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さるタジラのブログ

怪獣の写真とかを上げていく予定…。

ワンフェス2025冬レポート②

2025-04-14 20:18:00 | 日記


こんにちは。

少し遅くなってしまいましたが、レポート①に続き、ワンフェス2025冬を振り返っていきます!

 
◼️餅雪

餅雪さんのブースでは、彩色見本を製作させて頂いた「ゴジラ-1.0 最終決戦Ver.」が販売となりました。



こちらは造型に合わせて震電がゴジラに突っ込んだ瞬間を切り取ったカラーリング、というオーダーを頂き仕上げました。
 
身体のダメージのひび割れから漏れる光や、水面などの彩色にこだわりました。



キット自体も大変合いが良く作られていて、そのまま組むだけでもほぼ隙間ができない綺麗な複製でした。

体表にダメージのひび割れなどが造型されているのもポイントです。






「なかなか普段は自分が造ったものを飾ったりはあんまりしないんですが、これは気に入って部屋に飾っています。」
と嬉しいお言葉も頂き、頑張って良かったと思う一心ですね…!


 
オリジナルも妖怪などを中心に、独自の世界観が広がっており大変見応えがあります。

以前買わせて頂いた八咫烏もどこかで塗りたいです…!!




◼️工房RASEN



工房RASENさんからは新作のクシャルダオラ・龍が展示。
 
モンハン全然やったことないマンですが、モンハンのモンスター自体はよく見るしデザイン好きなのもいるしで、いつか塗ってみたかったりします。
知らんのにフィギュア買ってみたくなったりもする。

怪獣以上に色数が多いので塗るの楽しそう…!といつも思いながら見ています。







オリジナルの龍は後日通販で予約しました。
雲の造形が日本絵画みたいでオシャレ。
こちらはどう塗ろうか悩みますね…!楽しみです。 

 
 
◼️大村ジュリエットカメラ
 


すぎゃすさん造型による逆ゴジ。
前回も話題になりましたが、やはり妖怪感も強く魅力たっぷりの造型です。

アイボリーに墨入れしている作例があることで、普段のゴジラ造型ではあまり見ない異質なモールド感も感じることができました。






過去作のレッドキング。
展示会で他の方が製作されたのを見るたびに、「自分も塗ってみたいな…」という気持ちが湧き上がる原型です。
かっこいい…!


◼️たたらアーツ

 
カズマタイキさん原型によるアレンジが施されたジェットジャガーとメガロが前回に引き続き登場。




こちらは福井敬貴さんによるモスラ。


普段は昆虫標本や昆虫アートを作られている方による、まさに昆虫的な解釈によって立体化されたモスラとなっています。

現世の生き物として飛んでいそうな、より蛾然としたフォルムや毛などの造型が魅力的です。

 
◼️酒井ゆうじ造型工房



酒井さんからは、基本的にメーカーで製品化された原型のレジン版が販売されておりました。

やはりPVC製品を見た後にこちらを見ると身体や首・太ももの厚みが変わるので誘惑ですね。

 

◼️L.M.U-23

 
らぶりぃーマジックさんによるゴジラ1954と泳ぎマイナスワン。

ペルム紀の半水生古代生物の生き残り、と言う言葉がしっくり来るような生物感溢れるゴジラ1954でした。
 




また個人的な内容ですが、先日こちらの泳ぎゴジラをご依頼で製作しましたが、大変作りがいのあるキットでした。

そのまま塗ってもいいですし、このようにジオラマ風な加工を加えても楽しめます。
ゴジラ本体の造型が大変素晴らしいのもポイントです。






船員付きのレア版を製作しましたが、これがまた大変素晴らしい造型でしたね…!
ジャケットの塗り分けまで劇中や資料に目を凝らしながら頑張りました。





◼️GORT



GORT杉本さんからは巨大なタイラントが登場。
ウルトラ6兄弟を次々と薙ぎ倒す姿が見えるような威風堂々の体躯。
まるで劇中から飛び出て来たような圧倒的な姿でした。

 
 
