さるタジラのブログ

怪獣の写真とかを上げていく予定…。

2024年前半期に塗ったガレージキットたち

2024-06-30 12:40:00 | 日記

皆さんこんにちは、ブログではお久しぶりです。
今回は表題の通り、今年の1月から6月までの前半期で塗装した怪獣たちをまとめさせて頂きました!

是非ご覧ください!
それでは早速紹介になります。
 
■1月
 


・酒井ゆうじ造型工房 ゴジラVSキングギドラ
 
ご依頼品。
通称:巻きギドラの愛称で知られるキット。
酒井ゆうじさんのポスター系のキットをご依頼頂くのもこれで何回目かですね。
基本的に構図などが面白いものが多いので、僕自身とても楽しんで塗っています。
 
酒井さん原型のキットで他の方の作例などを見ると、オーソドックスに仕上げられたものが特に多い印象です。
原型がストレートに格好良いため、あまり色数を増やさない方がまとまって綺麗に見えるのかと思います。
 
そういったキットを自分が塗るとどうなるのか、どこまでオーソドックスなものから雰囲気を変えて格好良く、それでいて説得力のあるものに見せることができるか、そんなことを考えて塗っています。
この時の巻きギドラも、自分に気合を入れてそういうテイストで塗りました。
特に翼のシャドーや光沢感がお気に入りです。






製作中の時の画像。
古めのキットということもあり、合いが良い訳ではないので途中は結構苦戦しておりました。
「もう2度と作りたくない!😂」と言っていたぐらい(笑)。
 
そのうちまたこのキット、作ることになりそうなのが恐ろしいです…💦















・てんつく工芸 ゴジラ1962 ソフビキット
 
鮫順さんのソフビキットシリーズ。
元々、壊れにくく、軽くて手軽に買えて塗れるソフビキットが好きな僕には嬉しいシリーズです。
 
20cmという、大き過ぎず小さ過ぎない程よいサイズ感に、手原型ならではの味わい深いテクスチャがぎっしりと。
綺麗に作られたメーカー品とはまた別の、まさにソフビ製ガレージキットの魅力に溢れています。
 
このキンゴジも、そんなテクスチャを引きたたせつつ、嵌合を残す所は残す・埋める所は埋める、と割り切りながら仕上げました。
 



↑元のキットの画像。
「カルメ焼き色」というレジンのような成形色がまた味わい深いです。塗るのが惜しかったです…
 



 
■2月



・ススキガレージ スペースゴジラ
 
ご依頼品。
こちらはワンフェス2023冬にて、ススキガレージ(峠野ススキ)さんから販売されたガレージキット。
そのススキさんの展示見本を塗らせて頂きました。
 
詳細はワンフェスのブログ記事に掲載しているので割愛させて頂きます。
とにかく今では考えられないぐらい早く完成させていた記憶です。。
 
後日ススキさんとご飯行った時に、このスペゴジの彩色見本が届いて開けた際に「うわぁ…すっご」と思わず声を漏らしたというお話を聞かせてくれました!
想像以上のものに塗ってくれた、と言って頂けるとやはり嬉しいものがありますね…!
 
造形のボリュームのパワーもありますが、自分の塗りをそうやって喜んで頂けると本当に嬉しいですね!今後も頑張ります💪
 






・峠野ススキ 江戸龍神景
 
ご依頼品。
スカルプターズさま出版の「造形作品集DORAGON」に掲載された作品です。
こちらもススキさんからご指名頂き彩色しました。
ススキさんのCGデータ着色画像を基に、立体で塗るとどうなるのか考えながら塗って行きました。
僕にしては彩度を落ち着かせたというか、系統的には美術品の方が近いと思ったので、そういった雰囲気を意識しています。
 








↑元のデータ画像。
この2次元をどう3次元に落とし込んだら迫力が出るか考えました。
波をキレイな波ではなく、水墨画のような雰囲気にしたいと思い、墨を入れてみることにしました。
汚れてるんだけど汚くない、そんな塩梅を取れるように意識しています。
 
ここで大正コソコソ噂話。
この作品の「江戸龍神景」という名前、実は僕もススキさんと一緒に考えていたりします。
葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がモチーフとなっていますが、それが描かれたのが江戸時代であることと絵画名から「江戸」と「景」。
古来、日本では龍を神と崇めていたことから「龍神」。
これらの文字を組み合わせ、「江戸龍神景」という今回の作品名が生まれました。
和の龍を感じさせる、良い名前になったんじゃないでしょうか…!
 





↑後日、東京フィギュアさんギャラリー(秋葉原)にて開催された発売記念展示会でも展示頂きました。
 
 
・T'sF'acto ゴジラVSジラ

ご依頼品。
山脇隆さまによる、FWゴジラに飛び掛かるジラの躍動感溢れるキット。
こういった名作をたびたび再販してくれるのありがたいですね。。
 
テーマとしては、「街の中で爆発に照らされながら闘う新旧ゴジラ」というイメージです。
実際に本編を見た際、FWゴジラが街を破壊し炎上させながらジラに向けて突進していくシーンから着想を得ました。
 
背ビレを熱線放射にし、ゴジラ→赤+青、ジラ→緑+黄、という色合いにすれば、原色が各所に散りばり、全体で見た時に面白いものになるかなと思いました。
 
ご依頼者さまもこの提案を面白いと快く受け入れてくださり、この塗装が実現しました。
 
 


ゴジラはまず、熱線放射として完成させそこから照り返しを加えています。
このおかげで自然な照り返しの雰囲気が出ていると思います。



口の中の発射直前の熱線は、ただ口の中が青いだけでなく、ぼんやりと光って見えるにはどうするか悩みながら塗装しました。






ジラはほぼ初めて塗る状態でしたが、劇中CGなどで分かる部分は再現し、分かりづらい所はエメゴジを参考にしています。
あくまで全体的な印象としては、エメゴジではなく、あの緑色で瞬殺された"ジラ"に近づけられたんじゃないかと思います。
(個人的にはエメゴジ好きですし、もっと激しく闘って欲しかったです!!)






 
■3月



・四畳半工房 GMKゴジラ
 
こちらは久しぶりに自分用に塗ったゴジラ。
元としては、この燃える横浜港を背に、海上にいる艦船を睨め付けて背ビレを光らせるシーンです。


作品のビジュアルとしても度々使われており、DVDジャケットなども赤い照り返しが入っていて、昔から印象の強いイメージでした。
 
ようへいさんの荒々しく美しいモールドを引き立てるには、単色ではなくこういう塗装の方が引き立てられるのではないか、その想いからこの塗りになっています。
 








明るい右半身も良いですが、左半身から見た時のぼんやり燃える雰囲気も良いです。
 





展示会の際にも足を止めてくれる方が非常に多かったです…!
なんとたまたま会場に来ていた若狭新一さんにも見て頂くことができ、お褒め頂き嬉しい限りでした。
(お写真掲載、ご本人の許可を頂いております。)
 
これからもこういう世界観というか、その作品を見ているからこそ出力できる、怪獣愛が伝わる、そんな雰囲気のものを塗って行きたいですね…!
 




■4月

 
・ススキガレージ ガメラ1999
 
ご依頼品。
数年前にススキさんより発売されたアレンジガメラです。
依頼の指定で、超全集にあるような暗めのガメラ3スーツをイメージして欲しいとのことでした。
 


実際に似た色を調色します。
基本は(面倒臭がりなので)有りものの塗料を下地にすることが多いのですが、このように必要に迫られると調色します。
 


腹甲にも体表と同じグレーをかけ、全体的に色味を統一していきました。
 


結構つや消しの質感に振りましたが、その甲斐あって上品な雰囲気もあるガメラになったんじゃないかと思います。
夜の雰囲気と、ぼんやり光るようなトラウマタイプの目が良い対比になっているんじゃないかと!








・第五惑星製作所 バガン
 
ご依頼品。
こちらは第五惑星製作所の代表のジュピター大久保さんからご依頼頂き、展示見本として製作したバガンとなります。
原型は聖なるおでんさんによる素晴らしいバガンです。
 
実は、このバガンがここ半年で1番悩んだかもしれません。。
肩の球体を全て瞳にするというのは、以前からウルトラマンタイガの邪神魔獣グリムドのイメージからぼんやりと考えていました。
 
ただ全身を塗り出した際に、やりたい要素はあるのになかなかうまくまとまらず。
"バガン"という幻の怪獣は、逆にこれ!という固定のカラーリングがないため、しっくり来ないという悩みもありました。
 
実はシンゴジラカラーのバラン、超ゴジラカラーのバラン、といった試作の果てに、デザイン画でもある黒バガンに落ち着いたのです。
 


ただ、最初から妥協してオーソドックスな色で決め打ちすることなく、試作を繰り返したからこそ「やっぱりこれが良いよね。」と確信を持てたのは大事なことでした。
実際に出来上がったバガンも、バガンらしさを感じつつ肩の瞳が異質な雰囲気を出しているかなと。
是非イベントなどでの展示の際は見て頂けると嬉しいです!
 








