JR東日本は7月6日、9月29日のダイヤ改正の概要を発表した。
山形新幹線「つばさ」の高速化を進め、下りは東京-山形、東京-新庄ともに最も速い列車の所要時間が開業以来最短となる。ともに現行より3分短縮され、改正後の最短の所要時間は東京-山形が2時間26分、東京-新庄は3時間11分。
新ダイヤで所要時間が最も短い下りのつばさは、東京発午前9時24分の131号。
下りの東京-山形では、これまで開業時のダイヤにあった2時間27分が最短だった。新庄着は現行ダイヤの3時間14分が最短。上りの最短所要時間は山形-東京(2時間29分)、新庄-東京(3時間30分)でともに現行と変わらない。
所要時間の短縮は、接続する東北新幹線の車両を最高速度の速いE2系に変更することが主因。連結運転するつばさのうち、8往復は3月のダイヤで既にE2系に変更。今回は7往復について変更し、つばさ単独運行の1往復を含め、16往復全てで東京-福島間の最高速度が275キロになる。
つばさの全列車の平均所要時間は東京-山形は上下ともに2分短縮の2時間45分。東京-新庄では下りは現行と同じ3時間32分、上りは1分短縮の3時間35分となる。

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