『ぽけっとに ビー玉』

「なんちゃって観劇メモ」☆ From茶花

ウーマン・イン・ホワイト(My初日)

2007-11-22 | 観劇雑記:05-12年
友人に頼まれて取ったチケットなのに、自分で行くことになるとは・・・(^^;)。
・・・というわけで、遅ればせながら『ウーマン・イン・ホワイト』に行ってきました。今週末のB席観劇がMy初日の予定だったんですけどね。禅さん出演だから、縁があるのかしら(図々しい)。
しかし、渋谷・夜公演はキツイ。ただでさえキツイのに、トークイベントまでありました。イベント日程を覚えてなかったので貼り紙を見てびっくりです。なんですとーっ?!・・調べた電車の時間が全然役に立たないじゃん。ホリプロのばかっ(八つ当たり)!諦めて帰ろうかと思ったんですが、諦めきれずに係りの方に終了時間を訊いたところ「22時を予定してます」とのこと。22時なら、なんとか・・・幸い通路横の席だし、ジャストに抜ければ大丈夫かも・・往生際がものすごく悪いです(笑)。結局最後まではいられませんでしたが、気分的には満足。
トークイベントの内容は、ネタバレがあったのでまた今度(覚えていられたら・・)。

今回は久しぶりの眼鏡観劇でした(オペラグラスもなし)。
目が痛くてコンタクトができなかったのです。泣ける。眼鏡は矯正視力が0.5なのです。青山の2階って舞台が遠い・・・(T-T)。これでS席はないと思う(ぶつぶつ)・・・そんなわけで、全体は観られたけど、詳細はよく見えないという観劇になりました。
そんなせいなのか、昨日友人に感想をメールしたら、「なんかいつもより視点も役者感想も甘いね」と返ってきてちょこっと凹みました(嘘)。感想はともかく、視点って(笑)・・・そんな感じで、いつもに輪をかけてあまあまだそうです(笑)。

舞台は思っていたより面白かったです。大笑い(ぇ?)・・感想、間違ってますね(笑)。あ、感動的な場面もありましたよ(^-^)。
噂に聞いていた、WE版・BW版(オリジナル演出)に使われた映像効果がないっていうのが嬉しい。映像は便利なのかも知れませんが、個人的に舞台装置としてはどうも好きになれないんです。過去に何度か映像演出を見たけど、いいと思えるものはほとんどなかったせいもあるかも・・というわけで、日本版初演の舞台演出は、私としては落ち着けました。
それにしても場面転換が多い舞台だ・・・裏方さんも役者さんも大変だろうなぁ。
ちなみに物語も思っていたより簡単でした。謎解きとしては簡単すぎたかも(笑)。
オリジナル演出ではストーリーもあちこちに飛びすぎてこんがらがってしまっていたモノを、日本版は分かりやすく一本化したそうです(イベントトークより)。多分、分かりやすく一本化されたことで、無理やり(?)分かり難くされてた部分が「実はこんなに簡単なストーリーなんだけどね、てへっ」みたいな感じで表面に出てきたのではないかと思うのですが(笑)。言ってみれば、クリスティ風な作品を内田康夫風にまとめてしまった感じ(笑)?でも2時間あまりの上演時間なら、それでいいと思います。分からないまま終わるよりストンと落ちてくれるほうが面白い。謎は謎としてちゃんと残ってますから。原作とかなり違うという話を聞いたので、気が向いたら原作も読んでみようかな・・と思ってます。しかし3冊もあるのか・・時間がないかも(^^;)。
楽曲は、ウェッバーらしく台詞に抑揚をつけてる旋律。しかし、この音程、かなり難しいんじゃ・・・。つらっと歌えている人も多いけど、かなり苦労してるのね・・と思う人もいました。特に誰とは言いませんが(見ればわかりますし)。笑。
曲は聴いてみてのお楽しみで。地味なんだけど、妙に覚えているところがウェッバー魔術なんだろうな(笑)。どっかで聴いたようなメロディラインもありましたし、曲に持たせた意味とか舞台イメージとか考えるのは楽しそうかも♪

