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いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

秋を切り取る

2009年10月28日 | SO-Color

 
 朝の陽ざしを眺めました。
 台風のあとのすっきり澄んだ空気のなかに佇んでいます。朝晩の寒ささえ感じられるこの頃、この陽射しはもう秋そのものの光りを放っています。秋冷という表現にぴったりだと思います。

  
 

 夏には長く楽しませてくれたサルスベリの花。父母もこの樹を愛していました。
 
 ちちははの息する庭の百日紅(さるすべり) sayaka

 まだ父も母も健在で、でも何となく父が弱っているような…そんな時の私の句です。父は、その心を即座に察して、「息するというところが、良いね。」と、日頃は句に関してあまり褒めてはくれなかったのに、珍しくそう言ってくれましたので、特に覚えているのです。

 私はさらに花の名前「サルスベリ」を、「百日紅」と表記することに、普通の花が一日で凋むとすれば、百日も長く咲いてくれる(その花の塊状で咲くさまは、長く咲いているように見えるが、実際は次々新しくさいているだけなのだが…。)ことに、注目して“長く健在であれ”という想いを籠めていたのです。きっと父もそこのところまで、読み取っていてくれたと思っています。

 そのピンクの瀟洒な花も散って、丸いケース状に覆われた中に種をいっぱい詰め込んだ百日紅も、秋の最中に居ます。
 その向こうには、酔芙蓉の葉っぱが覆うように立ちふさがって…荒れた埴生の宿の庭です。
 
 
 綺麗です。ポインセチアが路地植えで咲いていました。秋のつぎは私の出番…と言っているようですね。
 まだ、秋なのよ、待って待って…と叫びながら、私は野の草花をちょっと飾ってみました。

 
 

 

 秋明菊
 洋酒山牛蒡
 烏瓜

 


’09 お芋掘り

2009年10月20日 | SO-Color

 例年のように、友達Takanashiさんが「お芋掘り」に呼んで下さった。その場所は、おゆみ野。
 そしていつものように、お芋掘りをする前に駅前のレストラン「MMAN」で集合、お昼をご一緒するコースとなっている。
 
 
 私たちの友達は、みんなお顔が見えるように、それなりに位置を動かして下さるのが、素晴らしいな、と思う。
 カメラのレンズが見える位置に自分が行かなければ、画面の中には映らないということを知らない人は居ないと思っていた。
 当たり前のことかも知れないと思っていたのに…二千和会のメンバーは遠慮深いのか?映らなくても…、いや、映りたくはない人も居たのかも知れない。
 (以下は愚痴です。)…であるかも知れないのだが、全メンバーが記念にと、写真を写しているのに、会報の表紙にしようとすると、少しお顔が欠けてしまったり…。ソフトを使って他の写真から持ってきて全員の姿を張り付けて皆がニコニコ、お揃いの図に整える面倒が、実はあるのだが、メンバーはご存知ないのかも知れない。
  
 上のお芋掘りの風景は’07年のもの。
 今年は、作業に熱中するあまり、掘っている場面は撮らなかったし。いろいろの場面を記録することを省略した。
 しかし、お芋(2種類でひとつは乾燥芋にするお芋もありました。)、枝豆、落花生、生姜、里芋、八つ頭などなど、15人分に山分け。
 クラス会とは銘打っていないけれど、クラス会のようなもの。こんなに集まるんだもの。そのお世話は畑の持ち主Takanashiさんと、来れそうな人に連絡してくださるIsokoさんが居て下さるからと感謝しています。
 
 気が揃って皆さんは素敵な笑顔。お食事のあと、畑に向かうが、Kanekoさんが先導して下さらないとその畑に行かれない。何となく“こんな道を行ったわ…”と思いながらも、一心に後を追って行かねばならないとあまり余裕が無いんだね。風景も道も覚えていない。 
   
 風景に特徴がないのか、一年間のブランクで再び訪れる頃には、忘れてしまっているのか?

