バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

やっと体調がもどった・・

2009-07-30 07:14:09 | トンボの徒然ダイアリー
7月30日
昨日、今日とカラット晴れた。

何時も気候の変わり目には付いていけないのか、必ず体調が狂う。
加齢と共に判っているものの、「あーやっぱり歳は歳なんだ・・・」なんてマイナス思考になる。

昨夜遅く同い年の友から電話があった。
お互い「やっぱりしんどいね・・暑さにまいるね・・」と慰め合う始末・・
なんとも、自分自身耐えきれない気分になってしまう。

たが、喜寿友二人、「涼しくなったらチョット里山えお弁当作って歩こうね」と約束をした。
その約束だけですっかり元気を持ち直した。
たわいないと一人で笑ってしまったが・・やっぱり嬉しい。

気持ちよく眠りについて・・今朝の晴天と共に爽やかな目覚め・・
今日も、元気でウオーキングするぞー
健康であることに感謝・・感謝・・

自然の条理

2009-07-26 14:11:53 | トンボの徒然ダイアリー
7月26日
先週からこの雨は降り続いている。
山口県広島県では土砂崩れや川の氾濫やらで毎日被害が報道されている。
自然の破壊力に人力は抵抗しきれないのだ。
人間の便利さを追い続ける傲慢さに対しての自然の啓示だろうか・・・

それにしても、もう新しく高速道路はいらない、新幹線もこれ以上の短距離を必要とするのだろうか・・そのために山を削り、農地を埋め、自然を破壊してまで、必要なのだろうか・・

  「人よ奢るなかれ・・」

何千年もかかって築かれた自然を一度破壊すると二度と同じ姿には戻らないのだ。

この美しい日本を日本のままで残して欲しい。
 
私自身、スッポリその中にはまって日々を送っている・・・
反省を繰り返していながら・・便利さの妖術に惑わされている・・

今こそ、「不言実行」子供の頃の修身で教わったこの言葉・・
「十をなすは一から・・」だ。

毎日の中1つでも資源を破壊することなく謙虚に生きていたい。

やっぱり歳は歳なんだー

2009-07-21 09:45:17 | トンボの徒然ダイアリー
7月21日

この一週間は雨の降りっぱなし (;゜゜)ウッ!
これも、梅雨末期なのだろうか・・・

最近はよく、「昔はこうだったよね・・」の話が出る・
「雷がなったら、梅雨が明ける・・」なんてこと、全くない、そんなことはない。  最近は冬でもゴロゴロ、ピカ・・とくる。

私も何となく動きが鈍くなる、    歳は歳なのかなー??
なんて、上手い口実を付けて、ウォーキングをさぼったり、「マッ良いか」を連発する。

これも神様からのご褒美だ・・なんて都合の良いことばっかり考えている。
反省\(__ ) ハンセィ

明日から「S」のことで京都に行って来る。
彼の難病のことを考えるとそんな暢気なことは言っていられない。
頭は活動できているのに肢体が自由にならない今の「S」の状況・・

「シンドイ・・辛い・・」と身体で表現できている今、その幸せを感謝しなければいけないのだと・・・

彼も含め私もやっぱり神様に感謝しなければと思う。


朗読劇 夏の会

2009-07-11 15:27:04 | 原爆孤老のつぶやき・・
7月11日
午後からはカラリと晴れて真夏日になった。

昨夕は前から気になっていた広島での朗読劇「夏の会」をやっと観劇することが出来た。
出演者は蒼々たる役者揃い、期待度100%で会場に行った。
       開演前から熱気に溢れ、幕が上がると異常なほどの静けさと緊張が感じられた。
六人の役者さんが椅子にすわり、朗々と広島、長崎の被爆者からの詩が朗読された。
後ろのスクリーンに大きく映し出されるあの時の映像・・あの時の人・人・・あの時の被爆者の姿・・そして、効果音・・・