◼️KAMEHOUSE



基本的にはネイチャー系の現生のカメ模型を造られているカメハウスさんからは、ガメラリバースが登場。

攻撃的なフォルムとなったガメラと、本編から飛び出して来たかのようなギロン。
リバースギロンの閉じると見えなくなる口が好きなので、顔が2つ付いてくるというのもツボでした。
そしてメッキかと見まごうほどにギラギラと反射する包丁も白眉ものでした。
再現の難しい模様まで綺麗に彩色されています。











◼️タナカSTUDIO



タナカ・STUDIOさんのブースでは、海外メーカーの展示とタナカさん自身の販売物。

初販売となるヘッドモデルは即完。
程よくボリュームあるサイズ感と、バキバキに彫り込まれた造型、マグネットが仕込める設計など非常に楽しめそうな3D出力キットとなっています。

特にタナカさんのシンゴジは昔から好きなので、いつか購入できたらと思っております…!



 
 
■てんつく工芸



鮫順さんからは巨大デスゴジと-1.0ゴジラ。
まさにてんつく工芸テイストにて立体化されたマイナスワンは、和風とも言えるテイストが感じられるでしょうか、山からにゅっと顔を出しそうな圧倒的存在感でした。




ソフビキットシリーズからはビオゴジが。
非常に格好良く、イケメンな姿でソフビになっています。
このモールドをソフビで手軽に楽しめるのもこのシリーズの良いところです。



 
 
■みみっと工房
 


「G」のポーズを取った-1.0。
躍動感が魅力的な原型です。

回転台に置いてあることもあり色々な角度から見ることができます。
かなり尻尾を振り上げていますが、不自然感のないフォルムもお見事です。

 
 
■どろみ妖怪獣ファクトリー



どろみさんからは多数のギドラが登場。
特にヤマタノオロチ・メカキングギドラはボリュームも造型も凄まじく、どろみワールド全開でした。



ヤマタノオロチはつぶがいさん彩色、メカギドラはマガイブツさんが彩色。

どちらも丁寧で見応えのある彩色でした。



 
■黒龍工房



ここからは企業ブースのご紹介となります。

今回から企業エリアに出展の黒龍工房さんからは、満を辞してマイナスワンが登場。
銀座で見せた登場直後に見せる咆哮の印象的なシーンを切り取っています。

細やかなモールドの彫りも凄まじく、大鷹さん泥神さんにお聞きすると、かなりの割合がアナログにて彫られているとのこと…!




メガギラスの完成見本も素晴らしいクオリティ。
4枚羽のポスターアレンジと、劇中似のドラゴン顔の融合が破壊力を産んでいます。





ゴジラストアより発売のミレゴジキット。
こちらは海ゴジのカチカチ君を思い起こさせる、シャープで凛々しい姿が印象的です。

 
 
■少年リック



エクスプラスさんからも新作が目白押し。
最近は特に過去作の復刻も多い印象ですので、買い逃していた方には嬉しいんじゃないでしょうか。







ガメラ2プラモもとても良いので楽しみ。


ーーー

ここからは、会場を歩いていて気になった怪獣以外の美少女キットなどをご紹介します。



MusicBOXさんのバンドリMyGO!!!!!
5体揃うと圧巻でした。原型クオリティも塗装も凄過ぎてビビります。
ここまで塗れるようになりたいものです。

燈を買ったのでまた年末とかの美少女強化月間(?)もうけて塗りたいですね…!





りっきーのドラムゴツすぎるしパーツ多過ぎてビビる…。





迫力があって目についたイスカンダル。
zeroのイスカンダル対ギルは男の子なら皆好きなシーンでしょう。
筋肉系も塗りたいですね。





こちらも海外ディーラーさんによるバンドリAve Mujicaのオブリビオニス(祥子)。
特に中国人気がものすごいので、海外の原型師さんが造られてるケースが多いですね。

こんな綺麗な顔をして本編では没落貴族です。最高ですよね。
こちらも凄く良い表情の原型で、思わず買ってしまいました。







ジェンティルドンナ。
パッと見で強そうだなと思えるデザインが大好きです。
素晴らしい原型と塗装…。





plumの三船栞子。
通常と限定で3つ買いましたが、綺麗なまま保管していたくて開けられていませんね…。
家で箱から覗き込みましたがめちゃくちゃ可愛いです。
最高のフィギュア化です。





