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冷気が入ってくる意外なところ

2018-01-25 | 家づくり  ご相談 
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問してくださりありがとうございます。

今回は、「冷気が入ってくる意外なところ」というお話です。

最近の住宅は高気密高断熱で造られるようになりました。

高気密すぎるので、わざわざ換気孔(換気する穴)を設置する決まりがあるほどです。

しかし、寒い時に換気すれば部屋は寒くなる一方なので、できれば換気は避けたいものです。

部屋の暖かさはそのままに、お部屋を換気することはとても難しく、それをしようとするとそれなりの費用と維持費がかかるため、住宅には不向きな感じです。

高気密住宅でも、意外なところから冷気は入ってきます。

家の中でいちばん冷気が入ってくるのは・・・。

ということはよくご存知かと思いますが、窓にもいろいろな種類があって、外に開くタイプの窓がいちばん密閉性が高く、2枚の窓が左右に動く引違い窓は、その構造上どうしてもすき間がある窓です。

下の画像は、引違い窓の左下の部分の接写ですが、丸印の部分から冷気が入り、結露した水滴が冷やされが付いている様子がわかります。


窓を閉め切っていたにも関わらず、冷気が入ってくるのはどこなのでしょうか。

それは・・・

この穴からです。

この穴は、窓を組み立てる時と、窓の高さ調節をする時に、工具を差し込むための穴なのですが、外気と部屋を結ぶトンネルのような形になっているので、外の冷気が入ってきます。

それから、

実は、この穴からも冷気は入ってきています。
コンセントやスイッチは壁に穴をあけて取り付けられています。

壁の中は床下や屋根裏とつながっていますので、その冷気が入ってきます。

その他には、部屋のドア下も見逃せないところです。

ドア下は廊下につながっていますので、廊下が寒ければ部屋に入ってきます。

寒さばかり気にして過剰な設備を導入するとコストに影響が出ますので、体を温める暖房器具や、気密性の高い発泡ウレタンの断熱材を使って、効果的な寒さ対策をおすすめします。


以上で終わります。

最後までお読みくださりありがとうございます。

他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。

それではまた。

ご訪問ありがとうございました。


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