気ままに ヨリミチ しましょ♪

ファインダーの代わりに 深呼吸をしたら
小さな感動に出逢うかも・・・・

祝い桜

2017-04-10 | 華の詩

今年も出逢えた
淡い花びらを そこかしこにちりばめ
春の寝ぼけた薄雲にも負けず
その花びらは 揺らいでいた

満開になるまでは散らぬ

桜には 
そんな芯の強さが 隠れてる
文字の中の「女」が 
そうさせてるのかも知れない

菖蒲もそう

先に咲いた花の下に
出番待ちの花が居る
菖蒲は二度咲くのだ

人はそれぞれ
歩んだ道を
時折振り返ることがある

良かったとか
悪かったとか
そんな言葉では まとめられぬほど
いくつもの場面を残してきた

ただ
振り返ったこの「今」があるのは
歩んできた道があったればこそ

桜の花が散らない懸命さで
満開を彩るのも
菖蒲が次の花に託すのも
いづれも 時を知ってのこと

振り返って見えたものは
きっと
今がしあわせだと
気づかせてくれたこと

ならば
ここからスタートライン
さあ
その一歩を