ランジュやエマも出るので応援したい。
優木せつ菜が楽しみです。





ーーー

最後に、メーカーにてお仕事で携わったものをご紹介します。

■CCPJAPAN
 


CCPJAPANでは、1/6特撮シリーズ・ミドルサイズシリーズ・エヴァンゲリオン・ガメラシリーズなど、今回のワンフェスでは沢山の新原型を展示致しました。

お仕事で、ほぼ全て特撮企画の企画・彩色見本・生産管理の一部を担当しております。







みよしノルさん原型による新規のウルトラマン・ウルトラセブン。



彩色見本を担当したYoshi.さん原型によるエヴァ13号機。
劇中・資料を参考に、この最高に格好いい機体を塗らせて頂きました。







夕日メトロン・分身直前バルタンなど、このエリア全てのデコマスを担当しました。
現在受注中の分身直前バルタンなど、色合いが幻想的と大変好評なようで嬉しいです。





造型工房キトラ岡さん原型によるベムラー・カネゴン。
ベムラー、個人的に岡さんの原型との相性が抜群過ぎて1番好きな原型かもしれません。

カネゴンは彩色見本も担当しております。走る時に頭を抑える仕草がかわいいのです。



みよしノルさん原型のエースキラー。
ダイナミックなポージングと、重厚な彩色です。





ゼットン二代目。
こちらも彩色見本を担当しました。






原口智生氏によるガメラヘッド。
レジェンドの方と一緒に企画を進めさせて頂けることに感謝しつつ、全力で最高の製品化に努めました。
彩色見本も担当しておりますので、メーカーの発表をご覧頂ければと思います。





ミドルガメラからはレギオン登場です。
二郎工房さんにより、頭が大き過ぎない絶妙なバランスでデフォルメ化されております。



 ミドルゴジラシリーズ。
大変多くの方に応援して頂いているシリーズ。今後もどんどんラインナップが充実していく予定ですので、どうぞ楽しみにして頂ければと思います。
 
以上、ワンフェス2025冬のレポートとなります。


ーーー



今回はちゃんと書き切れた…!えらい…!!

さて、ここからは特に求められてもいない、近況という名の自分語りですので割愛して頂いて構いません。

最近は仕事も依頼もプライベートもずっと忙しいと言いますか。
暇さえあれば、次は何をしよう、何をしなきゃ、とぐるぐる考え続けている毎日を送っています。
そのためか文字も前ほど書けなくなってきてるんですが、今回ちゃんと書き切れて良かったです。

まずお仕事。
ありがたいことに、多くの方や色々な版元様・関係者様などからもお褒め頂く機会が沢山増えました。
今まで積み重ねてきたもののおかげでもあり、しっかり地に足をつけて、引き続き頑張って行きたいと思います。
 
次にご依頼に関して。
今回のワンフェスでは3名の方の展示見本製作をさせて頂きました。
どの方にも喜んで頂けて良かったです…!
大変モチベーションにもなりますので、引き続きお気軽にお声掛け頂ければと思います。

個人の依頼の方は、ありがたいことに変わらず沢山ご予約を頂いております。
昨年の予約分の消化がある程度見えて来ましたので、夏に予約再開ができるように調整を試みています。

昨年からは新規の方のものを製作する機会も増えました。
塗った物をお届けすると、「こんな塗装見たことない」「今までで最高のフィギュアです」等々と…嬉しいお返事も。
とても喜んで下さる方ばかりで嬉しい限りです。
もちろんダメなことですが失敗したこともあります。
僕より上手な人も沢山いるので、スピーディーに、でも完成度の高いものをお届けできるように今後も精進します。

ただそんな肩肘張らないといけない日々の中でも、飲みや遊びに誘ってくれるリア友が多かったり、カラオケやライブに行くオタク仲間と騒いだり、とリフレッシュ要素が多いのがありがたいです。

今後もほどほどに鞭打ちながら頑張っていきます。
 
それではまた!