「真剣10代しゃべり場」を見たら必ず腹が立つ…(^_^;)

まずは念のために書いておきますが、これらは我が地方における再放送。ゆえにタイムリーな話題かどうかは疑問です。

さて、先週（だったろうか？）山本耕史（副長）が「かつての10代代表」で出るということで、それだけを理由に見てみました。
テーマは「10代に我慢なんていらない！」で、ロリータファッション命！の女の子の主張がテーマ。（深キョンの「下妻物語」に影響を受けたとのこと）
「今やりたいことをやり、今しか甘えられない親のスネをかじるのがいけないことなの？」というのが主な主張だったと思います。
更に「人よりモノ（洋服のこと。一着５～８万円はするらしい）の方が信じられる。モノは裏切らない」という意見で、反発やら呆れが飛び交っていました。（副長は殆ど黙って聞いてたけれど、友達のくだりはちょっと熱くなってたかな？）
さすがの私も、いくら副長が出ているからって我慢の限界！ってことでＴＶを切りました。

そもそもこの手の、“若者（というよりお子ちゃま）のトーク合戦”が嫌いなんです。
なのに、なのに・・・ちょっと頭痛もするって言うのにまた今週も見てしまった「しゃべり場」(^_^;)。
今回のテーマは「地球に明るい未来なんてない！」で、まあまあまともなテーマです。
今回の「かつての10代代表」は綿井健陽さん（34歳。ビデオジャーナリストで、イラクでの現地取材を体験）。
提案者はノダさん（名前メモってませんでしたm(__)m）。小４から不登校、現在中３で、環境問題・社会情勢に興味がある、という女の子です。
地球の未来を憂い、もっと危機感をもって欲しいとみんなに提案。で、以下様々な意見を抜粋して書いていきます。

「世界のことなんて考えても意味がない。外国人が死んだというニュースが流れても共感できない」

「戦争が起こったら、そのときはそのとき。自分が生きているうちが平和ならそれでいい」

「世界の情勢は自分に直接関係ない。自分の足元を見つめることが大事」

「結果が見えないことに打ち込む気になれない。募金をしても感謝の気持ちが返ってこないからしない」

「自分にメリットがないことはしたくない。自分が動いたからって世界が変わるの？」

ノダさんも懸命に反論します。

「学校と友達意外に興味がないの？遠く離れていても外国の戦争の痛みや環境破壊は想像できるでしょ？本屋に行ったり写真をみたりして、真剣に考えれば、遠い未来の自分のメリットにつながるんじゃないの？私には、考えてない人がむしろ異常に見える」

「じゃあ君は具体的に何をやってるの？」

「電気や紙、資源の節約を心がけてる。そういうことに常に注意を傾けてる」

「そんなことしかしてない人に考えろなんていわれる筋合いない。スケール小さすぎ。一人で考えてれば？そんなレベルで何で戦争とかに関心が持てるの？」

ここで綿井さん、割って入って

「確かに僕も１０代の頃は世界情勢なんて考えてなかったと思う。でも日本の自衛隊が海外派遣することになって、そこで接点が出来て変わったんだよね。
戦争は起こる前に考えて、いろいろ準備しなきゃいけないと思う。始まってしまったら考える時間なんてないし、何もかも間に合わないんだよ」

「確かにニュースで見て、その瞬間は考えて泣いたりするけど、あとが続かない。その先が見えない」

「世界のことを考えてたら、受験や自分の生活が壊れてしまう。そのために自分の時間を割きたくない」

「地球温暖化について俺らが考えて意味あるの？そんなの永田町の人がやればいいじゃん」

「学生のうちくらいは自分の将来だけを中心に考えていいんじゃない？」

──そろそろ時間なので綿井さん、締めのお言葉です。

「（世界情勢や地球の未来について考える必要性に）気付くのはペースがあると思うよ。ノダさんはそれが早いだけで、みんながいつかは気付くことなんじゃないかな」

・・・とまあ、本当に頭痛がする（でも10代ってこんなもんだよね）番組でしたが、そもそも、よくあんな喧嘩すれすれの激論にみんな耐えてるなぁと変に感心してしまいました。
（私だったら絶対！！出ない）

聞いてると、みんなはノダさんに同調したくないからエスカレートしてるんじゃないか？とも思えたけれど、

「証券取引所？何それ。賞状をもらえるところ？」（by『噂の！東京マガジンinやってＴＲＹ』）の女子大生、ＯＬもどきよりはずっとましか・・・。

大人のトークも結構疲れますけど、子供だと露骨に「自分中心」だから余計に腹が立つんですよね。それでも見てしまった私って・・・やっぱりマゾ？