・イノウエアーツ ゴジラ埋没作戦
 
ご依頼品。
こちらも過去の名作キットの1つ、通称:歩きキンゴジです。
キンゴジは何度か塗っていますが、今回はキットのシーンが夜なので、少し茶色感は抑えつつ、ベースはブルー系で立ち上げながら塗っていきました。
 
結局いつもの雰囲気に落ち着いた感じはありますが、しっとりと存在感のあるキンゴジに出来たんじゃないかなと思います。
 

キンゴジの口のピンクの淡い雰囲気も、以前は大変でしたが最近はうまく出せるようになった気がします。


 
■5月

 
・エクスプラス 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ1995香港上陸 ソフビキット
 
こちらは合間に塗ったデスゴジ。
いつもと違う雰囲気を出したいと思いましたが、結局いつもと近い雰囲気なような。






・本心楠改 ティラノサウルス
 
ご依頼品。
今までも恐竜を塗ることはありましたが、今回は初のご依頼ということで、心して掛かりました。
レクシィ基準の塗装ということで、ワールドシリーズの黄色みのある体色と、パークシリーズでの赤茶色みも感じる体色のハイブリッドを目指しました。
 





製作過程。
CGデータのレクシィを参考としています。
怪獣とは少し異なりますが、流麗な鱗の雰囲気をそのまま出せたのではないかと思います。
 





 
・ススキガレージ スペースゴジラ
 
ご依頼品。
基本的にはススキさんの作例を塗った時と同じものですが、肩のエネルギーラインはより光っているイメージで塗っています。
もう1回ぐらいは同じ色で塗る機会がありそうな。。
 
実は自分でも買った分があるので、いつか自由に塗りたいな〜とか考えてます。
ポスターに完全に準拠させても良いなぁ…とか。
 








・GORT スペースゴジラ
 
ご依頼品。
通常のスペゴジをベースに禍々しくというオーダーでしたので、肩のエネルギーラインなどかなり強調して塗ってみました。
スペゴジらしさもありつつ、光が煮えたぎっているようでエネルギーMAXなイメージで塗装しています。
コントラストの強いお腹の塗装もお気に入りです。




 
■6月


・ダイモス スペースゴジラ

ご依頼品。
「超ゴジラ」をイメージして欲しいというオーダーで、体表のグラデなどもご依頼頂いて組み込んでおります。
結晶の青い発光感、背ビレや頭部の蛍光感など、異質なスペゴジの雰囲気を出すことを意識しました。






・第五惑星製作所 チタノザウルス
 
ご依頼品。
ジュピター大久保さん原型のチタノザウルス。
これまでにない攻撃的なスタイルでとても格好良いです。
今回はもうストレートに、スーツの雰囲気と生物感ある塗装を目指しました。
 


製作過程。
まず斑点を1つずつ筆で乗せて行き、その後に1粒ずつクリアブラックにしてボカシています。

尻尾や背びれの皮膜も、実際のスーツにも細かく入っていた血管を描いています。
レジンの地を活かしてるので、光と透かすととてもキレイです。



こちらのチタノザウルスは、ワンフェスにて第五惑星製作所さまの作例見本として展示されます!!
東宝特撮怪獣ワンフェスにて展示予定です。
是非よろしくお願いします。




 


・工房RASEN(らせん) マガオロチ
 
らせんさんが原型を作られてる時から楽しみにしていたマガオロチ。
なかなかガレキを含めた立体化に恵まれないマガオロチが、こんな素晴らしいポージングと造形で販売されることに軽く感動致しました。
 
イベントの際には気さくに原型のこだわった部分などをお話しして下さりますます欲しくなるばかり。
らせんさんご自身の彩色見本がスーツ再現としてはベストでしたので、僕はダークめに好きなように塗ってみました。

ジャグラーによる復活シーンの際は胸の球体なども光らせているため、そのイメージで塗っています。
 






 
トゲは本来の赤→黄にするのでなく、グラデの間に白を挟むことで存在感を増しています。
久しぶりに趣味の製作だったのでこだわったマガオロチです。


以上、2024年前半期に製作したガレージキットでした。
6ヶ月で16個。1ヶ月に2〜3個は完成させている計算になります。
自分で言うのもなんですが…偉い!
平日の夜に仕事から帰ってから夜中にコツコツと製作できているのが、かなり効いていると思います。
ただその弊害もあって、3回ほど胃腸炎や風邪など体調不良を起こしてお医者さんの元へと行くことになりました…。
ちょっと生活リズムなどは見直しつつ、引き続き頑張りたいなと思います。
でもお酒は大好きなので金土日はめいっぱい飲んでカラオケ歌って発散します!
 
改めて、有り難い話ですがご依頼品が多いですね。
6月に1度製作代行の予約受付を再開しましたが、15分ほどで来年どころか再来年まで埋まるぐらいのご予約を頂き…今はまた休止とさせて頂きました。
申し訳ございません。
ありがたいことですが、ちょっと進行・スケジュール管理などが大変ですのでしっかり順序立てて製作をしていきたいと思います。
来年にある程度の完遂の目途を立て、予約を再開できれば良いなと思います。
 
現在は2023〜2024年で予約を頂いたものの9割ほどが作り終わり、半月ほど巻きながら進行できています。
ただ、この後にワンフェスでの展示品や、初めて塗るギドラ族を3連続で作ることになります。
多分ペースダウンというか逆に遅れるぐらいになるんじゃないかと。。
ただ、1人1人が僕の塗装が好きでご依頼してくれていると思うので、そこは僕も「業務」にならずに「作品」を塗る気持ちで全力で応えたいと思います。
数か月単位で遅れそうな場合はご予約頂いている方に追ってご連絡致します。
 
それとは別に、そろそろ美少女キットを作ろうかなと。
具体的にはラブライブの三船栞子さんのキットの洗浄と磨きを始めています。
怪獣を塗るのもちろん楽しいのですが、やはり別ジャンルを塗ることでまた違う一歩を踏み出せるかなと…!なんて大袈裟なものではないですが、単純にできるようになりたいよね、という話です。
このあとのワンフェスで控えている高松燈さんのキットを塗る練習にもしたいのです。
(そもそも販売はあるのだろうかあれ)

仕事で筋肉モリモリマッチョなフィギュアなどは実は結構塗ったりしているので、持ってる技術的には出来るかな〜なんてボンヤリと考えていますが、その出力の仕方がきっと難しいんだろうなと。。
後は目を描くのは完全に未知の道のりになります。(トウカイテイオー)
 
まあちょっと挑戦してますので、もしTwitterに投稿してたら温かく見守ってください。
そんな製作もしようと思うので、もしかしたら依頼消化がスケジュール通りに行かない可能性もあります。何卒ご容赦ください。
 
と、今後の流れはこんな感じになります。
 
引き続き、個人としても会社の方でも、色々と頑張っていきたいと思います。

怪獣好きによるワンフェス2024冬レポート 後編

2024-03-13 08:00:00 | 日記
 

前回のワンフェス2024分レポート前半に続き、後半のご紹介です。

ご挨拶する卓が多くて前後編が当たり前になってしまいました…(笑)
 
当日は買い物して現地から発送、その後はカメラとMAPを片手に会場を駆けずり回っております。
 
それでは早速のご紹介です。
 
◼️JOKU PRODUCTION



今回初参加?の海外ディーラーさん。
原型師さんのアレンジがとても格好良く、事前から気になっておりました。
 
今回はデストロイアを買わせて頂きました!
 
大きく翼を振り上げた全体のシルエットが美しく、また頭部の角を少し後ろにしたアレンジも悪魔的で、海外の方ならではの解釈にも感じられとても格好良いです。
 
原型師様にもご挨拶させて頂きましたが、とても良い方で、頑張って完成させてお見せしたいですね!🙏







スペースゴジラもこの結晶を全てクリアレジンで複製してるの凄いですね。。







 
◼️米印玩具


会場にて思わず目を引いたバキシム。
そのサイズもさることながら、塗装もまたその巨大感を感じさせる素晴らしい物でした。
まさに闘いで汚れたスーツそのもののような雰囲気…!
じっくり見させて頂きました。



◼️田中ミュージアム工房


今回のGミュージアムさんの目当てはなんと言っても白亜紀ギドラ!
 
飛行ギドラの方を買わせて頂きました。
 
地面からモスラに噛み付きに行き、避けられている方とどちらかが良いかかなり悩みました。。😂
 
作った時の飾りやすさやベースの見栄えなどを考えると地面の方なのですが、飛んでる方がギドラが格好良く見えて。。
売り切れないかドキドキしながらしばらく見比べて悩んでおりました(笑)
 
たまらず、「どっちの方がギドラ格好良いですかね…?」とお聞きすると、「よく見えるのはやっぱり飛んでる方かなと…!」とお返事頂いたので、飛びギドラに決定となりました。
 
(燃えてるモスラを塗るのも楽しそうだからという理由もあります!!)