私の頭の中は目まぐるしく64年前に逆流する・・・

朗読者の流れるような声のトーン・・場内の異常なまでの静寂・・
弱視で難聴の私に流れるように聞こえてきたのは・・・

、爆心地から1キロ地点で被爆した、私たち親子三人、崩壊した家屋の下から猫に導かれて台所の天窓から這い出し、まるで冥土えの道を歩いているのか、回りの灰色に塗り潰された瓦礫、無表情で行き来している人・・いや、人ではない、人の形をした物が、右往左往・・その中を私たちもただひたすら、何処を目指して歩いていたのか・・母に引っ張られて比治山の向こう目指して、何時間もかかって歩いたような記憶がある。
四、五時間掛かっていただろうか、やっと落ち着いたとき、遠くの方から「ウワーウワー・・」と打ち寄せる波のように絶え間なく聞こえてくる声・・

あの声が・・あのざわめきが・・あの時一瞬に蘇ってきた。
64年も経っているのに恐ろしいほど、あの時に引き戻されていた。

1時間半ほどであったが、私は「あんな物ではなかった、・・あの時あの場所にいた人は、何年経っても一瞬にして引き戻される。・・・私はあの時学友のみんなを爆心地で失った、・・先生もみんな・・月曜日だったのに、休んだばっかりに・・私一人置き去りにされて・・なんと言って学友に言ったらいいのだろうか・・
毎年毎年、同じ悔恨の思いを繰り返していることか・・

終わってからも暫く現実に戻れなかった。

この事実は二度とあってはいけない・・・戦争・・原爆・・
被爆地だけではない、敵機から投下される爆弾・・あの、「スルスルスル・・ドッカーン」・・今も耳の奥から響いてくる、
あの恐ろしい体験をした人は、64年経った今も消え去ることはないのだ・・

後、一ヶ月弱であ・あの日が来る・・私は怒りと悲しみで一杯になってしまった心を、どうする術もなく・・暗い夜道を、帰った・・

 

衣替え

2009-07-07 16:55:50 | トンボのお家
7月7日
今日は七夕だが、曇天で終わりそうだ。
テレビでも笹の葉に短冊を付けている子供達が出る。
この街中では晴天でも夜空の星は余り観ることが出来ない・・といっても、私の弱視の目では・・であるが。

我が家もヤット夏模様にした。
大して代わり映えはしないが、ゆかたで手作りしたタペストリーに橋本関節の「夕立」を掛けた。
毎夏に掛け替える額だけど、一番涼しさを感じて好きな絵だ。
        
勿論自分の手にあったものでしか、買うことは出来ない。
良くできたもので、充分幸せを感じている。

もう一つ夏になるとどうしても掛けたくなる額がある。と言ってもごく簡単なものだが・・友人が猫好きな私のお土産に京都の永楽屋で和手ぬぐいを買ってきてくれた。  この猫の愛らしさでつい、簡単に額にしてもらった。

毎年この二枚が出ないと夏を乗り切ることが出来ない。

・・・ささやかな・・ささやかな幸せを感じて、今年も頑張るぞー

                 

        

平家 物語

2009-07-05 09:58:25 | トンボの旅日記
7月5日
今日も朝から鬱陶しい天気だ
何となく気乗りしなくてパソコンで遊んでいたら、京都の画像が出てきた。

何年か前にフラッと遊びに行ったときの写真だ
未だに、とゆうより加齢していくに従って古い物に心惹かれる。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の・・・」に惹かれてその樹木を探し回った事があった。

ある人に連れて行かれて観たときに撮った画像だ。
          
そこは妙心寺の東林院であった。
鬱蒼とした竹林の中、しっとりと小雨に濡れて落下した沙羅の花々・・人の世の儚さが感じられた。

世の無常を教訓に、何事も先送りすることなく・・である。

椿科の花なのに、落下した花の純白さ・・やっぱり違うのだ・・と思った。