 いつも、おゆみ野には必ずと言ってよいほど道に迷うジンクスがある。お友達を今年は3人、去年は1人、一昨年は3人をお乗せして走って来るのに…、道を忘れている。
 あまりに“迷う”ことをインプットしてしまい、迷わなければならないようになってしまった。
 仕方がないので、今回はナビゲーションを装置。でも、こちらが行きたい方の道を案内しないので、無視して走っていると、ナビは「ルートから外れました」。
 すると「新しいルートを案内します。」…ナビは“仕方ない人ね”と言うように、また、「あと700メートルで左に曲がります」と言う。何度か無視したが、今年はMisakoさんが助手席にいて、「あ、ここよ」と。彼女は2,3年のブランクがあるのに、ご主人の車でよくドライブされているので、「そうそう、この川を越えれば曲がって良いのよ。」 私も迷いも解けて、「千原線の高架を目指しましょう…」と、もう、ここへ来れば大丈夫!
  
 『山中幽人と帝釈す』という李白の詩を吟じられたKanekoさん。立派なものです。今は指導されていると言われていらした。
 風味のよい生姜…家に帰って洗い甘酢に漬けたり、生姜佃煮にしたり…。
   
 あ、忘れました。
 今回、落下生のもぎ取りや枝豆を枝から離す作業しながらおしゃべり…お芋を掘って一輪車で運んで…ほんの少しずついろいろな作業に手を出して、珍しい料理法なども聞いて…。
 さて家で料理しようかと準備中に、落花生を忘れたことに気づいた。掘り起こしたばかりの落花生は、塩を加えた水に殻ごと30分ほど茹でた後しばらくそのお湯につけておくと塩味が馴染んで美味しくなるのよ…なんて手ほどきをうけながらネ。
 戦利品のように、ご近所にお裾分けしながら…、ちょっぴり忘れた落下生が気になった。でも、良いわ! 以前、小中時代の友達にご馳走になったことがあったもの。私が多分茹でるよりも、友達が茹でたピーナッツの方が美味しいと思うもの…。

 


秋versionの“風”さん②

2009年10月14日 | SO-Color

 『秋versionの“風”さん①』で、もし、このブログを御覧になっているなら、私がカメラに収められなかった2つのシーンを寄せてください…と、思わずToyokoさんに、お願いしてしまいました。
 それを御覧になったToyokoさんが、添付ファイルで数々の写真を早速送って下さいました。



 以下は人形作家・Toyokoさんの、カメラ目線に依る写真たちです。
 改めてここにお礼申し上げます。

 
 これは、夜になって周りも暗くなりお月さまが如何にも、如何にも…のシーンとなりました。
  「中秋の名月」です。これは、夜を待って撮影したものです。ススキやオミナエシ、吾亦紅は本物を活けてみました。(by Toyoko)

 
   メインステージは「喫茶店」の風景です。
ペアルックの二人…、それを横目で盗み見している紳士の横には大きな楽器が…(アラ、大変! よそ見していたらコーヒーをこぼしてしまいました)、カウンターでコーヒーを淹れているマスターと、新聞を読みながら話すサラリーマン……。
 人生いろいろ、喫茶店の風景を描いてみました。(by Toyoko)

  
  お月見(お日様のある時間帯に)           喫茶店カウンター風景

 足を伸ばしているおばあさんの膝の上に、猫が丸くなっているのですが気がつかれましたでしょうか?

 私が膝が悪くて正座出来ないものですから、こんな姿勢でお月見させました。…が、正座よりも、寛いでいる空気が、表現されて返ってよかったかな…なんて思ったりしています。(by Toyoko)

 先日は猫の存在も見逃していて、わかりませんでした。(so)

 これは、もう一つのコーナーです。
 テーマは「秋深し、隣は何をする人ぞ…」として、纏められました。

 

  連れがまだ来ないのか、それとも店のマダム目当てで訪れた方か? ~右の黒いベストのお客様。
  しきりに、隣席の仲良しが気になっています。

 すなわち「秋深し…」となり、想いもさらに深くなってゆくようで……。

 

 

 

 先日この「風」にご来訪下さった方が、「こちらの作品には“間”があっていい。」って、感想をおっしゃって下さいました。

 座ってお酒を飲みながら、月の出を待つ間、焼き芋が焼けるまでの間、七五三に出かけるまでの着物を着つける間、喫茶店で誰かを待つ間…があると言うんです。

 「うーん、なるほど!」って、「考えてみるとそうだったわ。」って、思わず頷いてしまいました。作者が意図していないところを掴み取って下さることも、嬉しい限りです。

 たくさんの素敵なお話を伺えることが出来た一日に、改めて感謝でいっぱいです。
 「サンタクロースを信ずることが出来る子は、人を信じることが出来る人間になる。」
 私の好きな言葉の一つです。それではよろしくお願いします。  (by Toyoko)

 


秋versionの“風”さん①

2009年10月13日 | SO-Color

 またお邪魔しました!

