大声で お腹を抱えて あっはっは
黄門さまも かっ かっ かっ
カミナリさまも どんどこどん
笑う門には福来たる
笑うあなたに 幸来たる
君の
宝石のような瞳は
ブルーサファイア
吸い込まれそうで
息を飲む
シャムネコは
シンプルで清楚な躰に
瞳のブルーが
神秘的
鮮やかな
シンの彩を背に
その瞳を向けて
君は
宇宙を語ってるようにさえ
思えてくる
宝石は
無色の鉱物に
不純物の元素が
微量に取り込まれ
鮮やかな発色をするらしい
不純物・・・
響きは悪いけど
この
ブルーサファイアには
理屈抜きで
引き込まれてしまう
地球の青は
この瞳の中に
閉じ込められてるように
僕が電車を乗り換えたのは
決して
君とは関係ないよ
ずっとこのまま
走って行くものだと思ってた
ずっとこのまま
乗ってていいように思ってた
冬が
少しづつ色を取り戻し
空が
少し青くなったのは
冬がもうすぐ終わるのを
皆が感じてること
海が
遠くまで見えてきて
鳥が
嬉しそうに鳴いたのは
春がそこまで来てるのだと
皆が教えてくれてること
なんとなく
ただ なんとなくなんだ
ちょうど
季節の交わる このホームに
ほんの少しだけ
よりみちしてみたくなった
次の電車に乗るからさ
今少し
このホームで
居させてくれるかな
ペンギンは
ほんとに
飛びたいのだろうか
飛べないペンギンではなく
飛ばないペンギンなのかも
飛べないから泳ぐのか
泳ぎたいからなのか
鳥だから
飛んで当たり前
そう決めてるのは
きっと
ペンギンの方ではないと思う
鳥でなくても
飛べるものたちもいっぱい居る
鳥だから
飛んで当たり前
そう決めてるのは
やっぱり
ペンギンの方ではないと思う
だから
飛べないペンギンではなく
飛ばないペンギンなのかもなぁ
「もうひとつ・・・」
ぼくは 君のココロが開いた時に
さりげなく 付け加えた
ほんとは
一番言いたかったこと
ほんとは
ずっと言えなかったこと
やっと君が笑ったから
ぼくは 君のココロに飛び込むよ
君の笑顔の目の奥に
ちょっと震えた僕がいた
そして
風が 凪いだ
「あのね・・・」