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バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

やっと読んだ・・

2008-10-18 09:07:30 | トンボの徒然ダイアリー
10月18日

今朝もスッキリ晴れた秋空だ
工事が我が家のベランダ部分の補修に掛かってきたのでこの二、三日は図書館で読書三昧だ。

「本覚坊遺文」やっと読み終えた。


利休が秀吉から自刃を下賜されての話であった。
私も寺の山門に利休の像を建てたのが原因と把握していた

それはそれで事実だが、何故申し開きをしないで自刃したのか・・についての他の同じように自刃を強いられた三茶人の、胸の内を井上靖が小説に書いている

終章に高橋秀夫氏の解説がある。
この本は井上靖の想像であり氏の死生観でもある・と長い文があった。

茶は 「一亭一客」の利休 「秀吉の大茶会」どちらも接待には変わりないが・・
その意味の違いは簡単にはわかる気がするが・・
難しいことは無理だ。

利休のもてなしの心・・を通じて心のありよう・・高橋氏は井上靖の死生観といっている。  
私なりに人生に誇りを・・と把握した。

次に新田次郎の「槍ヶ岳開山」を借りた。