えーと。キャスト感想は、また次回観劇時に改めて(私が書くとネタバレになりそうなので)。

ところで、今回の観劇。禅@パーシヴァル卿と別所@ウォルター青年の格闘で笑いをこらえてたら、腹筋が筋肉痛になりました・・・なんてこったい(T-T)。

今井清隆 3rdCD発売記念コンサート、なんちゃって感想(笑)。

2007-11-15 | 観劇雑記:05-12年
風邪のせいで左耳がほぼ聞こえない状態での「今井さんCD発売記念コンサート」出没。
友人知人に「根性だね」と呆れられましたが、だって行きたかったんだもん・・・。
咳が出ないように咳止めだけは飲んで、ハンカチは大判で(笑)。人様に迷惑をかけないようにしたつもりですが・・トークの途中でカフカフいってしまいました。声を殺したから許してください(><)・・隣席の友人は、私が笑いすぎて苦しんでるんだと思ったらしい・・違うよ(^^;)。ちなみに根性で歌の最中は咳を止めました(笑)。酸欠起こすかと思いました(嘘です)。笑。


第1部は、芝居仕立てで展開していきました。
役者を辞めようとする今井さんに「希望=天使:SINGOちゃん」と「失望=悪魔:高島みほさん」がチャチャを入れるというか、心の声に呼応するというか。心の声は今井さん本人だったり、求さんだったり。あと手紙の声としてBradさんが登場したり。展開の強引さにツッコミが入りつつも、なかなか興味深いお話でした。好きなことを仕事にしていても(しているからこそ)あるんだろうな、そんなときが・・という感じで。
しかし一部分を除いて、天使も悪魔も人格(?)があまり変わらん・・と思ったのは私だけ(笑)?さすが今井さんに憑いている悪魔だけあって人が好い設定なのかな(ぇ?)。
その天使@SINGOちゃんと悪魔@高島さんは、コーラスも担当。これが、とっても良かったです(^^)。
元々SINGOちゃんはアカペラ出身なので、音程とハモリは抜群なんですが、高島さんがここまでとは知りませんでした・・っていうか、上手くなった!と思いました。いやぁ・・やっぱり実力派若手って言われるだけありますね♪コーラスがキレイにはもるとそれだけで嬉しいです。
CDの収録曲のお披露目かなぁ・・と思ってましたが、『掌』とか『STARS』とか、懐かしい曲が・・。
うわー・・やっぱり、日本語の『STARS』がいいです(英語で今井さんが歌っているCDは持っていますが)!確かに優しそうなジャベールではありますが、それでもやっぱりベテランの貫禄というか自信がついた歌という感じがあって、ちょっと嬉しかったのでした。
お芝居構成のラストは、かつての旧友で、現在はBWで活躍しているBrad氏からの手紙をもらい、その言葉に昔の自分の想いや夢を思い起こして、迷いを断ち切って歌う、『見果てぬ夢』。
さすがに思いいれのある曲だけあって、力強いです。
「すごかったね」と休憩時間に抹茶ンに声をかけようと思ったら、隣で目をキラキラさせて感動してる姿がありました(笑)。いやぁ、素直っていいなぁ♪

