昨年の3月17日は、アルコールフラミンゴとして、ライブをやる予定だったのだけど、キャンセルしたのでした。 11日のあのときは、ライブに向けて相方の健太と練習しているときでした。
ライブをキャンセルし、エキセントリックな面白さなんて、こんなとき、なんて要らないのだろう、と虚しくなり、 もっといえば、アートの無力さを感じたな。
個性的な表現を楽しむことができるのは、受け取る人々の心にゆとりがある証拠だ。
あの頃は東京にいる人々は不安に包まれていて、私は近くにいるひとたちのためになんとか何かしたくて、4月1日に、たくさんの素敵な演奏家をお迎えして、キャンドルナイトを行いました。 お客様いっぱーい、来てくださった！
キャンドルの光と、電気を通さない演奏、歌。
あのときの瞬発力は、普段の私には出せないものだったし、たくさんの暖かい強力な協力によって、素晴らしい一夜になったのでした。 エネルギーが循環していくことを願って。
その頃には、少しずつ、東京には笑顔が増えてきていた。
今、お腹が痛くなるほど笑ったり、表現することに一生懸命向き合えていたり、本当に幸せな日々を過ごすことが出来ている。 これは、当たり前のことではないんだ、とつくづく思う。
直接被災地に行けない自分に不甲斐ない気持ちはあるけれど、出来ることを精いっぱい、そう思う気持ちは、昨年の今と同じです。 綺麗事みたいだけど、、
写真は、東北支援チャリティーCD、「ALIVE」。 この三月の公演をもって解散するパパ・タラフマラに関わるアーティストの方々が参加しています。 私も関口満紀枝さんにお誘いいただいて、“おひさま合笑団”、こどもたちの元気な歌声のお手伝いさせていただいています。 手売りしております、ご興味お有りの方は、ご一報ください！ 売り上げは、日本赤十字社に全額寄付させていただきます。2000yen、ちょっと面白い曲がいっぱい入ってます☆
