White dayのおこぼれ(多分、買いにいったついでのお裾分け)?か、なんだか今日はいっぱいお菓子をもらってしまいました(笑)。先週はチョコレートをいっぱいもらい、最近はお菓子三昧です・・ありがたいけど、全部食べたら・・・・・・考えたくない^^;。気をつけよう、甘い言葉と甘い菓子(笑)。
今月唯一の観劇・・と言いつつ、ホロヴィッツとキャラメル ハーフタイムシアター×2本を立て続けに行ってきました。3本も観てれば唯一じゃないだろう、というお約束のツッコミは、これまたお約束のスルーでお願いします(笑)。
ホロヴィッツは、三谷作品得意の”居間で繰り広げられる人間模様”を映した舞台で、4人の芸達者にBGMはピアノの生演奏という贅沢な時間を過ごしてきました。天才特有の拘りを持つホロヴィッツの気難しさとユーモアを段田さんが絶妙の間で演じ、その連れ合いとしての夫人の個性を高泉さんが時としてホロヴィッツより面倒な人として面白く見せていました^^。一方の職人(調律師)一家の渡辺謙・和久井夫婦は、普通の一般家庭・・でもおかしいくらいうまく対応されていて、そこは見所でした。一番は和久井@エリザベスに共感(笑)。和久井さん、以前に別の舞台で観たときも思ったんですが、かわいいけどかわいすぎない。なんとなく共感しやすい・・というところで、かなり私には好感度の高い女優さんです。結構好き。渡辺謙は、相変わらずカッコ良かったな(笑)、と思いますが、力量が張った舞台の中だったので、特出した感じもなく・・というか、誰も特出してないのにそれぞれが面白いということで、舞台レベルの高さを感じました。
実は、ピアノ演奏はあまり聴かないので、噂ばかりでホロヴィッツの演奏(CD)を聴いたことがないんですよね。気難しく面白く迷惑な(あくまでも風評による私の捉え方の問題です)、それでも愛すべきじいさん(←こらっ)だったっぽいので、CDを借りるなりして一度聴いてみようかな^^。
あぁ、そうそう。この日は、何人か役者の方々が来てたようです。一番後ろの席だったんで、誰が来ているという確認はしなかったんですが、多分八嶋さんとかそこらへんかと思います。あとは、遠目でも目立つ小澤征爾さんが来ていたのだけは気づきました。一瞬なんで?と思いましたがベルリンフィル繋がりですよね。お元気になられたようで、良かったです^^♪
キャラメル ハーフタイムシアターは、藤沢周平原作の時代劇2本。海坂藩(だよね?)の短編シリーズは好きだったので、かなり楽しみにしていきました^^♪砑返しは、映画の「武士の一分」です(私は見てないんですが^^;)。あとは隠し剣鬼の爪。どちらも藤沢周平の世界が濃い話なので、さてどんなになるかなぁ?と思っていましたが、いい意味でハーフタイムだからこそのシンプルな創りと緊張感で楽しめました。
しかし、気がつけば菅野さんの沖田総司を観てから、10数年来この劇団を観続けてるのね・・と、妙に感慨に浸ってしまった舞台でもありました。新人の頃、ぴよぴよくんと呼んでいた(別に揶揄の意味ではなく、単純に初々しいの意味で)、畑中くんの成長っぷりの著しいこと。既に劇団の主役を張ってる中堅だから、当たり前っちゃ当たり前なんですが(笑)。小多田くんも初舞台のときは表情がガチガチで・・なのが、老け役までできる役者さんになっちゃって・・とか(笑)。なんだか思い出がいっぱい。
でも坂口さんの安定感は変わんないな。岡達さんは、若者からクセモノ・・違う、老け役まで本当に中心にいる役者さんなんだなぁ・・と思ったし。
