仏前結婚

今週末は連続で結婚式がありました。
土曜日は、いとこで寺の跡継ぎの結婚式だった。
なので、仏前結婚式。
3月の別のいとこ（やっぱりお寺の跡継ぎ）の結婚式に引き続き、2回目の仏前結婚式でした。

仏前結婚では、指輪の交換ではなくて、じゅずの交換があります。
（もしかしたら指輪の交換もあったのかも。私がみていなかっただけで・・・）

日本人は、お葬式は仏教形式が多いと思う。
でも結婚式は、あんまり仏前結婚って聞かない。
おもしろいなー。

土曜日は朝早く起きて、お嫁さんが到着するのを親戚一同でお出迎え。
かさをさされたお嫁さんを先頭に行列が門から歩いてきます。
玄関にお嫁さんが到着した時、親戚一同頭を下げ、
「お待ちしておりました」
と。
おおー。そうか、お嫁さんってこういうことか、と妙に関心。
色内掛（だと思うんだけど、赤い着物）のお嫁さんが杯につがれたお酒を飲み、
（多分飲んでた。）その後、杯をガシャーンと割りました。

落としたのかと思ってヒヤヒヤしたけど、あれには、
「もう実家には戻りませんよー」
という意味があるらしいです。

その後、宝船や飾りのついたものをうけとり、お嫁さんは本堂の方へ消えていきました。

式では、教会での結婚式と同じように、誓いの言葉や歌などがあります。
そして、焼香。
お焼香って、お葬式のときにだけするのかと思っていました。
3仏を回ってお焼香したあと、杯を酌み交わし、親戚の紹介があります。
親戚の紹介になると、今まで儀式調だった口調が普通に戻って、
ちょっとほっとします。
その後退場。

1時間もかからないうちに終わって、しびれる足を（正座だからさ）もみつつ、
倒れないように気をつけて我々親戚一同も退場。
この日は観光客の人たちもなぜか見学していて、
倒れたらちょっとみっともないから気を遣いました。

式の後は、金沢に移動して披露宴。

袈裟姿の親戚が殆どで、見ていて壮観です。
前回いた、幼稚園児のお坊さんが今回はきていなくて
ちょっと残念だったけど（すごくかわいかったんだよ！）
楽しい結婚式でした。