なるほど~~そうだったのかとか、やっぱりなぁとかで感動することもなく(作家さんに失礼ですね)
次なに読もうかなと、余韻に浸ることもありません。
正月前に図書館から借りてきた本です
始めて手にした作家さん
辻村深月
「東京會舘とわたし」
東京會舘、私はそんなキラキラした場所には行ったこともありません。
東京だって数えるくらいしか行ったことありません。
田舎で自分の工房に閉じ籠り
家族と仕事関係の人としか会わない生活してます。
全く縁のない場所の
本当にあった話と、もしかしたらあったかもしれない話が交差していて面白かったです。
四章のグッドモーニング、フィズは知らない世界でしたがワクワクしました。
東京會舘のコンソメスープで作ったカクテル呑んでみたいです。
八章のあの日の一夜に寄せては、平成23年3月11日のことで、私にも重なる思いがあり一番泣いたかもしれません。
大正12年から平成27年までの東京會舘と従業員の方々、お客様
ドラマがいっぱいあって当たり前ですよね。
もう一度読み返したいと思った本です。