は結膜炎でブログ更新をお休みさせていただきます。
まさに弱り目に祟り目です(涙)。
そんなわけで、昨日は仕事の方もお休みすることに…。
幸い関東は雪だったので
治りかけの風邪のためにも
良かったかもしれません。

一日も早く復調して
ブログを復活させたいと思いますので
その節にはまたぜひ遊びにいらして
いただければ幸いです。

それにしても春一番の後に
雪って…珍しいですよね?


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天然石標本~桃色の蛍石~

2011年03月03日 | 天然石標本
今日は雛祭りですね。
我が家では桃とミモザが
花瓶に花盛りです♪
ご心配をおかけした熱はどうにか無事下がり
昨日から体調も戻りつつあります。


それでは今週は、桃の節句にちなんで
桃色の蛍石(=フローライト)を
ご紹介したいと思います。


『Pink Fluorite』
LOC.Mina Navidad Durango Mexico産


蛍石についての詳細は過去ブログをご参照下さい。






蛍石については、過去ブログでも幾つかご紹介してきましたが
産出地によって様々な種類があります。
水晶に次いでコレクター心をくすぐる石の一つではないでしょうか。
その中でも近年、注目され始めたのがピンク系の蛍石。
最も人気があるのは恐らくスイス産(もしくはフランス産)の
淡いピンク色をした蛍石でしょうか。
こちらのメキシコ産が桃だとしたら、スイス産の方は桜の薄紅。
蛍石自体は水晶と並んでさほど高いものではありませんが
唯一例外が淡いピンク色タイプ。
希少価値が高いのでお値段もかなりなものです(苦笑)。
興味のある方はぜひネット等で一度探してみて下さいね。





反対側から見た画像です。
こうして改めて見ると蛍石って
やはりどこかお菓子っぽいイメージがありますね。
なんとなくタルトを想像してしまいます。





ズームアップするとこんな感じに。


それでは次回更新は来週火曜日。
次は天然石の中でも幾分変り種を
ご紹介したいと思います。


最後に、天然石とは関係ないのですが
今年はミモザが品薄のようです。
どこの花屋をのぞいても扱っているところが非常に少なく
あっても一本がとんでもなく高いお値段(泣)
それでもどうにか2箇所でゲットしました。
(どちらも高かったですが)
やはり例年にない冬の寒さのせいでしょうか…?
コメント (2)
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