 
 秋のバージョンに変わりました…というご案内を戴いてから、しばらく経ちました。
 Toyokoさんのギャラリーに、どうしても案内したい人が居りました。もう82歳になった叔母です。手芸・洋裁・和裁など手仕事が好きで、フランス人形も作っていました。私の孫に「七五三に着て頂戴ネ。」と、被布や晴れ着を作ってプレゼントされたことがあります。もちろん、何か書くことも好きです。婦人雑誌に原稿を応募して載ったこともあったと、かなり後で恥ずかしそうに打ち明けられたことがありましたっけ。
  
  
 ギャラリーで、その展示作品を感心しながら、その作者の心に感服して見入る今日お連れしたお客様です。そしてAkasaki Toyokoさんのお姿も。
 まだ、秋versionの作品群をご披露していませんでした。
 
 七五三参りの日のお召し替えのひとときを表現。7歳の子供の持つ千歳飴の袋に注目してください。そして帯上げの細かい絞りとサイズ、着物の模様や帯の的確なサイズにも舌を巻きます。


 
 落ち葉焚き   焼き芋が頃合いです。紅い火がチロチロ見えまして煙も立ち上がっています。演出の細かなこと!

 
  
 このシーンの微妙な心の動きみたいなところを、製作者のToyokoさんに伺って、その辺りをカメラで捉えようと写してはみたものの…かないませんでしたが、確かに doll’s actor と銘打っておられる意味が判ります。
 大きな旅行カバンを傍らに、ペアルックのカップル。その人たちを観察しているバイオリンの演奏家がコーヒーをすするのを忘れて、テーブルクロスがコーヒーで汚れても横目でそっと見ている。奥のカウンターでは楽しそうな語らいとBGMが流れているような、そんなカフェテラス。
 
 あれ!? そのシーンに熱をあげていたせいか、見逃しシーンが二つありました。
 ひとつは、お月見風景があったのに撮っていませんでした。それは歳を重ねたご夫婦が、窓の向こうに光っている満月を眺めているのです。お月見のおだんごと芒、吾亦紅、女郎花などを飾って月を愛でて居る風景。月はそのウサギに見えたおうとつが僅かに見えて、花たちは本物でした。
 もうひとつはいつもカウンターバーのコーナーでした。すみません。
 これを、もし御覧のToyokoさんにお願いします。
 添付ファイルでそのシーンを送って頂けないでしょうか? 前にご案内戴いた写真はあるには有るんですが、メールに貼りついていて、ここに再登場可能ではありませんでしたので…。

   
  何だかおしゃべりに花が咲きだして、こんなに後に引っ張り延ばすような、おいとましたくないような…、どんどん話の渦に巻き込まれるような、そんな話の展開になって来ました。

 前回も、そのまた前回もでした。不思議な魅力のToyokさんのお人柄。叔母も初めてお会いしたようじゃない、ホットなお人柄で、どんどんお話に彩りが増して行くって。 
 お人形とは打って変わって、お客様をおもてなす心得、エチケット教室でも開かれたら、断然良い導きもなさるんじゃないかしら?…なんて思えるほどです。きっと人生の蓄積、豊富な体験もおありだからだろうと思われました。
 本当に穏やかなそして濃いひとときが展開して、満足したことでした。

   
 

 


風雨

2009年10月07日 | SO-Color

大型の台風18号が本土を縦断しそうである。
台風18号は風も強く、雨も1日に1か月分も降っている所もあるそうだ。

 昨年の映像をもちだして見る。
 
子供の頃、私は必要以上に風が恐かった。(以前も話題に出した気がするが。)
一人で留守番などする時は、窓ガラスをカタカタ揺らす風が嫌だった。
関東地方に大きな被害をもたらした「ジェーン台風」の時だったと思う。
母屋から2,3メートルくらい離れた所にお風呂の小屋が建てられていた。
それが、台風の一吹き?で、飛ばされ壊れた。
まるで、「ぶーふーうー」のお話みたいに…。
その頃であったか?
「屋敷」と呼ばれていた友達の家は、裏の崖が崩れて家が埋まったとの話も聞いた。
家にお風呂を備えても税金を掛けようとする時代であった。

