パーソナリティ障害をもつ娘とともに

大学休学中の娘がいます。カウンセリング・薬物療法を行い、親子共々苦しい生活を送っています。

辛い1日 手紙を書く

2008-01-11 19:00:16 | Weblog
娘は4月からのことを考えて感情のコントロールが不能状態になっている。
昨日のカウンセリングも口では良かった、と言いながらも帰宅してから、手紙を書くと言い出した。
手紙この障害と気がつかず、それでも様子が変だと思ったころからかなり悩まされてきたものだ。
今から4年前、最初の大学に入学し自暴自棄の生活を送っていたときのことだ。自宅からは通学できる距離ではないので一人暮らしを始めた。都会での派手な環境の中、世間知らずの娘はいろいろな体験をしたようだ。まだここで記載する勇気はないのだが、
こんな理不尽な思いをするのは高校時代の担任・学年主任のせいだと、いつも誰かのせいにしていた。娘はまず高校の校長先生に苦情の手紙を書いた。
次に子供の頃面倒を見てくれた私の母親にあてて接し方が他の孫達にくらべて差別をした、という内容の手紙を出した。そして私の兄には苦情の電話をした。

それでも気が済まず、今度は自分の父親の母(私からすると義理の母)にやはり同居してい孫達ばかり可愛がった、とか自分の父の兄家族ばかりに経済的に援助した等々の手紙を送った。
そして、私の叔母にも嫌みな手紙を送った。それは3年前のことだ。
自分を騙した(娘はそう思っているがお互い様だと思う)男性の大学の学長に、そして最初に入学した自分の大学の学長に苦情の手紙をだそうとした。こればかりはやはりや召させることができた。

しかし、現在は新たに自分の卒業した高校の現在の校長に手紙を書くと言い出している。教育方針がなっていない、生徒を不平等に扱っている、そのおかげで自分は未だに平常な日常生活が送れず、大学も休学し精神科にも通院している、どうしてくれるのだ、当時の担任と学年主任に謝罪の要求をするのだという。もうお二人とも退職されているのに。

現在付き合っている彼にもいろいろな要求をしている。大学をやめたら見捨てられるのではないかという不安が大きく、それを何度も確認する。相手はひとりの人間の一生を左右するような発言について決断できるわけがないのに。
大学を無事に卒業できたら考えよう、という言葉に、そんなに大卒にこだわる人とは思わなかった、などと暴言が始まっている

まだまだ先は長く暗いトンネルは続くのだ