つちのこフェスタでちょっと名前が知れてきた加茂郡の東白川村
岐阜県には二つの村が残っているそうですがそのうちの一つの村です
あと一つは飛騨の白川村だそうです
先日東白川役場の前を通っていて目にした石碑の写真を撮ってきました
「四つ割の南無阿弥陀佛碑」
東白川村は江戸時代は苗木遠山氏の苗木藩でした
明治時代、維新直後に苗木藩が行った廃仏毀釈によりこの村の寺院がすべて取り壊されました
この石碑も藩命で打ち砕かれることになったのですが、製作者の手で節理に従って四つに割られ
名号を伏せて池や畑の脇石や踏石とされたそうです
それ以来村は 全国でも珍しくお寺のない村となりました
昭和十年に地元の人たちの手で四散した石碑を集めて再建されました
廃仏毀釈の厳しさを物語る歴史的証拠です
と言うようなことが書いてありました
厳しい大変な時代を過ごした人たちの思いが伝わってくるようでした
苦しい思いをした人も多かったことでしょう
以前から一度 行ってみたいと思っているのですが…
岐阜県に村が二つだけって 知りませんでした
今度行かれたら寄って観て下さいね