第2部は、オペラ座の怪人のJAZZアレンジの演奏(バンドのみ)から。
えーと・・反論はあると思いますが、オペラ座の怪人ってJAZZ調にするとルパン三世のテーマみたいな感じになるんですね(笑)?SAXの音が響き渡るメロディラインでは、特にそんな風に聞こえて、なんだかおかしかったのでした。
そんなJAZZアレンジが落ち着いて、流れはじめたミュージカル調の『MUSIC OF THE NIGHT』。
英語で歌いながら出てきた方は、今井さんより一回り大きな外人さん・・・誰??・・・実は、告知にもチラシにも書いてあったらしいんですが、そんなの全然知らなくて、随分と雰囲気のあるミュージカル俳優さんだなぁ(さすがに歌い方でミュージカル俳優だというのは気づいた)・・・と思ったら、ブロードウェイの第一線で活躍されている方だというじゃないですか。感嘆というか納得。
音域は似てるようですが、今井さんの喉に篭った太い声に対して、Brad氏の声はスコンと抜けてクリアに響きます。喩えるなら、ウィンナ・チューバとバス・チューバ(バストロとテナーでもいいけど)の違いって感じ?・・・多分、分かり難いですね(笑)。Brad氏は、大きいんだけど太っているという印象でもなく(今井さんは丸くなったと思う。12月までに10kg痩せるって宣言してたと聞きましたが・・・ダメじゃん!隣でファン(抹茶ン)が泣いてました(笑))、体全体が楽器なんだな~・・という印象でした。
「夜の調べの中に♪」の部分をBrad氏が日本語、今井さんが英語で歌う(他は2人とも英語で歌っていました)というパフォーマンスを入れて、1曲目終了。今井さんが嬉しそう(^^)。
なんでも2人は20年前にTDLで一緒に働いていた仲間なんだそうです(Brad氏は歌、今井さんはダンス)。そして、丁度20年前の11/5にBradさんはアメリカに帰国。そのときに「お互いに、いつかミュージカルの舞台に立とうね」という約束をしたんだとか(ここら辺の詳しい(?)話は、ConcertBLOGに載ってます)。
「11/5だったんだー」と、感慨深げな様子で言ったあと、「・・・実は、今日、私の誕生日でもあるんですよ」とちょっと照れた様子で皆に言う今井さん。いや、みんな知ってると思いますよ(笑)と思ったら、Brad氏が「Really?」と驚いてました・・・知らないわけないくせに~!と心の中で何人がツッコミを入れたのかなぁ(笑)。少なくとも私は入れました(笑)。ちなみに、11/5はBrad氏のお母様も誕生日なんだそうです。なんだかめでたい日なのね~(^^)♪
ここでBrad氏が出演した舞台の話がちょっと入り(ちなみに会話は全部英語。今井さんが通訳してくれましたが、Bradさんは舞台俳優だけあって聴き取りやすい発音で話してくれていたので、英語が苦手な私でもなんとなーく内容わかりました。簡単な英語で話してくれていたみたいだし)、それを受けてBrad氏がちょっとジャベールを歌ってみようか・・と、いきなり『Valjean, at last,We see each other plain!』(対決)を歌いだしました。おぉっ!と会場で感嘆の声があがり、次のバルジャン部を今井さんが日本語で歌ったとたん、笑いがおきました・・だって、今井さんってば、音がずれてるんだもん(笑)。
ワンフレーズで笑いをとったところで(ぇ?)、今井さんに「違うだろ」とかなんとか言うBradさん。それを聞いて、「あーっ!段取り間違えたぁ」と言い出す今井さん・・ですが、これ、絶対に仕込みでしょう(笑)。いくらなんでも流れが唐突すぎます。でも会場は「今井さんったら~」という温かい笑いに包まれてました(あれ?)。うーん・・今井さんって、イメージがそういうキャラなんですよね(ぇ?)。笑。
いや、でもあれは絶対に予定通りの進行だと思います。誰か11/6に見た方いないかなぁ・・同じことをやってるはずなんですが(←完全に私の思い込み)。
トークから歌に戻したところで、二人のファントムによる『POINT OF NO RETURN』・・・クリスティーヌ逃亡中Ver.です(笑)。
クリスティーヌがいなくて大丈夫なの?と思いましたが、さすがに聞かせてくれます。すごいな。
感想というより、2人の歌に「うわわわわ、すごいなー・・・・」とひたすら感動してました。違う言語で歌ってるのに、なんでこんなに響くんだ?・・・面白い。とにかくただただ圧倒されました。いや、これはもう一回聴きたい!そして、BWに行ってBradさんのファントムも観たいです(今井ファントムは、もう観られないからね)。
さすがに2100回以上、ファントムを演っている人の演技ってすごい・・と思いました。だって、曲が流れた途端に目が変わり、空気が変わりましたから。すごいなぁ・・Brad氏がファントムを演っているCDって出てないのかなぁ。BW盤のCDは苦手なんですが(録音が軽く聞こえるので)、この方のモノであれば欲しいな・・と思いました。いい低音です♪
この曲が終わって、2曲ほどBrad氏のソロ・・こっちもすごいなぁ・・と思いましたが、やっぱりファントムには及ばない(私見)。歌じゃないよ、あれ。立派に台詞です・・・はぁ。
しかし『GETHSEMANE』では神様を脅しているような(⇒表現間違い)迫力があり、『THIS IS THE MOMENT』では、これから起こる出来事を不安よりも成果への期待が見えるような歌い方で、本当に素晴らしかったです。
この曲を袖で聴いていた今井さんが、次の曲を歌う前に「・・・帰りたい」と呟いてましたが・・・いや、今井さんも列記としたプロですから!なんでそんなに時々自信がなさそうになるんだか(^^;)。でもそんな今井さんって妙にかわいい・・と思うのは、やっぱりファンだからでしょうか(笑)?
今井さんの2部・ソロ第一曲目は『I AM WHAT I AM』・・・こんなに迫力(?)のある、この曲は初めて聴きました(笑)。脅してどうする(感想間違い)・・ってくらいの勢いが。でもやっぱりこの歌詞は好きです。どんな歌詞?と思った方は、今井さんの3rdCD【HEAVEN’S VOICE】に入っているので聴いてみてください(笑)←宣伝(笑)。今井さんがぼそっっと『売れると嬉しい・・・』と言っていたので(笑)。
B&Bから、懐かしの今井ビースト登場。うわっ!懐かしいっ!!・・B&Bは、たまたまなんですが、今井ガストンも今井ビーストも観ていたりします(今井ガストンの時のルフウは治ぱぱです(^^))。今井ビーストって、すごく優しかったんですよね。なんで野獣にされたのか分からない・・と思った記憶があります(笑)。ガストンは誰だっけな・・・野中さんだったかな?聴いていたら、またB&Bが観たくなりました。ディズニーアニメ(映画)はそんなに興味がないんですが、この舞台は結構好きなのです。でも広島には行かないですよ(笑)!
そしてConcertのラストは、「HEAVEN’S VOICE」(オリジナル曲)です。この曲、かなり耳に残ります。気になる方は、これも今井さんの3rdCD【HEAVEN’S VOICE】に入っているので聴いてみてください(笑)。
アンコールは2曲。何度聴いても今井さんが歌う『カフェソング』は、昔日の悔恨と哀惜の歌に聞こえてしまうんですが・・・・。だって、絶対に砦陥落から20年以上は経っているだろうってくらい、深いんだもん(^^;)。声に若さがないからかしら(暴言)。意味が違っていいのであれば、いい歌なんですけどね~!
ラストは『炎の中へ』。まだ日本での舞台化はされてないそうですが、今度宝塚で演るとか?そんなことを言っていました。
この曲、なんだか元気になる歌ですね。応援歌とは違うんでしょうけど、かなり気に入ってます(^^)。どんな曲か気になる方は・・・繰り返しなので、以下略(おいっ)。笑。