あまりにも高さのあった飛行白亜紀ギドラ。
これは軸なども自分が作る時どうしたら良いか考えないと。。



以前より、Gミュージアムさんと白亜紀ギドラの相性は良いと思ってたので、こんな夢のようなキットが出たので嬉しいですね…!



このギドラの攻撃避けるモスラも素晴らしい。。
飾りやすさや作品としての見やすさはこちらの方も良いですよね。甲乙つけ難いです。




その他、新作槍ギャオスなどズラリと作例が。。
この生産と陳列を全部お一人で。。
おかげさまでいつも楽しませて頂いております🙏お疲れ様でした。
 
 
◼️マー工房
 


マー工房さんからはなんとデフォルメでなくリアル等身のギドゴジが登場!
 
上空のメカギドラを迎え撃つように咆哮するその様はどっしりとした体躯、モールドと格好良かったです。
 
今回は造形の良さが伝わるウォッシング塗装でしたが、マガイブツさんの作例も是非拝見したいですね😊






◼️四畳半工房

 
今回も、もちろん機龍ゴジラを買わせて頂きました。
ようへいさんの製作記、あのモールドの作り込みを見ていたら買わない訳には参りません。
個人的には今までの機龍ゴジラ関係の立体物で1番好きなんじゃないでしょうか。。


なかよしさんによるオーソドックスな作例も格好良いです。
これがあるからこそ、僕はやりたい放題に塗れるというものです!
また面白い系で塗りたいですね。
ミレゴジ・GMKの時とは違ってまだ思いついてないので、のんびり考えていきたいと思います。
ベルグ抜きだから処理も楽ですぐに塗り出せるのもありがたいです🙏
 
ちなみにこれは最近完成させた四畳半工房さんのGMKゴジラです。










彩色イメージはよく見るこのビジュアルです↓



◼️黒龍工房
 
撮影している際に泥神さんにお声がけ頂いてあれこれとお話していたので、3枚しか撮影できませんでした(笑)
ビオランテ、まさに動く山と呼べるような異次元の迫力でした。
 
遠目から見ても「あぁあれか…(笑)」と察してしまうような存在感。
もちろん大きいだけでなく、劇中の名場面でもある突進シーンが切り取られたかのような繊細で躍動感あるポージングも大変素晴らしかったです。
 
ゴジラストアさんとのコラボ企画のGMKゴジラキットも、作りやすく手に取りやすいものでとても良かったので、あのシリーズも続報期待しております…!
今後も大鷹さんの大きくても小さくても迫力満点の造形、楽しみにしております。



◼️酒井ゆうじ造型工房



酒井さんからは1番くじ-1.0ゴジラのレジン版が登場。
やはりそのシルエットの美しさ、全身の完成度は見惚れるものがありますね。
最近はかつての名キットも定期的に再販してくれるのも嬉しいポイントです…!



◼️TOMさん
 
今回初参加のTOMさん。
WF直前に入院されていてとても心配しておりました…!
デストロイア、やはり生で見ると随所にこだわりのテクスチャや爪造形などが追加されてて素晴らしかったです。
もっと早く買いに行くべきだったと少し後悔。。










TOMさん自身とても気さくな方で、デストロイアを色々な角度で見せてくださったり、アレンジ部分の説明や、キットのサンプルの分割など…沢山お話ししてくださりました!
 
とても楽しいひとときでした🙏
 
さらに…今度発売も検討しているというイリスの頭部に関しても、「是非ご意見を聞かせてください!」と…。
僕もマニアなりにちょこちょこと気になる点(もちろんこのままでも大変素晴らしいです!)などをお話しさせて頂きました…!
 
是非次回も楽しみにしております😊
 
 
 
イリスの頭側を外して単眼まで見せて頂きました…!
ご親切にありがとうございました!
 
 
一応、以上が一般ディーラーさんの怪獣関係のご紹介となります。
全員回るぞ!と息巻いていたのに、またも、時間が足りずMAPの見落としなどもあり回り切れませんでした。。ご挨拶出来なかった方にはまた次の機会にご挨拶させて頂きます。

企業もほとんど見れませんでしたし、ワンフェスは1日じゃ到底回り切れなくなりつつありますね。。
 
続いて、企業側をちょこっとご紹介させて頂きます。
個人ディーラーさんを回るのに忙しくて、奥の海洋堂さんとか全然回り切れませんでした💦

◼️少年リック

年々ブースが大きくなっていっている気がします。
物量などが桁違いですね…マイナスワンにバガンなど、特撮はただでさえ大きくて迫力があるのに、さらに度肝を抜く新商品が多かったですね!

大変見応えがありました。イベントの際にソフビキットを定期的に出してくれるのも嬉しいポイントです。








 
◼️CCPJAPAN


こちらは、現在自分が普段のお仕事をさせて頂いてるCCPJAPANのブース。
関わっている商品をそれぞれご紹介させて頂きます。


まず数量限定品として販売された「ガメラ1999 バニシング・フィスト 爆熱塗装ver.」。

劇中シーンを参考に、燃え上がる右手の爆炎に照らされたガメラを彩色しました。
霞目ガメラと同じくほぼ全て自分で塗っています…!

パッケージはイラストレーターで、特撮イベントなどの主催も行なっている八重樫紀史さんにお願いして描いて頂きました。


幻の究極造形 CCPJAPAN×峠野ススキ 巨大レギオン 

企画・原型監修・デコマスを担当した巨大レギオン。
ススキさんにお願いしてポスターの構図を意識したレギオンを製作して頂きました。
生で見ると本当に造形の密度と迫力が凄過ぎて、まるで要塞のようです。

今回のワンフェスでも、実際に見て「凄い!」と言って頂ける方が非常に多かったですね。




ミドルサイズシリーズ ガメラ1995・ガメラ1999

こちらも企画・原型監修・デコマスなど担当させて頂いているミドルサイズの新シリーズです。
これまでゴジラで展開していたシリーズで、ついにガメラが登場です。
原型は二郎工房さんにお願いしています。
 
レトロソフビだけど、少しディテールにも凝ってて格好良くて、でもきちんとデフォルメでかわいいソフビ。
顔や甲羅の造形は、ソフビ分割を考慮しながら可能な限り劇中の印象に近いものにして頂きました。
特に顔はこだわっています。
もう少し先にはなりますが発売が楽しみです。
 





1/6特撮シリーズ 一角超獣バキシム
 
こちらも企画から携わっています、30cmサイズのバキシムです。

原型は商業原型で活躍されている、みよしノルさんにお願いしています。
(あまりお名前を前面的に出している機会は少ないですが、お話を聞くと「あれそれも!?」と実はかなりの一般的なフィギュアな原型を担当されています。)

エースに向けて火炎を放つポージングを元にした、非常に横からのS字バランスが美しいバキシムとなっています。
こちらもソフビ化に向けて鋭意開発中です。
 







・CCPJAPAN×Yoshi.Project エヴァンゲリオン弐号機
 
こちらは大人気の造形作家Yoshi.さんと一緒に展開させて頂いているエヴァスタチューシリーズの弐号機。
量産機と激しく切り結ぶ弐号機を立体化しています。
基本的に静のポージングが多いYoshi.さんですので、こういった動のポージングは新鮮で凄く魅力的に感じます!

個人的に、漫画の貞本エヴァが自分のベースなので「Air/まごころを君に」が1番好きだったりします。
Yoshi.さんの造形を換装パーツとともにお手軽に手元で楽しめるシリーズとなっています。

 
以上、会社で関わっている製品などをご紹介させて頂きました。

引き続きこちらの方でも色々と頑張らせて頂きます。
 
そして、ここからは怪獣以外で気になったディーラー様をご紹介させて頂きます!
完全に趣味です。
 
◼️イササさん
 

よくお使いで伺うイササさん。
カプセルトイでご活躍されている印象も強いですね…!
伺った際には男女問わずに列が出来ており、その独自の感性から生み出される美麗な作品は納得と呼べるものだらけです。
クリアとライティングを活かした展示も多くとても見応えがありました。



◼️Ogyharaさん






このスピノで知った原型師さん。
バランスの美しい恐竜、そして美しい彩色見本が魅力的です。




このシチパチの台座、お話を聞くとつるりとした平面を地面のように塗られているとのことでした。
…え、凄い!!

筆描きによる羽毛の彩色もふんわり感や毛の質感など非常に綺麗です。
じっくり見させて頂きました!僕もいつかやってみたいです。




ogyharaさんのお隣のブースのディロフォサウルス胸像。こちらもとても素敵でした。
恐竜の胸像、存在感あって良いですね。いつか塗ってみたいなあ…。

◼️パインヴィレッジさん



ひらぽこさんからよくお話しをお聞きしていました。
お手頃なサイズ感に、このかわいらしさとテクスチャ表現の見事な原型。
ディメトロドン購入させて頂きました!格好良く塗りたいです🙏








◼️グワンジさん


ワンフェスの度に毎回見に行っています。
昔の復元画や彫刻風の恐竜の立体化など、見事なものばかりです。
アロサウルスの胸像、トサカがちょうど良いバランスで、個人的にとても好きな顔をしています。
今回は伺った際にお話されておりご挨拶できませんでしたが、次回は是非!