その時から風の恐さが身に沁みた。


 
そんな私を見て、父は「風」の歌を歌ってくれた。

クリスティナ・ロセッティ詞 西条八十訳詞
「風」
(だれ)が風
を 見たでしょう
(ぼく)
もあなたも 見やしない
けれど木(こ)の葉を 顫(ふる)
わせて
風は通りぬけてゆく

誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立(こだち)
が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく

男親の声なので細く優しく美しく…の声ではなかったけれど
気持ちの優しさは胸に沁み渡った。
まだ青々した麦畑に眼をやると、風の通って行く様を見ることができた。

それからは必要以上に恐いと思わなくなっていた。
もっとも今では風雨による被害は近隣辺りではあまり聞かれなくなっているが。
  
これも昨年の台風の時の写真。
会報「いちよう」を宅急便(メール便)で出そうと、
一刻もはやく皆さんのお手元に届くようにと、
クロネコヤマトの広尾にあるキー・ステイションまで運ぶために、
車を運転していた時のもの。

今写真を見ると、思いのほか激しく降っていたものだ。


あの頃は目標の期日までに、会報がなかなか出来なくて……、
焦ることもないのに自分の中での期日が、過ぎていることばかりが
気になっていたようだった。
全てに一生懸命だった気がしているが、今、現在は……?

たった1年で、こちらの思いが変わってきている。
作る側が考えているほどには 熱くはないらしいのだと思われたり、
会報到着が6時間や12時間の遅れも気にする人は
それほど居ないということを悟っている。

編集最中でも原稿が上がったと寄せて来て下さる方や
「まだ会報が届かない」と言ってくださる、
貴重な方を私は有難く思っているし、知っているのだ。

ちょっとお天気のせいで恨み節??
…ではないのですよ。
そういう貴重な存在を忘れてはならないと自重しているのです。


 


福祉フェスティバル(第13回)

2009年10月04日 | SO-Color

 
 SOの妹が指導するサークル「着物をリフォームしよう」の作品発表もある、福祉フェスティバルにお邪魔した。
  
 懐かしい?お友達しょっちゅう会っているけれど、こんな所でひょいと会ったなんて…!に、カメラを向けると、「まあまあ…、撮らないでよ!」なんて遠慮されたけれど「いいよね。協力してよ!」なんて無理やりカメラに納めてしまうなんて…。いつもの私に免じて大目にネ! お許しくださいませ。

 妹はこの展示のために追い込みをかけて制作に没頭するあまりに、突然、腱捷炎になってしまったという!…もうこの展示も13回を重ねている。

 
 
 よくやっていると思うし、着物、特に箪笥に眠っている絹のお召し物などを、今に活かして洋服に仕立てなおして着ようという試みには、また目のつけどころが良いと感心している。また妹のセンスが生きて、ちょっとしたアイディアが光りつつ、魅力的な装飾品にもなって小さな端布さえも捨てることなくパッチワークなど袋物にしたりしている。
 
  

 そして、私の昼の予定をこなすために後ろ髪をひかれる想いで帰路に向けて走る。…こんな想いがあるからか? 9時開始時には曇りではあったが、半日は持ちそうな空の気配だったのに、10時半にはバケツをひっくり返したような雨にも打たれて帰った。

 
 左折信号待ちのショットである。
  

 折角の中秋の名月を楽しめないのか?!…と案じていたが、午後から雨も小止みになり、夕方からなんとか名月も拝むことができた。



 7時頃玄関から見た月が綺麗だったので、家の中のカメラを取りに行ったほんのちょっとの間に、名月は叢雲むらくもに見え隠れして、とうとうこんな映像しか捉える事ができなかったが、8時過ぎには澄んだ空に輝くように綺麗に見えたと、娘からの報告を受けた。
 しかし、当の私はテレビ観賞やそのうちに眠くなってしまったので、再び雨戸を開けることはせず、眠りの床についてしまったが…。
 皆さんは御覧になれたでしょうか?


酔芙蓉

2009年09月30日 | SO-Color

 今酔芙蓉が美しく咲き揃っている。

 
秋明菊も、この時期の花!
 