アンコールの前だったか、カフェソングのあとだったか。
求ちゃんが巨大なBirthday CAKEを持って登場してきました(^^)。それに合わせて、BGMにHappy Birthdayが流れ、客席からも合わせて、今井さんへの「おめでとうSONG」プレゼント♪
今井さんが、言葉が出なくなるくらい感動してました・・っていうか、感涙かな(*^-^*)♪
ありがとうの言葉を言いたいんだけどうまく言えなくて、あわあわしているトコロを求ちゃんに促されて慌ててろうそくの火を消して・・・今井さんだなぁ(笑)。なんだか本当に今井さんって・・・(笑)。
でも、いいコンサートでした♪無理して行って良かったです(^^)。

今井さん、ステキな50th-Birthday、おめでとうございました!!

今井清隆 CD発売記念コンサート『Heaven's Voice』(曲目UP)

2007-11-07 | 観劇雑記:05-12年
風邪が治らないまま、ヨタヨタと行ってきました、今井さんのコンサート。
でも行って良かった!!・・・風邪は悪化したけど(泣笑)。

感想は、後日書きます(本当です)が、とりあえず曲目のUPを。
もらったプログラムの「ACT2」の曲目がABC順で書かれていたため(なぜ?)、ACT2の曲順が間違っている可能性があるんですが・・・多分こんな順番でした。

しかし、なんかすごく濃いというか和やかな2時間でした(^^)。そんな話はまた後日で!

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■2007年11月5日(月)19:00~ ・・・今井さんの50歳のBirthday♪
■TOKYO FMホール /演出:安崎求

◆出演 : 今井清隆
◆コーラス: 高島みほ(悪魔)/SINGO(天使)
◆Special Guest : Brad Little

【ACT.1】(Story composition)
*序曲~ノートルダムの鐘 -「ノートルダムの鐘」
*僕の願い   -「ノートルダムの鐘」
*Something's Coming   -「ウエストサイド・ストーリー」
*Stars   -「レ・ミゼラブル」
*掌     -「風と共に去りぬ」
*Tragedy   -「サタデー・ナイト・フィーバー」
*見果てぬ夢   -「ラ・マンチャの男」

