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「北の零年」

2005-02-07 | 過去に観た映画
世界の中心で愛を叫ばせた?行定勲が、今度は北の地
北海道で、小百合さまを中心に皆を集わせた?作品…^^;
もうまさにそんな感じの3時間弱…いやぁ長いっすねぇ。
思ったほどは長く感じませんでしたが…。
小百合さまを中心に観客も集ったわけね!あはは。

って冗談はさておき…。
これ、実話に基づいたフィクションなんですね。実際に
この稲田家は存在し、淡路から北海道へ移住させられたらしい。
そして物語の後半で登場する外国人も実在の人…。
なんだかそういう歴史的背景を絡めて観てみると、当時の
武士たちがどんどん追い詰められていったのが実感できますね。

まさに何にもないまっ更な土地に家を建て、畑を耕し、田んぼを
作り、今まで鎌も鍬も持ったことのない武家のお嬢様?たちが
懸命に家事仕事に従事していく姿は、今でも変わらない気が^^;
そこへいくと男子諸君は、過去の栄華にすがり?自国を建設!
なぁんて口ばかり達者でモノにならない…キツイ言い方だけど、
これも今でも変わらない部分が多いですよね。
唯一、農夫の皆さんは討たれ強いというか、地べた這いつくばっても
お飯にありつくんだ(っていうか作るんだ、かな)意気込みが違うわ。
誰かが助けてくれる、恵んでくれる、そういう希望も大切ですが、
まずは自分たちで頭を働かせることが大事…って言われている気が。
札幌へ行って戻ってこない小松原を、ただ待つことしか出来ない…
なんてなんだか情けないですよね…。反面、石田ゆり子のとった
行動を、汚い!と責めたくても責められないほど現実も酷いものでした。

そんな中でも、小百合さまは輝いていた!いや、ホントに綺麗です。
だって謙さんと夫婦やるくらいですもの!(爆)オマケにトヨエツよ!
もう年齢なんて関係ないない!そんなものはとっくに超越しています^^;
小百合さま無くしては、この作品は成り立たなかった(稲田一族もだ)
でしょうね…。トホホ。

この作品を観ていて、すごく感じたのが(オリジナルなんでしょうけど)
いろんな名作が何気にミックスされていたような気が…。
単に私がそう思っただけでしょうが^^; うわぁ~♪って思う場面が多くて。
「ひまわり」「鳥」or「エクソシスト」「七人の侍」
「オーシャン・オブ・ファイヤー」「コールドマウンテン」
そしてそして「北の国から」までも…。あ、失礼いたしました^^;

それにしても謙さん、売れたからってそゆことしちゃダメでしょ!!
(って、映画だっちゅーに^^;)

この作品は…☆3.5
公式サイトはこちら


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4 コメント

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年下モノ? (とろにてぃ)
2005-02-08 00:22:50
小百合様+謙様=夫婦役

という設定、

黒木瞳お姉様も真っ青の年の差カップルではございませぬか?

(邪道な見方・・・)
返信する
北でも、 (sean)
2005-02-08 21:21:32
東京タワーしてたわけですね(爆)

なんちて^^;

でしょでしょ~?最初ちょっと凍ったんですよ。

小百合さまが「あなた。」と呼んだ瞬間に…えっ?(・_・;)

でもそんなことは気にならないくらい(気にしても仕方ない?か)小百合さまは輝いていましたよね~。

光子さまに続けっ!!でしょうか(爆)



でもちょっと羨ましかったり~^^;
返信する
ツッコミどころ多数! (chishi)
2005-02-16 12:51:20
なのですが、男が弱く女が強く

ものを作る人(この映画の場合は農民)は強く、消費するだけの人は弱いという図柄が

私は納得気分で楽しめました。

ツッコミどころも多いですが泣き所も多くて、顔、腫れまくりました(汗)
返信する
うんうん! (sean)
2005-02-16 21:03:47
ですね~!(爆)

いまや時代は…液晶アクオス!ぢゃなくて~

小百合さまのような強く美しい?ご婦人が握るように…



私も実は、なんだかんだ言って泣きました(T_T)

ちょっとやっぱ、あの仕打ちは…(汗)

謙さん、ヒドイわ、、、
返信する

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