 
◼️日本サメ映画学会


昔から付き合いのある草加さんが、このヤバめな団体にて原型から複製までやってサメフィギュアを売っています(笑)。
お互いに変な方向に振り切れて行ってますねえ、と久しぶりにお話しできました!
 
見ていて、たしかこれはフランケンジョーズだったかな…?と答え合わせ。
ワニとか熊ばかりで、あんまりサメ映画見れてないのでちゃんと学ばなきゃですね!


◼️いよべいさん


さすが人だかりが多く、軽く撮影しただけで今回はご挨拶できませんでした😂
いつも拝見している作品たちが密度高くズラリと並んでおり、大変見応えがあります。
ドラゴン胸像完成させないと…!


 
■秋山雲さん

 
海外の恐竜を製作される方。
生物感に溢れた造形、いつも楽しみに見させて頂いております。
美麗な恐竜たちの数々…スピノ・アロ系が好きなので、皮膚感あふれる原型を眺めて幸せな気持ちになっておりました。





その他、今回の北斗特集もぶらりと。
次は東宝怪獣ワンフェスということでどういう展示になるか、そちらも、楽しみですね。








最後に、全然関係ないですけどラブライブ関連です。
特撮がお仕事というよりも、食事などと同じく良い意味で日常にあって当たり前というか、生活必要不可欠なものになりつつあり…。
その影響か最近はラブライブ・アイマス・バンドリなどが心の癒やしになりつつあります(笑)
 
今回はその中でも大好きな三船栞子さんのガレージキットを3点ほど購入しました😊

美少女キットも前からずっと作りたいと思っていますし、パーツ単位では塗れるスキルは持っているはずなので、そろそろ面と向かって挑みたいと思います。
今年中にどれか作ります(鋼の意志)。
 
■いい日通り


実は今回がラスト販売だったとのこと…!ラスト1を買わせて頂きました。
 
彩色見本が破損してしまっており展示されておりませんでしたが、お話ししていたらなんと奥から出して見せてくれました。
超見たかったのでありがたかったです…!
 
栞子の塗装やキャラの話など沢山出来てとても嬉しかったです。
なかなか怪獣で忙しい中ではありますが、是非塗りたいと思います😊
 
■アスパラベーコン


「GO our way!」衣装の栞子キットが出るとは思わず、いの一番に駆けつけてしまいました。
ラストのキメポーズ造形で、表情がとても良いですね…!
こちらも是非かわいく塗装したいです。





◼️plum


plumさんからは、ぽむのデコマス展示がされていました。
中須かすみさんを買っているので欲しいけど、どのバージョンを買おうかなあと悩んでいましたが…。
このワンフェス会場で見たぷっくり顔が歩夢らしくてめちゃ良かったのでこれに決めました!
予約したので届くのが楽しみです。





以上、最後は思いっきり怪獣から脱線しましたが、個人のブログなので良しとしましょう。(してくださいw)
 
今回はススキさんの作例見本製作に始まり、会社での準備もあり、当日までずっとバタバタな日々を過ごしていました。
当日は体力の続く限り回りましたが、如何せん時間が足りず最後はかなり駆け足になり、ごそっと行けてないエリアなども出てしまいました…。
忙しくて、けれどもいつも通り最高に楽しい時間でした。(お財布はスッカラカンになりましたが…😂)
 
さて、次回も恐らくこの分だとバタバタだなぁ…と事前から悟って遠い目をしています(笑)。
すでに個人の方で展示見本のお話も何件か頂いておりますし、会社の方でもかなり色々と進めさせて頂いておりますので、気合いを入れて頑張っていきたいですね!
半年に一度のお祭りですので頑張りどころと自分で割り切っている部分もあります。

…ちなみにそろそろ積みキットが残りの人生かけても崩し切れるか分からないレベルのものになってきたので、次からは買う量を本格的に減らしていきたいと考えています。(ホントかなあ?)(ホントだよ!)
 
毎度レビューを書くのが息切れしていますが、楽しんでくれる方がいる限りは頑張って続けたいですね。

個人的にはそろそろ展示会参加もひと段落し、昨年から忙しかった仕事の方も一応落ち着いてきそうな気配なので、製作代行の方に本腰入れて時間をあてて進められるようになりそうです。

最近あんまり作れてなかったからいっぱい作るぞー!

それではまた。



怪獣好きによるワンフェス2024冬レポート 前編

2024-02-21 13:20:00 | 日記
久しぶりのブログ更新、今回は2024年2月11日開催のワンダーフェスティバル2024冬のレポートとなります。
 
今回は展示見本の製作などでWF前はかなり激務の日々を過ごしていました。
なんとかこなせて、今は少しホッとしています。

その後はだいぶ落ち着くかなと思ったら色々とバタバタすることとなりましたね。。
ただ、目の前の仕事などもありますし、今はもう元気に日常を送っています。
 
さて、それでは早速レポートと行きましょう。
 
 
 
ワンフェスの朝は早いですね。
今回は無事に優先入場券、いわゆる前ダイレクトパスが当たりました。
番号は800番台でしたね。
今回から入り口が1つになって企業・一般に分かれなくなったのが最大の特徴でしょうか。
そのおかげか、列自体の進行や整理などはスムーズで比較的快適に会場へ入ることができました。
一般列の方は大変だったみたいですが。。



この時間はいつも買えるかなのドキドキと、武者震いで震えてます。
実際は寒さでプルプル震えてます。
 
そんなこんなで中に突入!
早歩きで会場を縦横無尽に駆けずり回ります。
 




買えました!
番号は800番台でしたが意外と買える物ですね。
運営が転売ヤー対策もかなり力を入れてくれたという事例もちらほら見ますし、その辺りの影響もあるかもしれません。
 
最近は怪獣ディーラーさんも数を用意して下さってる方も多く、大体目星をつけていた物が全て買えてしまうという嬉しい悲鳴になっています😂
これ買えなかったらこれ買おう〜、みたいなのがなくなっている気がします。
 
30万近く飛びましたね!
…え。。30万……え…。
 
こういうのは考えたらいけません。
思考停止が必要な時もあります()。
流石に積みキットの量がとんでもないことになってきたので、次はもう少し買う物控えます。(毎回言ってる)

そんなこんなで今回も充実したワンフェス。
50卓ほどを回り40卓ほどにご挨拶という強行スケジュールでしたが、実際かなり時間がギリギリとなりました。。
MAPにメモをしていたのに回り忘れてしまったディーラーさんも多数。。
また別の機会にご挨拶させて頂きます…!
 
それでは各ディーラーさんの卓紹介と行きましょう。

■ススキガレージ(峠野ススキ)
 
 
まずご紹介するのはススキさん。
WFに参加し出した頃から仲良くさせて頂いておりますが、その造形のレベルはどんどんと高みへと進み、超大人気ディーラーとなっております…!
前回は不参加でしたので久しぶりのワンフェス参加でした。
 
さらに今回、そのススキさんのスペースゴジラとオリジナル作品の彩色見本をご依頼頂き、僕の方で製作させて頂きました…!
 
特にスペゴジは開始前から話題になっていたので知っている方も多いのではないでしょうか。
 
 
実は諸事情で僕の方に塗るキットが到着するのが遅れ、1月後半・ワンフェスの3週間前にこの2つが到着することとなりました😂
(3週間と言っても、平日は仕事があるので実質平日の夜1時間ぐらいと土日の数日しかありません…。)
 
仕事も丁度忙しい時期で流石にちょっとキツいかな…と思ったんですが、ススキさんから「ちょっと難しいですよね…すみません💦」と言って頂き、とっさに「できらぁ!!!」と答えてしまいました(笑)
 
実際に取り掛かると原型の恰好良さも相まり、もりもりとイメージが沸いて塗装が進むではありませんか。
 
結局、スペースゴジラは洗浄~完成まで2日、龍神が平日夜にちまちま進めてましたがトータル約3日ぐらいじゃないかと思います。
 
ススキさんにも早くてクオリティも凄い、と喜んで頂けて良かったです…!
正直今から考えても少し異常だなと(笑)。
昔から、ふとスイッチが入るとずっっとそれをMAXスピードで作業し続ける面があるのですが、そのスイッチが久しぶりに入った感じでした。
今は反動でちょっと模型疲れになっています(笑)
 
ただ、今回はススキさんからCGデータ上である程度のカラー案を頂いており、それを参考に三次元の塗装に落とし込んで行くというものでしたので、かなりイメージがしやすくサクサクと進みました。


↑カラー原案








また、ススキさんのイメージに合わせることで普段の僕のカラーリングとは違う雰囲気になり、結局それが上手く行ったんじゃないかと思います。
 
逆に僕の方から、「爪の根本は青くしてみました!」「結晶はイラストよりもこっちの方が立体映えするかと!」「足元に爆炎の照り返し入れましょう!」「ボディ黒すぎますかね?」といった提案を色々させて頂きました。
 
それに対して「予想以上に合いますね!」「結晶良いですね!これで根本側からグリーンの光が溢れるイメージできるでしょうか?」「今回は台座がないので無しでお願いします。」「ボディ青み足しましょう」といった風に反応を頂き、都度ススキさんと摺り合わせていました。
 
いい意味でススキさんが僕の手綱を握りながら仕上げたことで、絶妙な塩梅になったんじゃないかと…!!
現物が到着した後で、ススキさんから「僕が造った原型とは思えないほど格好良いです!」と言って頂いた時は嬉しかったですね。
まさにやり切ったという彩色でした。
 
龍の方はきちんとしたお披露目が終わったらまたご紹介致します。
今後もこういったコラボができると嬉しいですね…!









