ようこそ里の家へ

 オシャベリルーム 絵本の部屋 助産院

とうとうとべた

2007-11-29 11:41:06 | Weblog

とうとうとべたとうとうとべた サラ・ファネリ さく・え

                      ほむらひろし やく 

 

今朝29日付けの神戸新聞三木版に三木東高校生が広野幼稚園に行った様子が出ていた。児童文化選択の高校生が掲載されていました。

先日特別非常勤講師という形で、彼ら高校生たちの授業を担当させていただいたので、とてもうれしい。新聞に載っていた本もそのとき紹介した「おんぶはこりごり」だったので。

そのとき紹介した本の1冊がこの本。コラージュ(貼り絵)という手法を使ったこの本、

サラファネリというイタリア生まれ、イギリス在住のチャーミングな、若手の女性作家の作品です。上手にとびたい!と願って旅をするちょっちょの話なのですが、これは、高校生にも、女性にも、今おちこんでいるひとにも、元気の出るメッセージ。

おかあさんがいいました

「今飛んでいるのはいったいだあれ」

お母さんじゃなくてもこういってほしいのですよね。

 

                      

 


里の家絵本の部屋

2007-11-28 23:34:44 | Weblog
里の家では、毎週水曜日 10時から12時 絵本の部屋を空けています。
絵本をはじめ、育児子育て、医療、女性の行き方などの本が7000冊余あり貸し出しもしています。
赤ちゃん連れでも、気軽にきていただけます。
育児や子育ての相談もできます。どうぞおいでください。


ガンピーさんになろう

2007-11-25 19:53:23 | Weblog

ガンピーさんのふなあそび ジョンバーニンガム

ホースランドパーク秋まつりの「ほっとDE絵本」は親子連れ、じいちゃんばあちゃん連れでにぎわいましたよ。3回のおはなし会にも、熱心な小さなお客様がそろって、楽しいひとときでした。

若いおとうさんおかあさんが「わあ、なつかしい!」といいながら絵本を開いていましたよ。みんなよく覚えていて、教科書に載っていた本と科、こんな本が好きだったとか、話題にのぼりました。

スーホの白い馬、ちからたろう、スイミー、おサルのジョージ、こぐまちゃん、ぐりとぐらしりーずなどいろいろ話題にのぼりましたよ。

 


もりのなか

2007-11-24 11:04:14 | Weblog

もりのなか マリーホールエッツさく まさきるりこやく

  あしたは、ホースランドパークのイベントで、「ようこそ絵本の森へ」を担当します。

 馬・森・ふくろうの絵本を中心に紹介しながら、お話タイムもするので立ち寄って下さいね、というイベントです。メインは外で馬の試乗などがあるので、お疲れのときにでも立ち寄ってくださいね。


うちのコロッケ

2007-11-19 17:34:03 | えほん 春夏秋冬

うちのコロッケうちのコロッケ 谷口国博文 村上康弘絵

最近よく出ている絵本は食べ物と家族系。食べ物は食育、家族は家庭教育とかなんとか、はやりモノがあるんですよね。きっと売れ筋というのがあるんでしょう。

この本など2つの要素を絡めているので、まさにいまどきなんでしょうか。

「おうちごはん」というのも流行ですものね。「そんなん、当たり前でしょ!」というのはわたしら、ちょっと前の世代。今日、子どもたちの前で、「おうちでコロッケつくったことある?」ってきいたら、誰もいなかったもん。

そういえば、うちも久しく作ってないなあ。コロッケ。子どものいるときには定番のひとつだったけど。

「アッ、なんだか、こしょうのきいたあつあつのころっけのにおいがしてきた・・・」とたべものと思い出は妙につながるんですね。


こぶたがぶうぶう

2007-11-18 18:46:37 | Weblog

こどものとも012  こぶたがぶうぶう 杉田徹文写真

こどもって、人間もぶたも似たような表情をするものなのですね。

で、うちの孫に似てる!と思ったのがこの絵本の中のこぶた

真剣にさがしものをするこぶた、なんだろうと何でも口にいれてしまうしぐさ、

おんぶしたときも、おやすみなさいをするときも・・・。

この絵本、012だけれど、赤ちゃんより周りの大人が喜ぶかも・・・。

裏表紙の写真も忘れずにみてね。母さん豚の表情がまたいいんです。

 

