Lunatics in the air

with maniac love of SHINJI TAKEDA
since 6 Jan 2006

サイコロ(その4)

2006-02-12 | ドラマ「神はサイコロを振らない」
※武田真治マニア視点の感想です、あくまでも。

ああダメ!ムリ!!!私にはムリ~~~!(>_<)
真治の涙目・・・!!はうっ ああっ ぐはぁっ ・・・
見てるだけでつられて涙が~っ!!(号泣)

あんであんなにグッと来る表情が出来るのだ?!
ギュ~っ!ってしたい、ギュムっと!!

今回は他にもいっぱいいろんな微妙で繊細な表情が見れて
菊ちゃんがいとおしくてたまんなかったですよ。
顔見てるだけで幸せ、姿見てるだけで幸せ♪
生まれてきてくれてありがとう、菊ちゃん!!!
あんなのほしい~。あんな超かわいい弟~~っ!!(涙)
殴り合って「ねぇちゃん!」って言われたいっっ!!!


さてさて。

菊ちゃんがこっそり402便のサイトを作ったり、
「あと9日」とかいう手紙をこっそり送りつけたり、
そんなことを地味~に実は影でやっていた、という秘密が
前回のラストで明らかになり、さあ、どうなる?!!
と、日本中(?)がドッキドキで待ち構えていた第4話。

ところが・・・!
いざ始まってみたらば、前回は夢?!と思うくらいの
メインの4人のテンションの普通っぷり。
菊ちゃん、バケツ持って立たされてるし!!(爆)

こ、子供か~っ?! またテレビに向かって叫んで、
あまりのことにブッ!と吹き出しちまったぜ。
立たされんぼの菊ちゃん!!ぐはっ!ツボ超直撃!

ピ、ピンクのパーカー、頭からかぶってる~(涙)
ダボダボの手~~はうっ!!
かわいい~~っ(涙)なんて似合うんだろ。

ああ、この姿。頭から青いパーカーをひっかぶって、
「ボクもゴミなんですよ」とゴミ収集車を追いかけた、
あの『K』をなんとなく思い起こしてしまう。

「1000 数えろってお達しが」
ぐおっ!!その口調、かわいすぎ!(T_T)

「いいから来なさい!」とか、
ねえちゃんに手ぇ引っ張られているのもかわいい。
電話に出るために先に中に入るヤスコさんてば
菊ちゃんの手、わざわざアッチに渡してるし(爆)

(しかしバケツ、道っぱたに置き去りでいいのか?!
 持って入りゃいい・・・あ、それじゃ手がつなげないか)

しかし、500秒って約8分なのよね。
要するに朝起きてから「兄さん」に言われたわけか?
てぇことは、夜にあんなことがあったけれども
結局そのまんま仲良く菊ちゃんのお部屋で寝たのか??
しかも、ヤスコさんが知らないところを見ると、
ヤスコさん達の帰りを待たずに先に寝ちゃったのか?
そーゆーことだよね、菊ちゃん着替えてるし。

「すいませんでした!」の、
CM後のいきなりのドアップには焦った(笑)
CMが終わった後に真治のアップってのは心臓に悪いよ。
うぎゃっ!と、心が一瞬飛び跳ねた。ウサギのように。
またこれが、えらい綺麗な顔なんだわ。
なんか最近ますます顔キレイっていうか、お美しい?
智之もそうだから、ドラマのメークさんのお力かしら。
メークさんは何時間置きにヒゲ剃ってあげてるんだろか、
ヒゲの青ぞり薄くしようと頑張ってるんだろか、とか
なんか変なこと考えたりする(^^;

アッチと菊ちゃんのツーショットって、なんかいいね。
抱きしめられてる時の表情の柔らかさ。
一瞬、「河原さん、ごめん!」とか思っちゃったくらい
『抱きしめられてる感』があって、気が遠くなりそう。

2人でおせんべ食べてるシーンの最後で
菊ちゃんがアッチを見る表情も、なんかすごく良かった。
何を思いながら見てたんだろう。妙に色気あって。
目がねえ、いいんだよねえ。何か言おうとしてる感じで。
相変わらずコキ使われてるのが笑える(笑)
「おせんべ!」と命令されて、「えっ?!」と
ムカッとした表情するんだけど、ちゃんと持ってきて、
両手のばして女王様に対する召使いのような仕草で
おせんべのお皿をアッチに捧げ持ったりして。
おちゃらけつつ、下手に出つつ、微妙な距離感。
アッチの「私にもテツみたいな人がいたらなあ」。
あれは「テツ」が結構好きって意味にも取れるけど、
単に「恋人ほしーよー」なのかどうか。気になる。