  
花は良いよね!季節になれば綺麗に咲いてくれる。
私もこの時期を旬にしたいのだけれど、花と違ってにんげんは
この時期、あの時期、旬はとりどりだね。
私に背かないで、裏切らないで…と言っても、いつもいつも旬ではないから…。
     
どんな時期でも咲いている人は咲くが、果たして私は酔芙蓉や他の花のように
時期を裏切らないで咲いていてくれるのだろうか?
 期待しない方がいい。
人間はだんだん年を取っていくからね。
いやいや、
先日のトークショウで気に入った言葉を借りれば
「歳を重ねて素敵になる!」…だね。
現実は無理だけれど、気持ちだけは「そのこと」を忘れないで生きたいね。
 
新宿 TAKANOの特別ケーキで、誕生日を娘たちが祝ってくれた私の記念日…でした。
ありがとう! ますます、元気に行くわね。


トークショー in 立川

2009年09月27日 | SO-Color

 「石田純一のトークショーの招待券が来ましたよ。18時から始まる関係で翌朝に響くから私は出られないわ…お母さん出かけられますか?」 娘からの案内でした。
 二つ返事で「OK」のメールを出しました。誘ってくれた東京に近い娘の家まで車で行き、其処から電車で行けば、帰路の時間に幅が生まれるし、翌日の母の介護も何とか都合がつくし…と。
 また、もう一人の娘は東京も会場周辺に住んでいるし、お勤め先から駆けつければ何とか出られるというので、二人で参加しました。
 本音は、すみませんがトークよりも豪華な食事付きというところが魅力でした。
    
        
 知名度が高い“石田純一”です。会場では写真は撮らないでと禁止されましたので、インターネットから写真を拝借しました。
 マイクを持っているカットと頬杖をつく写真が、この日の服装や指輪、そしてDVDの表紙にあるエナメル靴などがよく似ているので、この写真を選んだのです。

 「おしゃれは“やせ我慢”の部分がある」と、トレードマークにもなっている「今日も靴下は履いていませんよ」と、ズボンの裾をあげてのサービスでした。
 ごく普通に見える白いワイシャツには絹のような光沢の刺繍が施されていました。その豪華なシャツを首の辺りのボタンを外して大振りな動作をされては、さりげなく胸の刺繍(前打ち合わせの両脇に7センチ幅程の刺繍)が見え隠れさせて、何ともおしゃれで恰好良さが光っていました。
 
 ここは立川駅周辺。会場へ行くまでのケヤキの並木が、ある種の雰囲気を見せていました。 
  
 立川駅北口の風景と立川グランドホテル。今日は4Fの「カルロ」で。受付で、前列真ん中の「Bテーブル」と案内があり、食事券と何やら抽選券の番号札を戴きました。
 
  
 女性は多かったのですが、男性も2割くらい参加。100余名は集まっています。
  
 マイクに凄く良く乗る声の持ち主は司会の女性。テレビのスポーツ番組、●?のレギュラー…などを4,5本を受け持っているとのこと。このスポットは、はじまったところで、まだ石田純一は登場していない時のもの。
 会場ではカメラ撮影は禁止だと司会が告げていましたので、致し方なく愛用のデジカメはバッグにしまいました。

  
      トーク会場から、3Fの食事会場へ移るひとときに。

 トークが終わりまして、サイン色紙やポジティブに生きると題したDVD、赤ワインなどの賞品の抽選をした後、テーブルごとに石田純一が回って来て記念撮影がありました。
 石田純一のトークは、内容が濃くて面白かったと言えます。かいつまんで列記してみます。

*男性は笑顔がいいと出世する。女性の笑顔は幸せになる。笑顔が「良い人生」に導いてくれる。
*健康は命よりも重い。これはマスコミに叩かれた言葉だが、命があっても健康でなくてはつまらないということである。
*年を重ねることは素敵なことで魅力が増している。年齢を重ね経験を生かし、過去をケアして積み重ね生きる。17歳よりも34歳の方が色気を感じる。年なりの可愛らしさが私は好きである。西田幾多郎(哲学者。京都大学名誉教授)は、70歳の時「今の自分が好きだ」と言った。言いきれることは恰好が良いし、言いきる素晴らしさ!を思う。
*悲観は単なる気持ちにすぎないが、楽観はその人の意志(考え方)がある。その意志をもって楽観的に生きること、生き方の方向を示すという、意思が見える。
*意気軒昂⇔意気消沈…気は熱意、心、エネルギーを感じる「気」の持ち方、若さ…力が漲る。意気軒昂でありたいと思って生きている。
*目標を絞り込むようにすれば目標に近くなれる。
*魅力とは、見た目ではない。優しそうな笑顔、いきいきした生き方や、自分の世界を持っている人で、美醜・見た感じではない。綺麗だけでは魅力的とは言わないしまた感じない。
*汗を出しきっていること…肌が輝いて若々しくて美しい。
*ストレスを解消して生きる。美味しいものを食べることはストレスがなくなると言える。
*食品では、食品添加物で装ったものは弱いと言えるが、有機野菜など自然の光りの中で育った食品に力がある。アミノ酸を意識して食べる。

