4月20日
たり
朝からハッキリしないお天気でで私たちの旅のフィナーレは、まるで宇宙遊泳しているような一日だった。
なにしろロープウエイの乗り場も一番乗り・・発車時刻までの間、観光客のご多分に漏れず、記念撮影で パチリと一枚。 朝からの雨はしとしとと止む気配もなく降り続いている。

貸し切り状態のゴンドラに乗って、何も見えない霧の中に入っていった。 上を見たり下をのぞき込んだりしての宇宙遊泳・・・視界ゼロの30分ほど・・不安と期待の入り交じった、貴重な異次元の体験だった。

山上に着いてからも・見えるはずの瀬戸内海・・雨と霧の不安定な足下を踏みしめての眺望・・・大きな岩の間からこわごわ身を乗り出しながら想像する。
山上のレストハウスの中に、ここから撮った美しい瀬戸内海の全景が飾られていた。
この厳島神社の女神様、いちきしま姫に「この美しい瀬戸内海を見に、もう一度登っていらっしゃいね・・」と肩を叩かれているようだった。
考えてみると、広島に住んでいる人はこんな悪天候にこの弥山に登る人は居ない。 そう考えると一度も目にしたことのない、こんな自然もあるのだと。・・・
私にとってはこれまさに千載一遇とでも言いたいほど貴重な一日であったと感謝する。
安芸の宮島二日旅、悪天候故に平生と違った体験を持つことが出来、思いがけず楽しい旅であった。






貸し切り状態のゴンドラに乗って、何も見えない霧の中に入っていった。 上を見たり下をのぞき込んだりしての宇宙遊泳・・・視界ゼロの30分ほど・・不安と期待の入り交じった、貴重な異次元の体験だった。


山上に着いてからも・見えるはずの瀬戸内海・・雨と霧の不安定な足下を踏みしめての眺望・・・大きな岩の間からこわごわ身を乗り出しながら想像する。
山上のレストハウスの中に、ここから撮った美しい瀬戸内海の全景が飾られていた。
この厳島神社の女神様、いちきしま姫に「この美しい瀬戸内海を見に、もう一度登っていらっしゃいね・・」と肩を叩かれているようだった。
考えてみると、広島に住んでいる人はこんな悪天候にこの弥山に登る人は居ない。 そう考えると一度も目にしたことのない、こんな自然もあるのだと。・・・
私にとってはこれまさに千載一遇とでも言いたいほど貴重な一日であったと感謝する。
安芸の宮島二日旅、悪天候故に平生と違った体験を持つことが出来、思いがけず楽しい旅であった。