そして菅野さん・・あははははっ(笑)・・って、うっかり大笑いしましたが、おじいちゃーん♪でした(笑)。いいなぁ、執事とか、小者とか合いますね。この辺りの役のときは、本当にゼンマイ仕掛けに見えるのが嬉しい(ぇ?)。いやいや。もう、徳平じっちゃん大好きです(笑)。なんか笑えるのに泣けるんだよな、この方。殺陣がなかったのは残念だったけどね。砑返しのラスト場面は本当に小説の清々しさと劇団のほのぼのさがいい具合に混ざっていて、いい幕引きになっていました。やっぱり好きなんだなぁ^^。
ちなみに殺陣の見応えは、「鬼の爪」でした。っつか、左東くんの狭間は良かった!対する畑中くんもね、いつもより低めのトーンが時代劇でした。これは全体的に時代劇の発声にしているな、と思ったんですが、特に畑中くんの発声がいつもの優しい感じじゃなかったので余計に「おぉ!」と思えたので。
細かくここがこう、という感想より、ざっくり雰囲気で楽しめる作品でした(もちろん、細かく創られてるからこそ、俯瞰してざっくり観られるんです)。
さて、今年はあと何回キャラメル舞台を観るのかな?次回作は日程的にかなり厳しいんだけど、観られたら行きたいとは思ってます。
今月は、あとは言魂だけだったかな?
そして、来月は、いよいよ歌舞伎座の杮落とし!いろんなことがありましたが、素敵な幕明けになることを期待しています。
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〔砑返し:CAST〕
片桐宗蔵:畑中智行
きえ:実川貴美子
狭間弥市郎:左東広之
狭間結女:岡内美喜子
堀直弥:安部丈二
首藤才助:多田直人
尾方久万喜:小多田直樹
小野治兵衛:岡田達也
大蔵:菅野良一
高畠:筒井俊作
戸沢:鍛冶本大樹
〔鬼の爪:CAST〕
三村新之丞:大内厚雄
三村加世:温井摩耶
島村藤弥:三浦剛
山崎以寧:坂口理恵
山崎兵太:筒井俊作
徳平:菅野良一
草薙崗助:鍛冶本大樹
小野治兵衛:岡田達也
大江:阿部丈二
遊佐:多田直人
鮭川:小多田直樹
今月唯一の観劇・・と言いつつ、ホロヴィッツとキャラメル ハーフタイムシアター×2本を立て続けに行ってきました。3本も観てれば唯一じゃないだろう、というお約束のツッコミは、これまたお約束のスルーでお願いします(笑)。
ホロヴィッツは、三谷作品得意の”居間で繰り広げられる人間模様”を映した舞台で、4人の芸達者にBGMはピアノの生演奏という贅沢な時間を過ごしてきました。天才特有の拘りを持つホロヴィッツの気難しさとユーモアを段田さんが絶妙の間で演じ、その連れ合いとしての夫人の個性を高泉さんが時としてホロヴィッツより面倒な人として面白く見せていました^^。一方の職人(調律師)一家の渡辺謙・和久井夫婦は、普通の一般家庭・・でもおかしいくらいうまく対応されていて、そこは見所でした。一番は和久井@エリザベスに共感(笑)。和久井さん、以前に別の舞台で観たときも思ったんですが、かわいいけどかわいすぎない。なんとなく共感しやすい・・というところで、かなり私には好感度の高い女優さんです。結構好き。渡辺謙は、相変わらずカッコ良かったな(笑)、と思いますが、力量が張った舞台の中だったので、特出した感じもなく・・というか、誰も特出してないのにそれぞれが面白いということで、舞台レベルの高さを感じました。
実は、ピアノ演奏はあまり聴かないので、噂ばかりでホロヴィッツの演奏(CD)を聴いたことがないんですよね。気難しく面白く迷惑な(あくまでも風評による私の捉え方の問題です)、それでも愛すべきじいさん(←こらっ)だったっぽいので、CDを借りるなりして一度聴いてみようかな^^。