 これらは、あとで賞品にされた「人生をポジティブに生きる25の方法」というDVDに詰め込んであるらしい。DVDを纏めたあとだから、このような話ができるのだろうナ…と思いました。浮気性で軽い人かと思っていましたが、このようなことを発表する石田純一を見直したくなっていました。

  
       強さを感じるご馳走でした。

~他にも話されたことで気になったこと。男性と女性の付き合い方の知恵みたいなもの~

◎男性はどうしても女性の前で良いところを見せたくなるから、自慢話をしたがるが、それは過去の話題。
 聞いている女性は「それが私にとっては何なの?」「それがどうしたの?」と受け取られる傾向にある。だから、「これからどうしたいのだ」という、方向性・目標を示すような話題をすれば女性の関心を惹き寄せ魅力ある男性(存在感)になるのだと思う。
◎女性の男性に対する魅力的な態度と言葉。
  サ…さすがぁ~!
  シ…知らなかった
  ス…凄い!(スゴォイ)
  セ…折角ですが…(言い方、ニュアンスに注意すべきだが。)
  ソ…そうなんだぁ(肯定した相槌)

◎女の人でスケジュールが混んでいる人は、要注意(ヤバイ)。
 特定な男性(自分)と付き合うばかりではなく、他の多くの男性と付き合っているのでは?と思える(疑いをもつ)女性だとの判断される。
◎一人で過ごせる女の人は素敵だと思う。
 男に頼るばかりではなく、男を束縛しない女の人のこと。確かにうなづけるけれど石田純一の場合は、特に男性側から見た、自由さを求めていると感じられ、やや勝手な言い分がチラリと見えた気がしましたが、いかがでしょうか?
 


シルバー・ウィーク

2009年09月26日 | SO-Color
 
 ゴールデン・ウィークに対して、敬老の日も含む休暇週間を、シルバー・ウィークと、呼びたいという社会のもくろみもあったようですね。
 しかし、毎年この時期に連休となるウィークにはならないようです。休日の指定が変わらない限りは何年か待たねば、このような連休にはならないからシルバー・ウィークという呼び名は今のところ定着はしないかも?と、あるテレビ放送で言っていました。

 今年は土曜日も入れれば、5日間の連休です。母を囲んで今までのように、孫たちは集まりたいとの気持ちがありました。
 しかし母をあまり移動させたくはありません。体力が落ちていて喜びもつかの間、疲れてしまうのではないかと心配でした。
 今の老人介護施設の昼食がすんだところで、母を囲むというプログラムにしました。4階のミーティングルームに孫や曾孫、そして私たち娘が集まって、母を感謝と尊敬の心を表すことにしました。

  

 アレンジメント花籠のメッセージカードには、“いつも大切に思っています。おばあちゃんありがとう 孫一同”と書かれています。
 母のお部屋にマッチするような花籠の大きさで注文しています。

 そして若い私たち世代の「おばあちゃん」には、それぞれ、“いつまでも元気で長生きしてください ●○ ◎●(孫の名前)”

 う~ん!やっぱり元気で健康で長生き出来るのが一番ね。だんだん元気でなくなったり、自分が自分らしく生きられないような事態になるのは、子供からみても哀しく寂しいことです。
 今の状態がなるべく長くあれと、思ったことでした。

 この後、みんなでレストランで会食をして、今日はお彼岸の入りでもあるしと、気が揃う私たちは、みんなで愛すべき亡き父親のお墓参りをすることにして、ここから40分の道のりですが車を連ねて行って参りました。
 そして集まる後の恒例は、母の応接間に腰を落ち着かせて、和みのひとときを過ごすことです。
 お天気も良いし、一族は素敵な一日を過しました。

 残念なことはこの部屋に母は帰って居なかったことです。その頃は施設でゆったりと体を休めて、自分の世界を悠々自適、心のなかで遊んでいたのかもしれません。前向きに考え、なるべく楽観的に捉える知恵がいつの間にか身に着いてきていると、思っています。

国内よりも 飛ぼうか!