「兄さん」ってのは、やっぱアレすか?
偶然なわけないよね。すごいワザ出してきたなあ(笑)
ぶっ! また吹き出したよ。
「兄貴」「なんだよ」の間もすんごい絶妙だったなあ。
太郎さんとのコンビは、どうもお笑いになるよね。

ところでですねえ、
菊ちゃんのサイトうんたらの動機。
ちょーっと、弱いよねえ。
菊ちゃんがオネエチャン思いの弟なのは確かだけども、
動機がそれだけってことはないと思う。
なんていい子なの、菊ちゃん・・・・・・(T_T)と、
思う気持ちにはウソはないんだけども、
ちょっとえーかっこしてないかい?と言いたくなる。
本人的には、やっぱ欲求不満の解消というか、
世を騒がせて面白がる気持ちもあったんじゃないの??
正直に言えよ~~(笑)

ま、それはともかく。
秘密がバレて、それなりに悩みがあることがわかって
可愛いくておバカなのは相変わらずだけど、
ただそれだけの弟じゃなくなってくれたおかげで
ストーリーにちゃんと絡んでくれてうれしいな。
次回はピアノを弾くシーンもあるのかな?
真面目な顔してピアノのフタ開けるシーンが
予告でちらっと映ってましたよね。
真治ってピアノ弾けるの?? 手だけ吹き替え??
やーでもホントに弾いてくれたらすごいうれしい。
あの手で!ピアノ!!個人的に(笑)

ピンクのシャツ着て、ヘアスタイルもキメて、
いつものおバカっぷりを今回も見せてくれた菊ちゃん。
ピンクのパーカーでボサボサ髪のが可愛いのに~~
と、思ったのは私だけっすか?
扉を開けて出てきてかっこつけて自己紹介するの見て、
思わず「・・ばかっ(笑)」とつぶやいてしまった(^^;
あうっ。恥ずい、むずがゆい~っ(爆)
どうすか、あの、しょーもないおバカっぷり。
菊ちゃん、君は元々お調子者だろう?!

お話のほうは意外な展開だったなあ。
加藤教授がいきなりとんでもない方向に?!
んでもって、テツがヤスコに振られた?!!

うおー!!想定外の展開!!!
そうくるとは全く思ってなかったぜ。

ヤスコさんの行動、すげー驚いたけど
でも、そう言う気持ちはなんとなくわかる。
実際に自分が10年前の恋人にプロポーズされたら
普通の状況だったらやっぱりちょっと困るし。
テツが10年前のヤスコさんの恋人なのも確かだし。
ヤスコさんにとって見れば。
いきなり恋愛モードに戻れないよね、
ブランクが10年もあるとさ。
顔が近づいたりするたんびに焦ってるのもムリない。
でも、彼にはその10年がなかったんだから、
そうなっちゃうのも仕方ないんだよね。

私がヤスコさんの立場だったら、
なんとなくしっくり来ないものがあっても
命の残り少ないかもしれない人が相手だと思うと
きっとプロポーズ受けてしまうんじゃないかな。
変な同情で、自分の感情を曲げて。
ヤスコさんはそれをしないのね。
テツの言うとおり、まっすぐで強い人だと思う。
彼らが戻ってきて、そんな人になったと思う。
あの事件がなくて10年後を迎えていたならば、
きっとそうなっていたであろうヤスコさんに。
止まっていたヤスコさんの時計の針は、
彼らが戻ってきたことによって動きだしたわけだ。

どんなに4人がにぎやかに日常を過ごしていても、
残された時間は着々と少なくなっていく。
(加藤教授の説が現実になるのならば、ですが。)
他の乗客達の反応が、そのことを頻繁に呼び起こす。
続いていくヤスコさんや菊ちゃんの日常と、
その裏に見え隠れしては、チクッとする悲劇の予感。