【ACT.2】
*MUSIC OF THE NIGHT(JAZZ Ver.)
*MUSIC OF THE NIGHT -By Kiyo & Mr.Brad
*POINT OF NO RETURN -By Kiyo & Mr.Brad
♪GETHSEMANE -By Mr.Brad 
♪THIS IS THE MOMENT -By Mr.Brad 
*I AM WHAT I AM
*IF I CAN'T LOVE HER
*HEAVEN’S VOICE

【Encore】
*カフェソング(弾き語り)
*炎の中へ

☆Surpris☆ Happy Birthday (Song) & Birthday CAKE

風邪引き観劇。

2007-11-05 | 観劇雑記:05-12年
晶ちゃん(福井くん)、鹿鳴館にトラップされたよ・・という話で、猫屋敷は荒川マンカス続投だそうです。
荒川さん贔屓の友人が、「酷使して壊さないで~っ!」とメールを送ってきました。
シジミ爺さん、役者を壊す気なんでしょうか・・・。
・・と、最近なぜか四季ファン情報(というほどのモノではないですが)、満載です(笑)。
知人がマメにメールをくれるんですよね。行かないのに、本日キャストを知ってたりする自分がコワイわ(笑)。

土曜日は、風邪を治すために予定していたフィラデルフィア展行きを取りやめて、ひたすら寝てました。
が。治らない。用事のあるとき以外は、すごくおとなしく寝てるのになんでだーっっ(><)!!
まぁ、用事ではしゃぎすぎるのが敗因でしょうか(自覚あり)。
しかし体調がシーソーのようにギッタンバッコンいってるのもどうかと思います。早く治んないかな・・・。

市販薬(風邪薬)は、どの症状に合わせた薬も効かないので、鎮痛剤でごまかして日曜は観劇に行きました。
一緒に行ったYちゃんには呆れられましたが(本気で呆れられてションボリだ)、本人必死だったんだが(^^;)。
観に行ったのは、『蜘蛛女のキス』です。
前回のミュージカルを観た友人も、映画を見た友人も「重いけど、面白いよ」というので楽しみに。

感想は、面白かった!です。
カズさんが珍しくいっぱいいっぱいで、要らない緊張感をだしまくっていました(苦手な役ドコロなんだな・・というのがよく分かる)。が、それでも演りたいことは伝わってくるので、この緊張感が取れた頃にもう一回観たいなぁ・・という気分に。
しかしカズさんって、あんなに太かったっけ(^^;)?すごく細いイメージがあったんですが、なんか妙に○○肉がついているように見えたのは気のせいでしょうか(暴言)。大きな体を小さく丸めているあたりが、モリーナっぽいかも知れん・・モリーナは、ゲイだけど別に美しいって設定じゃないからいいんだろうなぁ(失言)・・と思う部分も。
・・・っていうかね。浦井ヴァレンティンが小さくて華奢なのがいけない(そうか?)
しかし、浦井ヴァレンティンは良い!すごい、すごい!!見るたびにいい役者になって行きますね。
素直だから吸収力があるうえに、自分を伸ばそうという勢いがあるんでしょうね。はっきりいって、今後の若手注目株です♪観ていて、成長が楽しみで仕方がない気分になりました(^^)。
パンフに「吼えながらも心の底で泣いている人間」とありましたが、読んで「あ、分かる。分かる。」と思いました。いきがって、体制に叛旗を翻しながらも底に孤独や恐怖が見えるような・・まだ完成形にはなってませんでしたが、方向性はすごくよく分かります。いいな、浦井くん。
しかし、せっかく息が合っている部分も多いお二人さん。もっとモリーナとヴァレンティンのバトルがあってもいいかなぁ・・という気がしました。なんだろう、前半から後半までペースが同じというか。ヴァレンティンの空気が和らぐきっかけが見えないというか。二人がもう一皮化けるのを観たいです。
そしてオーロラ(蜘蛛女)の朝海ひかるさん。うわわ・・すごい。背中の筋肉がキレイ(見るとこ間違い)。
元宝塚トップで、最近退団されたというのを聞いて、「チケットが全然取れなかったわけだよ!」と納得しました。すごいですね。なんだろう、空気が違う。私は宝塚は観たことがないんですが、見せ場ではこんな空気でもっていくんだろうなぁ・・・とか、口が開いてしまいました(笑)。
口が開いたといえば藤本くんにも(笑)。冷酷な刑務所所長なんですが・・妙にかっこつけているときがあって、なんだか妙に笑いが・・(失礼な)。いや、藤本くんはかっこいいんだけど、なんでか笑えるんです・・悪い意味では決してありません(あしからず)。
カズ・モリーナのママンがステキ、と思ったら、初風さんでした。やっぱりかー(納得)♪

