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「Female フィーメイル 」

2005-05-23 | 過去に観た映画
こういう短編だらけのオムニバス映画って好きなんですよねぇ~♪
一粒で何通りもの楽しみ方が出来るっていうのがたまらない(爆)
しかも今回、あの『Jam Films』シリーズが、女流作家たちの
書き下ろしで公開される…というので楽しみにしていました。。。
一応「女性」がテーマになっていて、しかもエロチックな世界。
(なーんか最近こういうのばかり観ている気がしますけど…^^;)
それぞれの作家の持ち味X監督の世界観X女優達の熟演…って感じで
とても面白かったです。でもかなり変わってますけどねー(汗)

短編が5作品と、ダンスパートから成る構成。
ダンスパートの方は、有名プロデューサーが担当したみたいだけど、
あまり本編とは繋がりのない?パフォーマンスだった気がする^^;

「桃」…あの長谷キョンが主人公のOLを演じ、相手役が池内博之。
14歳だった主人公が当時の担任教師との淫靡な行為を回想する物語。
そこに桃を登場させることで、よりいやらしさが増した?感じですね^^;
注目は14歳の淳子を演じる野村恵里。不思議な色気がありました。

「太陽の見える場所まで」…これメッチャ面白い!!女3人のタクシー珍道中
なんだけど、セリフの一つ一つが絶妙。特に石井苗子と片桐はいりの
演技には年季が入りまくっていて(爆)最高♪…ヌーブラをしているのはぁ??

「夜の舌先」…一番記憶に残った作品ですね。主演が高岡早紀。そして、
なんでアンタが相手役?の近藤公園(爆)。ブッちぎりですごい映像です。
だって監督が松尾スズキ。よくやった!Xアンタっておバカ?の身体の
動きに注目して観てもらいたい(汗)ある意味、拍手もんの作品でした^^;

「女神のかかと」…これはよくあるお話ですね~。思春期の男の子が同級生の
母親に恋焦がれるお話。母親役に大塚寧々。こんな綺麗で色っぽいお母さん
だったら、憧れちゃうよねぇ…ってこれは大いに共感できる作品。

「玉虫」…女の色気と可愛らしさが同居している石田えり主演。
じじい(小林薫)と男(加瀬亮)の間で不思議な雰囲気を醸し出す玉虫みたいな女。
可笑しな描写も多いけれど、存在感ではダントツ!の役者揃いなので
一番映画らしい作品かな。

観終えて、
なんだかスゴく変わった作品を観ちゃったなぁ…という感じでした^^;
ある意味女性って、想像や感覚から入っていく部分が強いので(妄想系?)
もし男性が観たら、そういういやらしさに驚くかもしれないですね。。。

この作品は…☆4.0(あっぱれ女優魂!)
公式サイトはこちら




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