 
今後も各イベントで原型師さんの彩色見本を塗る予定もありますので、引き続き製作代行と合わせて頑張りたいと思います。
 
原型師さんからのご依頼は割と優先的にお受けいたしますし、塗装〜写真撮影・宣伝も言ってもらえれば積極的にやりますので、自分で言うのもなんですが割とプライスレスなんじゃないかと思います…!
こういう形で、良い意味で僕のことを使って頂ければ僕も塗れて楽しいしありがたいです。
金額・スケジュールなどはDMでお気軽にお声がけください🙏
 
さて、やっぱりススキさんの話が長くなってしまいましたが、レポートを続けます。
 
■アス工房

 
スカイドン。
やはりこちらの円谷キャラクターの佇まいは別格ですね…。
写真集をまだ買ってないことを思い出しました。買わないとですー

 
■クダフロミ

 
福田さんのGMKゴジラ。
画像で見ていた時はとても失礼にも「どうなんだろう…🤔」と思っていたのですが、実物の迫力は別格でした。
太く分厚い身体に、首から流れるようなプロポーション。
獰猛な顔つきと静でありながら力強さを感じるその姿は、とても見ごたえのあるものでした。
 
やはり生で見るのとでは全然違いますね。
またどこかのイベントで狙いたいと思います!!
 





 
■エルディア復権派


さいふさんのブースです。
実写版進撃の巨人。
僕は長谷川博己のシキシマが結構好きだったので嫌いじゃない作品です。


そして驚いたのがこのベリアル・アトロシアス。
ネットで写真を見ていた頃から密かに「格好良いなあ」と思っていましたが、実物は別格でした。
さいふさんの普段オリジナルクリーチャーを出されているご友人が制作したとのことですが、ポージング・造形・彩色とアトロシアスの不気味な雰囲気とマッチしていてとても格好良かったです!






◼️すいかクラブ



ゆっちんさんから待望のレインボーモスラが!
 
素晴らしい原型に、小森プロジェクト様の素晴らしい塗装。
ゆっちんさんから小森さんがこれを数日で仕上げられたと聞き、脱帽でした。
僕はまだまだ精進しなくてはいけません。



ふわっと感のある毛並みの表現が本当に美しいです。
キットのサンプルまで触らせて頂き、複製のこだわりを聞かせて頂きました。ありがとうございました!
歴史に残る見事なレインボーモスラ。まさに眼福でした。






◼️どろみさん



お会いしてすぐ、「あのスペゴジはクリアを塗ったんですか?」と質問頂き、「いえいえ、アイボリーをそう見せてるだけです。」と言うと驚いたように色々とお話し頂き、どろみさんのブースなのに沢山スペゴジ談義をしてしまいました(笑)
 
並んでいるウルトラ怪獣達も、まるで3D造形・複製の限界に挑戦するかのような複雑なディテール!
完売も納得の大ボリュームの怪獣達でした。






◼️狂夜さん


狂夜さんはモンハンで参戦。
ものを申すようで誠に申し訳ないのですが、本当にメキメキと上達されているのをひしひしと感じます…!!
と、お伝えさせて頂いたら喜んでくれました。
アカムティガレックスを見ての本心です!
 
仲間内からも「あのアカム格好良いんだよねえ」と話題に上がるぐらい。
僕がブースに伺わせて頂いた際にも、横の男性方が「格好良いなあ」「欲しいなあ」と話していました。










塗装が丁寧でお話ししてたら裏側まで見せてくれました。
裏側までとても丁寧…!
 
今度はまた東宝怪獣をやる予定だそうで、是非注目したいですね…!




◼️頭足人さん



過去に購入させて頂いた初代ゴジラと、その横に新原型の展示がズラリ。
 
この15〜20cmぐらいがたまりません。
最近は大きいサイズを買う機会が多かったので、余計にそう感じますね。。
小さいながらも素晴らしい原型達。
是非販売を期待してお待ちしております…!









◼️クラフトウオさん

 
今回は、前回の宣言通りガメラリバースのギロンが登場!
「ギロンの頭を左右に分かれるようにしたんだけど、ちゃんと展示申請通ってるんだよ(笑)」と相変わらず気さくにお話し頂きました。





本編では旧作よろしくジグラ(水棲ギャオス亜種)の死骸を食べていたギロンですが、今回は逆に食べられています。
 
このギロン頭骨も買わせて頂きました!おっきかったです!
赤いギロンもカッコいいですね…!




■人生なめなめ俱楽部さん

 
前回、井上泰幸Ver.ヘドラが売られていたことをワンフェス開始後に知った個人的に謎であったディーラー様。
今回はVer.2の存在もしっかり事前チェックして拝見することができました。
 
以前の井上泰幸展に行った際に展示されていたおどろおどろしいヘドラがまるでそのまま眼前に表れたかのような造形と塗装。
惚れ惚れとする完成度でございました。

 
◼️RYOねんど星人さん
 


今回は怪獣関係はなしで再販メインでありました。
そして、ご厚意により僕の塗ったカルノタウルスをねんどさんの卓にて展示して頂きました!
 
「丁度展示するものがなかったので助かりました。」と嬉しいお言葉。
少しでも手助けになっていれば嬉しいですね…!
 
ちなみに「参考に、次の恐竜は何がいいでしょうか?」と聞かれ、少し考えて「アクロカント!!サウルス!!が!!いいです!!」と答えました。
 
前期白亜紀の南半球最大の捕食者、カルカロドント系の巨大な頭部、たくましい前肢、何よりスピノ族を思わせる発達した背中の帆。。。
まさに、恐竜の中でも怪獣に最も近い1種ではないでしょうか。(ここまで早口)


話は脱線しますが過去のチョコラザウルスのアクロカント。格好良いんですよこのフィギュア。
たしか後にも海洋堂カプセルトイで原型が流用されていたような。。
今でも食玩恐竜フィギュアの中で燦然と煌めく傑作だと思います。




これを聞いたねんどさん、「なるほどなるほど!」と頷いてくれました。
「一案として考えてみます。」とのことだったのでいつか実現してくれると嬉しいです!!
 
まあ肉食が続いてるのでステゴとかアンキロとか、トリケラトプス以外の草食を待っている人もいるかもしれません。
 
僕が根っこから男の子脳なので、デカい!強い!怖い!牙が長い!やつが好きなんですよね。
やはりサイトBスピノとインドミナスとドミニオンギガノトが至高。。。
 





◼️しぃたさん 



今回はご本人がご不在でご挨拶できませんでしたが、展示物じっくりと拝見させて頂きました!
話題のマッチョなウルトラの父最高でしたね。ダーティーな肉弾戦前提のウルトラ一族なので、本来はこのぐらいマッチョなのかもしれません。
やはり筋肉。筋肉は全てを解決する。。
スタジオ24さんとのコラボも目が離せません!



◼️タンノハジメさん


今回の目玉の1つ、タンノさんの決定稿巨大レギオン。
デザイン段階のレギオンの、あの静のポージングで見事に立体化しています。イラストから出てきたようなその佇まいの美しさといったら。。
薄い青色などにも塗りたくなってきます。

これで金額も5万前後というのが凄いですね…!
横のモンスターXもかなり大きい原型だったはずなのですが、このレギオンと比べたら小さく見えるのが恐ろしいです。
 
今年は僕がCCPで企画したススキさんのレギオンといい、数年に1つ出るか出ないかの衝撃的なレギオンがまさかの同じタイミングになってしまいました。。
 
タンノさんとも初めてお話しさせて頂きましたが、「え!?会場にススキさんのレギオンあるんですか!見に行きたいです。」とのことで、一緒にCCPブースに見に行きました(笑)。
 
静のレギオン、動のレギオンと、同じ怪獣であるにも関わらずここまでモチーフが変わるかという見た目で、そういう視点でも面白いかもしれません。
 
僕もこのレギオン、夜景カラーに青く塗ってみたくてウズウズして来ました。


その他、同ブースにて展示の、毎度話題になっているギャンゴなども拝見させて頂きました。


 ◼️蟹蟲修造さん
 


お伺いした時は歓談中でしたので今回はそっと撮影だけ🙏
以前塗らせて頂いたデストロイアの大きいバージョンが登場。
 
ディテールなどが改修されてるそうで、その辺りもお聞きしたかったり…!
大きくなったことでよりその緻密さ、迫力が増していました。
うーん、これもまた塗りたい。。



◼️こんたさん



お伺いした時にご本人はご不在でしたが、後で第五惑星製作所ブースで熱心にお話をお聞きしている姿を拝見してほっこり致しました。
 
15〜20cmサイズの円谷怪獣達。
やはりこのサイズ感でこれだけ綺麗なバランス感で手がけられる方は貴重ですね…!
手原型も良い味わいを醸し出しています。
これからも愛のある造形とラインナップを楽しみに見させて頂きます!