あぁ、そうそう。この日は、何人か役者の方々が来てたようです。一番後ろの席だったんで、誰が来ているという確認はしなかったんですが、多分八嶋さんとかそこらへんかと思います。あとは、遠目でも目立つ小澤征爾さんが来ていたのだけは気づきました。一瞬なんで?と思いましたがベルリンフィル繋がりですよね。お元気になられたようで、良かったです^^♪
キャラメル ハーフタイムシアターは、藤沢周平原作の時代劇2本。海坂藩(だよね?)の短編シリーズは好きだったので、かなり楽しみにしていきました^^♪砑返しは、映画の「武士の一分」です(私は見てないんですが^^;)。あとは隠し剣鬼の爪。どちらも藤沢周平の世界が濃い話なので、さてどんなになるかなぁ?と思っていましたが、いい意味でハーフタイムだからこそのシンプルな創りと緊張感で楽しめました。
しかし、気がつけば菅野さんの沖田総司を観てから、10数年来この劇団を観続けてるのね・・と、妙に感慨に浸ってしまった舞台でもありました。新人の頃、ぴよぴよくんと呼んでいた(別に揶揄の意味ではなく、単純に初々しいの意味で)、畑中くんの成長っぷりの著しいこと。既に劇団の主役を張ってる中堅だから、当たり前っちゃ当たり前なんですが(笑)。小多田くんも初舞台のときは表情がガチガチで・・なのが、老け役までできる役者さんになっちゃって・・とか(笑)。なんだか思い出がいっぱい。
でも坂口さんの安定感は変わんないな。岡達さんは、若者からクセモノ・・違う、老け役まで本当に中心にいる役者さんなんだなぁ・・と思ったし。
そして菅野さん・・あははははっ(笑)・・って、うっかり大笑いしましたが、おじいちゃーん♪でした(笑)。いいなぁ、執事とか、小者とか合いますね。この辺りの役のときは、本当にゼンマイ仕掛けに見えるのが嬉しい(ぇ?)。いやいや。もう、徳平じっちゃん大好きです(笑)。なんか笑えるのに泣けるんだよな、この方。殺陣がなかったのは残念だったけどね。砑返しのラスト場面は本当に小説の清々しさと劇団のほのぼのさがいい具合に混ざっていて、いい幕引きになっていました。やっぱり好きなんだなぁ^^。
ちなみに殺陣の見応えは、「鬼の爪」でした。っつか、左東くんの狭間は良かった!対する畑中くんもね、いつもより低めのトーンが時代劇でした。これは全体的に時代劇の発声にしているな、と思ったんですが、特に畑中くんの発声がいつもの優しい感じじゃなかったので余計に「おぉ!」と思えたので。
細かくここがこう、という感想より、ざっくり雰囲気で楽しめる作品でした(もちろん、細かく創られてるからこそ、俯瞰してざっくり観られるんです)。
さて、今年はあと何回キャラメル舞台を観るのかな?次回作は日程的にかなり厳しいんだけど、観られたら行きたいとは思ってます。
今月は、あとは言魂だけだったかな?
そして、来月は、いよいよ歌舞伎座の杮落とし!いろんなことがありましたが、素敵な幕明けになることを期待しています。
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〔砑返し:CAST〕
片桐宗蔵:畑中智行
きえ:実川貴美子
狭間弥市郎:左東広之
狭間結女:岡内美喜子
堀直弥:安部丈二
首藤才助:多田直人
尾方久万喜:小多田直樹
小野治兵衛:岡田達也
大蔵:菅野良一
高畠:筒井俊作
戸沢:鍛冶本大樹
〔鬼の爪:CAST〕
三村新之丞:大内厚雄
三村加世:温井摩耶
島村藤弥:三浦剛
山崎以寧:坂口理恵
山崎兵太:筒井俊作
徳平:菅野良一
草薙崗助:鍛冶本大樹
小野治兵衛:岡田達也
大江:阿部丈二
遊佐:多田直人
鮭川:小多田直樹