 

 


音読のススメ

2007-11-17 23:12:15 | Weblog
脳に効くとか効かないとかで音読がすすめられています。
計算とかぬりえとか、ほかにもいろいろはやりはあるのですが。音読はこれからのブームでしょう。

ただし、自分が面白いと思ったモノを音読するならともかく、ありきたりの文章を
短くぶつ切りにして音読するのはどうかと思います。読むという行為は、声に出せばいいというものではなく、声をだすことで味わえる世界があるはずです。

自分が読みたい文章を音読し、それを誰かにきいてもらう、そんな集まりをしたらどうかな、とひそかに思っています。
読み聞かせではなく、音読の会、まず自分が読みたいモノをさがしてきてそれを声に乗せて読む。それを練習して、他の人にきいてもらう、聞く人も楽しめる、そんなあつまりです。絵本やどうわでもいいし、詩とか古典でもいい。
郡読したり、朗読したりしてもいいですね。

ボケ防止にいかがですか?

なーらんだ

2007-11-16 08:40:43 | Weblog

くっついたくっついた 三浦太郎さく こぐま社

赤ちゃん絵本の定番になりつつある、三浦太郎のシリーズ。

シンプルでかわいくて、かつ、子育てパパの雰囲気が漂っていてそのあたりが人気の秘密でしょう。作者の子育てのなかから、こどもの成長に合わせて絵本ができていくようです。

「なーらんだ」「わたしの」と絵本は続きます。

 


男子高校生の進路

2007-11-14 21:26:13 | Weblog
今日は三木東高校の児童文化の授業へ
絵本についての話と実習をしています。
今日は幼稚園におはなし会にいくという設定で、おはなし会に行く人と、お話を聞く幼稚園生になって、絵本をよむ,きくを体験しました。
絵本を読む人も真剣、きくほうも真剣。若い人の真剣なまなざしは素敵です。

将来保育士や幼稚園の先生をめざしている生徒さんも多く、保育を選択している男子の生徒さんも希望は保育なのですが、「親が賛成してくれない」と言っていました。「それでは一生食べていけない」とか「給料だけでは食べていけない」などといわれる人もあるようです。
女子生徒なら言われないだろうに、男子生徒には、保育士や幼稚園教諭を反対されるのは、まだまだ男の仕事としての認知がないのでしょう。待遇や雇用形態にも、男子一生の仕事ではないといわれるような制度で、「女子だったらいいんかい?」といちゃもん付けたくなりますが、世間ではまだまだこれが現実です。もっと保育士や幼稚園教諭の給料があがり、社会的な見方があがれば、親の発言も変わってくると思います。
男子も女子も、性別にかかわりなく、誇りを持って職業を選べるような社会
それが男女共同参画社会だと思います。
男女が同じ職に就けるところはジェンダーにも敏感です。子どもたちを育てたり教育したりする場には、男女ともバランスよく配置されていることが必要だと思います。彼らが誇りを持って、保育士になれるような社会を願っています。

ぼくのこぶたはいいこでわるいこ

2007-11-13 18:30:21 | Weblog

ぼくのコブタは、いいこでわるいこぼくのコブタはいいこでわるいこ

                      マーガレット・ワイズ・ブラウンさく

                      ダンヤッカリーノ絵 はいじまかり訳

アフタースクールのおはなし会、今日は緑東に行きました。

緑ヶ丘のアフターより人数も多く2つのグループに分かれているので、2手にわけておはなし会も実施しています。

はすいけのぽん 古舘綾子作 山口マオ絵 岩崎書店

とこの絵本をよみました。

マーガレット・ワイズ・ブラウンの未発表の作品とかで最近たくさん復刊ンされているのですが、このほんのイラストは現代の画家です。ちょっと古い時代の設定になっていますが、色使いなどは新しさを感じさせるきれいな本です。

子どもたちには、豚をペットにするのと、「いいこでわるいこ」というのが気にいったのではないでしょうか。今日デビューですが、また新しい子どもたちとの出会いが楽しみです。