◼️ホライジング



恒例となりつつある大型デフォルメキット達。
ガメラ2初めて見ました。


◼️黒鋼工房
 
今回は諸々が間に合わず幼虫のみ展示とのことでしたが、バトラ変身シーンは子供ながらに衝撃を受けた好きなシーンなので、楽しみにしております!



◼️第五惑星製作所



今回も愛のあるラインナップがずらりと並び、その展示も見やすいブースでした。
 
デストロイアクロール体を購入させて頂きました。
ジュピター大久保さんによるヌルテカな作例もとても良かったです…!
僕も何か面白い感じに作りたいなあ…と考えてます!
毎度ツボを突く魅力的なラインナップばかりなので、今後も大変期待しています!

イラストから飛び出たようなヘドラの彩色…!





聖なるおでんさんのグリッドマンシリーズ、正統派かつ手に馴染むサイズ感でファンが多いのも納得です。


◼️TsFacto


山脇さんからは初代ゴジラが登場。
戦艦プラモのウォーターラインシリーズのような切り口と、幽鬼的で幻想的なゴジラの造形が大変魅力的なキットです。


先日購入させて頂いたシンゴジラの検討用マケットモデルも、シンゴジラのスタンダードの色ではなく、山脇さんらしい厳かなゴジラの雰囲気となっておりとても見応えがありました。




 
■ホコロビト
 
Yoshi.さんのブース。
人だかりがものすごく、2枚だけ写真撮って、また後で来よう…と思ったらすっかり忙しくて再度寄ることが出来ませんでした🥲
 
デストロイア買わせて頂きました!このサイズと造形・迫力で4万円という破格の安さ。
ご本人も設定ミスしました💦というほどで、実物を見ると納得しかありません。。

是非この想いが詰まったデストロイア、格好良く塗装させて頂きたいと思います!



■Mon-Zone Works
 
今回初参加?の海外ディーラー様。
開幕前から少し話題となっていた「ゴジラ 棘鰭」。
 
小さめの手ごろなサイズの中にギュッと凝縮されたディテール。
何より、ギャレゴジを思わせる一直線に伸びる背ビレに、小顔なイケメンフェイス、胸部や腕はシンゴジを思わせるなど、歴代ゴジラの良いとこどりをしたような格好良いゴジラでした。
彩色見本の厳かな塗装も相まり、人気が出るのも納得でありました。




■二郎工房
 
二郎さんからは前回のWFの再販で「ゴジラ2016 第2形態」が販売。
 
こちらも僕の塗ったものを彩色見本として展示頂いておりました。
上半身は第3形態、下半身は第2形態と、この造型を活かした塗装を目指しました。
無事完売されたということで、聞いてる感じ割と数出したであろうに流石です。
次回作も楽しみにしております!

 
さらに、茨木彰さんも二郎工房卓にて出展。
グランドギドラのリニューアル原型が展示されていました。
まさにグランドギドラの決定版とも言える作品の復刻は嬉しい方も多いのではないでしょうか。
美しいバランスで惚れ惚れとするギドラです。


 
さらに、同じく二郎工房卓でソフビ可動改造化で有名な森山直哉氏が出展。
雑誌にも掲載されていた作品など、見事な完成品がずらりと並んでおりました。

 
CCPのマグラーを、図鑑の設定である「100mの尻尾を持つ」地底怪獣として改造。
「見せようと思って持って来たんだよ」と目の前で、丸めていた尻尾をぐりぐりと関節を活かして伸ばしてくれました。
ホントに100メートルありそう…!
流石の技術です…!!
 
 
■studio SAL

 
こちらは以前より美しいウルトラマン胸像を出されているstudioSAL様。
僕が最近ネクサスを見たこともあり、ダークザギとノアが気になっていたので今回生で見れて眼福でありました…!
 
原型の方の経歴をお聞きするとウルトラマンの造形が素晴らしいことも納得…!
原型製作の際にこだわっている点など色々と教えて頂きました。ありがとうございました!




■造型工房キトラ
 
 
赤ジャケットを着ていつも元気なキトラ軍団。
イベント前にアップされている集合写真も恒例となりつつあり、いつも楽しく拝見しております。
 
岡さんからはグリッドマン頭部が展示されていました。
それぞれの趣味全開な皆さんの作品を見るのはとても楽しいです。
今後も応援しているグループです!



 
「G」を描いているマイナスワンゴジラ。
ダイナミックかつ面白いポージングで思わず目が止まりました。
回転展示になっていたのも沢山の角度から見られて楽しかったです。


■タナカ・STUIDさん

 
海外メーカーさんと共にご活躍されているタナカさん。
この間のGMKゴジラもそうでしたが、海外アイテムをキットだけでも国内でも販売してくれるのは嬉しいですね…!
まるで劇中から飛び出てきたかのような見事で大迫力サイズの原型達が目を引きます。







 
バストモデルシリーズも扱いやすいサイズ感でこの原型が手に入るの、とても良いシリーズです。
今後も楽しみにしております…!
 
こういうハードディテールタイプの格好良いレトロソフビ、大好きです…!!


■MM28
 
 
MMさんからは、ギャオスに続きガメラ1が登場でした。
なんと美しいバランスのガメラ1…。
 
そのスーツのようなしっとりとした彩色と相まり、まるで本当に劇中から飛ぼ出てきたかのようなG1でした。


 
以上、ワンフェス2024冬怪獣レポート前半となりました。
主に1~3ホールがメインとなりましたね。
 
次の後編では、怪獣の残りと、怪獣以外で気になったブース、そしてお仕事のブースなどをご紹介出来ればと思います。
 
それでは今回はこれにて。


2023/12/16 怪獣模型持寄会レポート

2023-12-27 12:45:00 | 日記

 

ブログでは相変わらずお久しぶりになります、さるタジラです。
 
今回は、2023/12/16に開催された「怪獣模型持ち寄り会in八王子」のレポートになります!



2023年は、吉祥寺、Carat2、怪獣ワールドフェスティバル・・・等々と、各展示会に参加させて頂きました。
 
多分過去1番あちこちに参加したと思います。
その度に多くの方とお話ができ、ご縁ができて、何より他の方のハイレベルな作品を見るうちに自分でももっとやりたい!と意欲が湧いてきたり。
 
よくお話ししすぎて話し込んでしまうぐらいの性格のため、展示会が終わって帰る頃には疲れ果てて、ぐったりしていることもありました…(笑)
それも含めて良い思い出と経験です。
来年からも引き続き展示会には出続けておりますので、ご挨拶することを楽しみにしております。
 
さて、そんな今年の展示会の締めくくりは八王子で不定期で開催されている「怪獣模型持寄会in八王子」でした。
 
八王子駅前の学習センターにて開催されており、比較的少人数であるが故に、熱意と技術に溢れた参加者同士でじっくりと話せるとても良い場です。
 
今回も大変楽しませて頂きましてので、レポートさせて頂きます!
 
 
さて、それでは毎度のごとく自宅が近いOGAさんに車で回収して頂き、八王子へと向かいます。
 
いつもありがとうございます!🙏
ペーパードライバー歴6年ぐらい…?ですみません(泣)
 


これは家を出る直前に完成&投稿していた、一番くじヘッドマグネット+ムビモンのデストロイア。
 
しっかり爆死・・・というより普通に空振りした一番くじのF賞ヘッドマグネットを、ムービーモンスターの頭部と挿げ替えた改造を施したものとなります。
 
車中でコーヒーを飲みながらOGAさんのマイナスワンゴジラとともに展示会をひっそりと先に開催しておりましたw
 
そんなOGAさんとまず向かったのは…
 
 
展示会場…ではなく、ホビーオフ八王子大和田店。

ここの店舗は規模も大きくとりわけ特撮関連に関しては有数の在庫を誇ります。
(もちろん時期によって変わります。昔はなんならもっと沢山あったぐらいです。GMKゴジラのヘッドレプリカがずっと壁に飾ってありました…。買える年齢になった頃にはなくなってました💦)
 
ガレージキット系が多めなのも個人的にポイントが高いです。
ありますよね、なぜか永遠にお宝が補充され続ける謎店舗。
 
 
このガメラ系マケットの箱を見ると、思わずイリスの雛形か⁉と二度見してしまう病気にかかっています。



ちょっとお高いけど、松村しのぶさんの飛行ガメラが売ってるのも初めて見ました。
こういう未塗装のガレージキットを店舗で見るとテンションがあがります。
 
後はラブライブのプライズコーナーで「この国木田花丸さんのストッキングの塗装良いっすねえ~」などと物色していたのは、また別の話です。ずら。
 
さて、ホビーオフを堪能した後は八王子へ。



まず八王子ラーメンを食します。
 
以前はラーメン店を何件か探しに行くこともありましたが、最近はずっとこちらのお店に来ています。
 
ザ・八王子醬油ラーメンという雰囲気の、毎度ほっこりする落ち着いた醤油の味が染み渡る、八王子ならではを味わえるお店です。
 
今回はつけ麺にしましたが、やっぱりいつも通り普通のラーメンにすれば良かったかもと思いつつ、美味しいことは美味しかったので満足!
 
