ファンタジーノベル「ひまわり先生、事件です」

小さな街は宇宙にリンク、広い空間は故里の臍の緒に繋がっていた。生きることは時空を翔る冒険だ。知識は地球を駆巡る魔法の杖だ

初詣といえば。…それは勿論「杉さま」の神社ですーよ。

2016年01月07日 | ファンタジーノベル


初詣といえば、勿論「杉さま」の神社ですーよ。もう此処へ引越す以前に存在したずっとずっと昔からあった「杉山神社」に初詣に参りました。しかし近頃、初詣の参拝者の多いこと凄い事ー。以前は閑散としていた境内は参拝客であふれていました。何んという人混みなのか、まるでアイドルのコンサート、まるでバーゲン会場の入り口、まるで福袋を買いたい行列のようです。私は驚くばかりです…。日本人の宗教心が深まった?かな、それとも、八百万の神様のご利益が深まったか?かなー。いやいやそんな呑気で呆けた理由ではないだろうーね。安倍政権自民党への不安からなのではないでしょうか…???自分の生活の将来が不安ー、子供のこの先の格差が怖ろしいー、贅沢をしていないのに生活が年々苦しくなっているー、病気になったらどうすればなどの不安をお賽銭を投げ込んで心静めているでしょうーね。こういう私も、中高年の一人。年金では生活できないよなー、ひとたび病気になったら生活は崩壊するだろうなー、まだ働けるとしても、働くとしても中高年の「失業」は厳しいよなー、雇用保険は削られ減らされ生活保護以下ですからねー、政治家たちへの怨念を神社にぶつけ祈るほかはないでしょうよ…!!!宗教は現実の苦しみを癒やす阿片・・・なのかな。それとも、安倍政治の与える世論操作「一億総活躍社会」とか「介護離職者ゼロ」などという阿片のようなキャッチフレーズと幻想でこの世の憂さを忘れるか―な。

関東以外の土地に「杉山神社」というのは、あるのかどうか知りませんが、地方にはその土地土地で古から根づいた霊験のある古式ゆかしい神社や、「住吉」や「熊野」や「八幡」や「白山」などのお馴染みの神社系譜にゆかりの神社が点在しています。そんなポピュラーな神社から見れば「えー聞いたことないな…」という神社ですねー。」神奈川県横浜市を中心に川崎市、東京都町田市、稲城市などに、宗教法人登録されているだけでも35社もあるそうです。合祀されたものも含めると72社あまりあると言われている杉山神社です。不思議にもほとんどが、これら特定の地域に集中しています。謎にみちた神社なのですーよ。

だから決して杉良太郎の人気にあやかって、参拝者が増えたわけではありません・・・。でも一度杉良太郎が何処かの境内で「杉さま」がお祭りの仮設舞台の上で、あの例の時代劇のテーマソングで100万枚を超えるヒット曲「すきま風」を是非ぜひ歌ってほしいな…。