
拝啓
いかがお過ごしでしょうか。
この頃なぜかあなたのことばかり思い出されます。
あの時のあなたの笑顔。とても素敵でした。
そして,
あなたには,かなわないなぁてのが本音でした。
でも,勉強であなたに追いつく体力が。
遠くから見ているだけで幸せでした。
あなたが気づきそうになると
慌てて目を逸らしていました。
とても大切な青春の思い出
敬具
だってさ,教室で,実力テストの結果をあなたたちが話してる横を通った時。何気なく言った
「結果どうだった。見せてよ」
「良いわよ。あなたが見せてくれるなら」
「良いよ,見せてあげるよ」
「はい」
見ると,げっ!!!!。俺よりずっと上やんか。
「やめた。見せるの」
周りの女の子が,
「ずるい。ずるい。男らしくない」
仕方なく見せました。
渡したのを,確認すると。表情も変えずに返してくれました。すぐに練習に行ったので,後の話はしませんでした。次の日からも,以前と何も変わらず,いつもの日常が。
私,一番後ろの窓際の席。(だって,そこが一番目立たないと思ってたから)そこから,最前列のあなたの姿を見ていました。授業中は,あなたが後ろを見るときは,絶対ないので安心してみていました。
学力は,自信がなかったけど。体力は自信が。これでは,あなたとの釣り合いが。だから,見ているだけ。
でも自信のある体力も,練習で使い切ってしまうのが常でした。家に帰って,教科書を開く気力は,まるでありませんでした。ただ,飯食って寝るだけ。
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