この後ヨドバシカメラに行き、大戸島ゴジラのソフビを回収しました。
 






なかなか良くできてます。
現代版デザインのゴジラザウルスという雰囲気ですね。
冒頭の大戸島シーンが何だかんだで一番好きだったというか、やっぱりモンスターパニック脳が少し入っている人間なので必然的にそうなってしまいます。
 
大戸島に不時着した特攻隊兵が、そこの集落で伝わる「ゴジラ」の存在を聞き、やがて目撃することになる・・・。
そんなゴジラ誕生の前日譚的なのがちょっとホラーぐらいのテイストで映画化されたら面白いんじゃないかなぁとも思います。
 
ラストは核実験が起き、完全に「ゴジラ」となった影が吠えて終了ーみたいな。
オタクの妄想なので聞き流してください。
 
後はこれだけソフビでモールドが映える恐竜なので、リアルなガレージキットなどが出るのも楽しみですね。
特に生物アレンジの強い方がやったら滅茶苦茶恰好良くなりそう…!!
 
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなで会場に着きだんだんと参加者が集まっていき・・・
「怪獣模型持寄会in八王子」スタートとなりました!

 
これは毎回終盤に行われている、全員で並べたものを撮影する集合写真の時間。





フルスクラッチから、ジオラマセットまでハイクオリティな作品がずらりと並ぶ光景は毎度圧巻です。



さて、それでは各々の作品を見て行きたいと思います。
 
※僕がお話しするのに夢中になりすぎてしまい写真を撮り切れていないものがありましたので、一部画像をシン・takkulaさん、OGAさん、どろみさんのツイートより許可を頂き掲載させて頂いております。
お三方ともありがとうございます!
 
 
①シン・takkulaさん
 


主催のtakkulaさんの所には酒井ゆうじさんの作品がずらり。





このエメゴジ良いですよね。
雛形参考の独特のプロポーション・ポージングに、それを不自然に感じさせない造形美。
塗装も溝に砂が入ったかのような、エメゴジ独特の雰囲気が出ていてとても良かったです。



こちらも酒井さんの40cmキンゴジ?
たしかソフビキットのレジン版…というものだと聞いたような。
takkulaさんに詳しく聞こうと思っていましたが、なんやかんやで聞き忘れてしまいました(笑)
 
キンゴジ良いですよね。
全身のモールドの流れが分かりやすくて見栄えがいいというか、原型師さんにもよりますが、基本的にマッシブで力強くバランスがいいです。
最近すごい好きになって来ました。








南海ゴジラ出現。
赤い竹で無理矢理起こされた時だったはず。
だいぶ昔にオールナイトで見た記憶ですが、ゴジラが基地への最終兵器みたいな扱いで、その期待にたがわず大暴れするのが痛快でした。
岩の質感やゴジラ本体のふんわりとした汚れ具合など、とてもナチュラルな仕上がりです。



そして酒井さんのソフビ版ガメラ3。
ソフビキットだけど、ソフビに見えない様に塗ったというその仕上がりは流石でした。



腹甲も見事な塗装。
つや消しの仕上げも相まり、リアルかつ大きいものを撮った時の様な錯覚となります。
とても参考になります。
 
相変わらず沢山の大物を持ってこられていて眼福でした。
今回も主催して頂き、誠にありがとうございました!!



 
②morinaoさん
 







この会でおなじみ森山さんは、新作のツクダホビーのラドンと、エクスプラスメガロゴジ改造などで参戦。



ツクダのラドンは以前の吉祥寺展示会でtakkulaさん開催の抽選会で当たっていたもの。
それを完成させて展示というのは、回り回ってという温かい感じがしますね。
 


↑このラドンが、可動によりこんな飛行ポーズにも変更が可能!↓
 


さすが森山さんという可動改造です。
劇中では飛んでいる印象が個人的に強いため、このポーズはしっくりきますね。本当に画面から出てきたかのようです。



メガロゴジラも紋次郎ポーズを取らせることができます。
枝はちょうど良いものを公園で拾って来たとか(笑)
相変わらず見事な可動化、仕上げでございます!
 



③タツヤさん



毎度、往年のガレージキット・ソフビキット達を持って来てくれます。
今回はゴジラ対ウルトラマン…!
 
サイズがピッタリです。
いつかはこんな夢の対決も描いてくれる未来があったらいいですね…!


ゴジラ対ウルトラマン、ガメラ対ネロンガ。
意外にしっくりくるのが凄いところです。



端にそっといるアペンディックスのガメラ。
なかなか見ないようで、たまに中古屋さんで箱で見ることもあるキットです。
このなんとも言えないレジン色やサイズ感がたまりません。



 
④聖なるおでんさん
 


今回のおでんさん卓はグリッドマンが多めでした!
今後のイベント販売等の規約等との関係で一部展示物を掲載できておりませんが、横にもまだ置いてありました。
 
最近、僕がウルトラマンネクサスを見て、「電光超人グリッドマン」を見始めてるので個人的に熱いです。
まだあんまり話数を進められてないので、全部見終わってお気に入りの怪獣を見つけてまたお話ししたいですね!









さらに、先日のトレフェスオンラインで第五惑星製作所から発売していたバガンも。
 
このデザイン画よりも少しスマートな雰囲気の、ゴジばん版バガン格好良いですよね。



先日発売されたムビモンのバガンと、僕がリペイントしたバガンと。
バガン3色が揃い踏みです!!
 
やはりゴジばんバガン造形には茶色がよく似合いますね。
鋭利な雰囲気がとても格好良く、いつかは塗ってみたいキットです。







 
⑤toda hiroyukiさん
 






いつも素晴らしいジオラマを持って来てくださるtodaさん。
今回のメインはアトリエG1のガメラ3を使用した京都ジオラマ。
 
まるで特撮セットのようなその並びは圧巻でした。

 
思わず覗き込みたくなる京都の街並み…!!



前から覗き込むと、あの京都へと降り立ったガメラに!
映画のあの興奮が蘇る素晴らしいジオラマでした。
 
 
さらにもう1つ。




鈴鹿山中で向かい合うゴジラとメカゴジラ!!
これまた劇中を切り取ったかのような素晴らしいジオラマです。


ジオラマもそうですが、塗りも細部まで丁寧で素晴らしいです。
いつもこんな大物を丁寧に梱包して持ってくるのも凄すぎです!



 
⑥なかよしさん
 
今回初参加のなかよしさん!
四畳半工房にも所属されておりますので販売イベントで何度か話すことはありましたが、これだけガッツリお話しできる機会は初めてでしたのでとても楽しかったです。
 


持参されたのは、寒河江さんの数体しか存在しない貴重なガメラ1と、織田尚さんが製作したガメラ2。
 







相変わらずの綺麗な塗りです。
しっとりとしたその質感はまるでスーツのよう。
やはりガメラには思い入れが強く、作品を拝見してお話しをさせて頂くだけでとても勉強になります🙏







さらにデフォルメキット達の並びもなかなかに可愛らしかったですね!
元々はガメラのデフォルメキットを好んでおり、とてもきれいにかわいらしく塗られるイメージが強かったので、流石というかしっくりくる印象でした。





このツチノコのキットも気になります…!!
デストロイアの甲羅1つ1つにハイライトがあるのも良いですね。
僕もやってみたいです。





 
 
⑦ペンだこさん
 
 
ペンだこさんは、KOC茨木彰さんのモスゴジを持ってこられておりました。
 
実は眼球パーツを忘れてしまわれ、前半はご自宅へ取りに戻っておりました。
「ちょっと消化不良です(笑)」と言われておりましたので、また次はじっくりお話しできれば!





目が入ったモスゴジ素晴らしかったですね。
別パーツだからこそなせる透明感。
どの角度から見ても睨み上げてくるよう…!!



このサイズだからこそこのディテールはより一層映えますね。
ふわりと砂がかかり、今にもぷるぷると震えそうな雰囲気もとても良かったです。

昭和ゴジラの塗りは、いつもこういった展示会で皆さんのを見て勉強させて頂いております。
流石モスゴジマスター!