元々このドラマは残されることになるであろう側
(ヤスコさんや菊ちゃんやそのほかの)が、
消えていく側の人々が戻ってくることによって
10年前に無くしたものや忘れてしまったものを
思い出して新しくその先の人生を生きていく、と
いうような感じのテーマがあるように思ったのだけど
面白いながらもなんとなーく、その辺りには
あんまり共感出来きれていなかったのですが。
それは多分、「10年前は良かった」的な
そういう後ろ向きな考え方につながりそうなところが
ちょっと私は、自分的には気に食わなかったから。

でも、この回でそういうのはもう吹っ切れて、
先へ先へと生き続けていく意志のようなものが
なんとなくはっきりした感じでスッキリ(笑)

私の『泣き』ツボにピンと来るネタが多いらしく、
ほとんど毎回ボロボロ涙流しながら見てるんですが
それは要するに私の個人的なツボらしいっすね。
同じ会社でこのドラマ毎回見てる人がいるんですが
その人は面白いとは思っても全然泣かないらしいし。
「泣く~」と言ったら「えっ?!泣きますか?」と
言われてしまったので・・・・・・人によるなあ・・・・・・。
いや、私も毎回大笑いもしてるんだけどね。
よく考えると泣いたり笑ったりすごい感情を
上に下にと大騒ぎさせながら毎回見てるのね、私。

ちなみに今回泣いたポイント。
・菊ちゃんとヤスコさんのビンタ合戦
 →2人の表情にやられた

・乗客の男の子とママ(杏子さん!)とのご対面
 →子供が出てくるのは反則だと思う(号泣)
  「頑張ったんだよ」とバッジを出す坊やがぁ!
  お母さんの心情を思うとますます号泣

・「彼の時計はまだ止まったまま」と言いながら
 テツを見ているヤスコさんの視野
 →いとおしい、という気持ちは確かにある。
  そのことが伝わるのが切ない。

泣きはしなかったけど、冒頭のアッチの顔とか
足とか触ってるヤスコさんも結構きたなあ。
これは単に私が自分の友達を思い出しちゃうから。
本当に個人的なツボなんですけどね。
自分の記憶と結びついちゃうもんだから、
私の場合は相当「アッチとヤッチ」に弱い。
本当に恋人亡くしてる人とかだと、きっと、
「テツとヤスコ」にもっと反応するんだろな。
そういう人は今回のラストは違和感大きいかもなあ。

10年の時が経ったことを実感出来たら、
もう1度、今の2人で恋に落ちることも出来る。
この2人に関しては、そういう方向に行ってほしい
と、私は今のところ思っていたりします。

でも、来週。どうなるのかなあ・・・。
なんかいろいろ混線しそうな気配がありますねえ。
教授とヤスコさんってのもアリなのか?!
教授には思いっきし振られてほしい!!!(笑)

大学生の男の子の奮闘は実を結ぶのか?
瑠璃子ちゃんとお母さんは和解出来るのか?
坊やはお父さんとお母さんと暮らせるのか?
だっちゅーの!はもうダメだと言えるのか?

菊ちゃん、ヤスコさん、テツ、アッチ。
相変わらず一緒に来週も住んでるっぽい4人の
新しい関係性の変化はあるのか??

男の子の部屋の、死んだクワガタ。
飛行機に乗った時は元気だったんだよね。
あれが何か謎を解く理由になったりは・・・・・・・
・・・しないよな、うん。
単に「死」の暗示だよね、あれが映るのは。


あ。毎回「なんでそうなるんだよ~!!」と
ブツクサ言っていた理論系の話うんたらですが、
ヤスコさんと一緒に「理論はもういい~!!」と
言っちゃうことにしてスッキリ忘れました。

今のところ加藤教授の説は可能性の1つであって
要するにヤスコさん達にとってそれは、
「○日後に彼らは消えちゃうかもしれない」
という漠然としたものなわけですよ、それは。

漠然とした別れの予感。
漠然とした死の気配。

そういう感覚って、きっと誰でも頭のはじっこに
うっすら感じているものであって、特別じゃない。
だから、彼らのこの運命も、そういうものだと
思うようになったら気にならなくなってました。

私はこういう世界が好き。
なんとなく哀しい予感を抱えながら、
笑ったり泣いたりして、賑やかに過ぎていく日々。
それは私達の生きてる世界に似ているから。
私の大好きな、この世界に。


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