現実と非現実が紙一重の場所で演じられるので、最初はとまどいましたが、こういう手法って面白いですね。
楽しみながら、途中「これでカズさんが踊れれば、こんな場面ももしかして・・」とか思ったのは内緒。
カズさんは踊れないからカズさんなんですよね(ぇ?)。笑。

暴言・失言のアラシのような気がしますが、微熱が続いて頭がおかしくなっているので、許してください(そんな言い訳ありなのか?)。ではー!

猫屋敷再び。

2007-11-04 | 観劇雑記:05-12年
友人からメールがありました。『荒川マンカス、観たくない?』
荒川さんの持ち役ってラム・タムなのに、マンカス?!・・・観たいっ!!
・・というわけで、見事にトラップされて行ってきました。1ヶ月ぶりのCATS(苦笑)。
なんで今年はこんなに四季にお金を落としているんだ(^^;)??
やっぱり友人の輪ってコワイですね(ぇ?)。ま、猫屋敷は好きだからいいけど。

ちなみに猫屋敷で私の一番贔屓の猫は、マンカストラップです。
「単なる進行役じゃん」と知人から揶揄されますが、別にいいの。進行役が好きなんだよん♪
そのマンカスに新役が就いたらやっぱり気になります。
そーいや、晶ちゃんマンカスは観てないのよね。出たら観たい。エジプトから抜けたそうなので、今年中に出そうで嫌なんですが・・来年でいいです、もう(苦笑)。そんなに暇もお金もないのよー!ちなみに、芝マンカスも観たい(行き始めると際限がなくなるので嫌な演目だ)。
ま、それはともかく、荒川マンカス。予想に違わず、爽やかなキャプテン風マンカスでした。なんか全体のチームワークが和やか。
荒川さん特有の丁寧な台詞遣いが耳を引きます。
「天上に昇る、ただ一匹の猫を選び出す」・・・なんか、すごくいいです。猫たちもうんうんと頷いてるし♪
しかもステップが軽やか。マンカスでこんなキレイなターン、滅多に見られません(笑)。でも今回は急な登板だったのか、かなり疲れている様子が・・大丈夫かな~・・・。友人によると、西門マンカスの体調不良で急遽登板になった・・らしいんですが(どっからそんな情報を拾ってくるんだか?)、準備不足だったんでしょうか。
荒川マンカスのリーダーっぷりは、かなり気に入ったので、ぜひまた登板して欲しいです。できれば、万全の体調のときにもう一回観たい。
しかし空気が変わるな、リーダー猫が違うと・・と思ったら、もう一匹いました。
知らないところで、阿久津さんがマンハッタン(西街)から戻ってきてました。はちゃめちゃラムタム(笑)。
一緒に行った知人の一人は、あまり阿久津さんが好きではないようなんですが、何があったのかいつも以上に弾けて暴走した阿久津ラムタムを観てヒトコト「これだけメチャメチャなら、もういいや(面白いという意味らしい)」と呟いてました(笑)。しかし、本当に暴れていた。暴れまわっていた(笑)。
西街ってそんなに縛りの多い舞台だったの?と聞きたくなるくらい、自由になった感がすごい阿久津ラムタムでした。動くたびになんか笑える(^^;)。
ロビーで女子高生が「あのツッパリ猫、ダンスうまくてカッコイイ」と言ってましたが、ダンスうまいか?いや、勢いはあるけど・・っつーか、勢いしかない(笑)。ガンと床を蹴ってバンと回ったら、1回転以上回ってました・・その回転は余分だろう?だけど、阿久津ラムタムだから、いいか・・と、なんかキャラ得を持ってる感じ(笑)。
よくよく見るとお疲れ猫があちこちにいましたが(西街に取られて、キャス変できないらしい)、それでもやっぱり猫屋敷は楽しかったです♪

と、ここで友人からメール。
「荒川マンカスが完成した頃に、もう一回行こうよ!」
しょうがないなぁ・・と書くつもりが、『OKだ!』と書いてるあたりで負けだな・・ふっ(笑)。