2009年09月20日 | SO-Color
 “ 姦しい”の二倍に余る我々仲間は、前回 6月11日に「今年の旅」について纏めるつもりで集まった。でも気持ちが熟していなかったようで、他の話題にそれたまま、お別れとなってしまい纏まらなかった。

 昨年はこのグループで北海道旅行だったから、今年もどこかへ…ね!~という訳だったが。そこで、この度 9月14日の集まりは具体案をもって集まろうという、例の NAKAYAMA SAMITTO であった。

 
 
 あ、ごめん! まだ勢ぞろいも出来てないのにセルフタイマーの時間が短くて、操作が始まってしまった…! その上、柔らかいソファ座面に備えたカメラの三脚が倒れそうになってしまったり、で…大慌て!
 たまにはこんな表情も面白かったね。
 しかし、まだ Taekoちゃんは余裕…Masakoさんは、Taekoちゃんは、お嬢様だからね、ゆったりしているのよ、ネ!と。

 今日は、おはぎのご馳走。天婦羅もお酢の物も箸休めまでも全部 Taekoちゃんの心づくし。持参のお手製、数点を戴く。
 Ayaちゃんは胡桃と、カボチャの二種のケーキ。もちろんMasakoさんは…食べきれないほどのご馳走を用意されて下さった。遠く駆けつけるChiekoちゃんは、駅で待っておられるのでピックアップするお役目を買ってでている私は、料理する時間を惜しんで、出来あいの茶わん蒸しを持参…それぞれ持ち寄りで、半日たっぷり楽しんだ。


 
 みんなとても良い笑顔。それもそのはず!
 今年の旅行は中国へ行こうと、旅行会社へ電話で申し込んだところである。最高の笑顔が揃った。

 JTBで格安の旅行に眼がとまり、それに決まったのである。旅費は格安でも、他に20,000円以上はかかることになる。

  

 その日の週末、JTBから案内と手続きの書類が届いた。
 遠の昔に切れてしまったパスポート取得に時間と費用がかかるし、具体的には…空港使用料もある。成田と中国でそれぞれ必要となる。
 そして保険もかけるし、私は本籍地が近くではないし戸籍抄本を取り寄せ、住民票を送ってもらわなくてはパスポート申請も出来ない!
  
 Kinueちゃんは海外旅行はあまり気乗りがしない。息子さんの結婚式はハワイで挙行されたのだが、その際、挙式の合間にあちこち一人で移動して見聞してこられた。日本語が割に通じるハワイの地でも外国は外国。
 「言葉が通じないのは、面白さが半減するから…」と不自由で、つまらないという体験からの理由だ。
 Masakoさんは、この夏に親孝行の息子さん(海外の勤務地が多い)が、ビジネスクラスの待遇で招かれて行ってきたばかりのアメリカ。ニューヨーク州、マンハッタンの傍のコネチカ島へ行って来られた。
 息子さんの家での滞在で、Ozawa hall(指揮者・小沢征二ゆかりの。)やアメリカンドリームを果たした人たちのオープンハウスを訪れたという。その滞在時の感想は、子供が守られ過ぎて(そうしないと物騒だからだが。)、日本国内の子供たちより子供っぽいという。いつも親が付き添い一人では行動できない(させない。)…というばかりだけではなく、州の法律で親が保護しない子供には万が一何か有ったとしても、親が罰を受けることになるからだ。
 遊び、買い物、留守番、なども子供はひとりだけではさせないので、どちらかと言うと幼稚だと感じたという。いつも傍らで親が見守っているのだ。
 Masakoさんは海外旅行をこの5,6年何度も往来していて、もう軽々と海外に対してもその辺へ行くような気持ちとなっておられるようだ。この旅行推進の旗頭でもあって、頼もしい。
 また、Taekoさんのお母様は80歳過ぎたころまで、ひとりで海外旅行にも出かけ旅を楽しんでいたという。私たちも目標にしたいものだ。

 中国行きは11月を予定。もちろん、二千和会の7日は出席できます。