 
 
⑧OGAさん
 


OGAさんはこちらの前列の展示物たち。






マイナスワンゴジラが真電を握り潰しているバッドエンドバージョンの改造は非常に見応えがありました。

「パラシュートで脱出出来たんですか?」と聞くと、「パラシュートは開いてないよ(笑)」と即答。
救いはないのですかぁ…
 
ラストワン賞も充分格好良かったですが、やはり照り返し塗装などが入るとより雰囲気が増しますね!
 


デアゴスティーニの東宝怪獣コレクションの84ゴジに電車を持たせた改造。
電車は自作、体表ディテールも一部手を加えてより巨大感の伝わるスーツらしいものに。
 
昔の名鑑を思い起こさせる、味のある改造ですね!



第五惑星製作所のごきげんヘドラ。
チョコミント味の可愛いヘドラになってます。
アニメ版ヘドラだからこそ、いろんな方の遊び心のある作例が楽しいですね。



クダフロミさんのエメゴジ。
う〜ん、やっぱり良いですねえ。身体のバランス・ポージング、福田さんの造形はどれもシルエットが美しいです。
(なんで当時の僕は買わなかったんだ…)
 
OGAさんの塗装も丁寧で綺麗で参考になりました🙏
塗る人の参考にした資料次第で色が変わるのがエメゴジの面白いところですね!



takkulaさんの酒井エメゴジと合わせして撮影するOGAを撮影した写真です。

同じ怪獣を並べて撮れるのも展示会の醍醐味ですね!
 

⑨moaiさん
 
 
原型師活動をされているmoaiさんが初参加されておりました。
僕もSNS上で何度も拝見しており、生で見ることができてお話できとても楽しかったです!
 
こちらも一部作品を、今後のイベントでの販売規約等との兼ね合いにより掲載しておりません🙏

 
とてもかわいい怪獣娘、ラフレイアのような不気味な雰囲気のあるオリジナル怪獣など、素晴らしい原型に目を奪われます。

また、それぞれの塗装もとても綺麗に仕上げられており大変見ごたえがありました。
怪獣も美少女もこんなに綺麗に塗れるのすごい…!!
 


中央のオコリンボールはデュアルカラーというレジンで複製しており、まるで蛍光材料を混ぜたソフビのような発色の強い質感となっておりました。
手に持つとまるで中から光が漏れているかのような雰囲気。
こういった複製で、例えばシン・ゴジラなんかが出たら内側から光るようで面白いかなとも思いますね!
未来に期待です🙏
 
 
⑩どろみさん
 
素晴らしい造形作品を毎度造られるどろみさんが今回初参加して頂きました!
 
今回は展示物すべてが、今後のイベントでの販売規約などとの兼ね合いにより掲載できませんが、どれも素晴らしい迫力でございました。
 
代わりと言ってはなんですが、どろみさんのSNSにて投稿されている作品を掲載致します!
 







どろみさんご自身が原型されているウルトラマンガイアの敵怪獣達。
ミズノエリュウは僕も存じてましたが、個性と迫力に満ちたアレンジがとても格好良いですね!





どろみさんのギドラと、第五惑星製作所のガイガン・ジェットジャガーとの夢のコラボレーション!!
 
以前よりご挨拶させて頂きたかったので、お会いできてとても楽しかったです。
 
僕の作品も、友達の参考にと沢山撮っていただいてありがとうございました。
是非またイベント等にてお会いいたしましょう🙏
 
 
⑪さるタジラ
 
そして僕、さるタジラです。
 
今回は最近塗った子たちを持って行かせて頂きました。
 
 
出来たてほやほやのデストロイアは、
・途中で寄ったホビーオフにて購入したヘッドマグネット
・途中で寄ったヨドバシカメラにて購入したムビモン
と、足し算的な展示をやってみました。
改造元があると分かりやすいかなと…(笑)

 



 
二郎工房さんのシン・ゴジラ第2.5形態。
進化途中ということで上半身を第3形態、下半身を第2形態で塗っています。
この間のホビランでは瞬殺だったとか…二郎さんのセンス爆発原型大好きです!

 
田中ミュージアム工房さんの宇宙ギャオスVSギロン。
ギロンがかなり格好良い顔をしているので、台座から外してお見せしたりしていました。

 
黒龍工房さんのGMKゴジラ。
千年竜王引力光線吸収バージョンということで、生で見るとどうかな…と思いましたが、皆さん光ってるように見えると言って頂けてホッといたしました。

 
ねんど星人さんのカルノタウルス。
ダイナソーのカナタウルスカラーです。モールドがひたすらに恰好良い!

あとは展示し忘れており、後から出したYoshi.さんのイリス幼体にマー工房さんのゴジラウルティマ。



箱で別にしていたのでうっかり出し忘れてしまいました…😭彼らはまた別の展示会でしっかりスタンバイしてもらいます!!


 
最後にはtakkulaさんの蔵出しキット激安販売会もあり、海洋堂の初代ゴジラを格安にてお譲り頂きました。





頑張って恰好良い塗りに仕上げたいと思います!!
 
と、そんなこんなで楽しい会も終了となりました
今回ご参加された皆さん、ありがとうございました!
過去最多?の人数にもなりましたが、ひたすらに怪獣模型談義に花を咲かせ続けるとても楽しい会となりました。
 
主催のtakkulaさん、いつもありがとうございました。
 
そして、そんなtakkulaさん主催の「怪獣模型展示会in吉祥寺」が2024年12月開催決定!!
 


前回も2日間みっちりと吉祥寺のギャラリーにて開催されたあの熱い怪獣模型展示会が再び戻ってきます。
もちろん僕も日程の許す限り参加いたします。
 
 
最後に、僕の方からも展示会の宣伝を。
 
2024年1月20日、秋葉原(と神田の中間ぐらい)にて、怪獣模型展示会「G-carnival2」を開催いたします。



詳細は#G_carnival2をTwitterにてご覧ください。
50人を超える方にご来場頂いた第1回目から、やろうやろうと話してはいましたがコロナもありなかなかできず、もう5年近くが経ってしまいました。
 
この展示会の魅力は何と言っても「気軽さ」だと思います。
 
明確な卓設定などはないため、自由にスペースを使って展示して頂けます。
(もちろん余りにもスペースが込み合うなどの場合は運営からもお声がけさせて頂きますが…🙏💦)
 
入場料もかからず、気軽に当日に来て作品を置き、気軽に周りの怪獣模型好きと話し、気軽に帰る。
 
プロもアマの方も垣根なくお話できる、ベテランの方だけでなく模型を始めたての方や少し興味のある方にも楽しんでもらえる、そんな場所になってくれたらいいなと思います。
 
これは僕が怪獣模型の塗装を始め出した時に、「(正直、せっかく作った作品を見てもらいたい!!けどそういった機会がない…⤵︎)」と寂しさを感じていた頃の想いが根底にあります。
 
そんな想いから開催したGカニ1回目は大盛況となり、(これは僕の思いこみかもしれませんが)そこから各地での怪獣模型展示会の輪が広がっていったようにも感じています。
 
これだけ沢山のモデラーの方、原型師の方と繋がている縁を大切に、より一層頑張っていきたいと思います。
 
最後は少し脱線してしまいましたが、こんな感じの想いを持ってG-carnival2を開催させて頂きます!
是非ご参加頂けると嬉しいです。
 
 
そんな感じで今回の「怪獣模型持寄会in八王子」のレポートは終わらせて頂きます。
 
僕個人の話では、製作代行がもう1年半ぐらい分は溜まっており、原型師さんからの彩色案件ものもいくつか頂き、会社でも結構色んな役割を背負って頑張っています!
正直もっといっぱい作りたいもの・やりたいことがありますが、身体と時間が付いてきていない状況です…(笑)
 
今度のワンフェスでも会社はもとより、何件かのディーラー様のところで僕の彩色見本が並ぶ予定なので、よろしければ楽しんで頂ければと思います。
 
そして展示会も、G-carnival2、Carat3と控えています。
 
何かと忙しい1年でしたし、今後もどんどん忙しくなりそうな人生ですが、元気を出して頑張って生きたいと思います!!
三船栞子さんが最近の生きる糧です。
 
それではまた。
 
 
 
 

製作代行一時休止について

2023-10-05 20:06:00 | 日記

今回は表題の通りの内容になります。

一時、現在お受けしているキット以外の製作代行受付を休止致します。

理由は単純に、ありがたいことにご予約が貯まっているからです🙏

現状向こう1年ぐらいは製作代行のスケジュールが埋まってしまい、このまま予約を受け続けてもどんどん増えてしまい後ろ倒しになりそうだなあと…。

現時点でも予定よりも遅れ気味なので、ここら辺で一度区切りたいなというのがあります

また、ありがたいことに案件物のお話もいくつか頂いておりまして、そちらを差し込みたいというのもあります。
こっちはしばらく宣伝などはできないですが、ひそひそと頑張ります!

(もし個人原型師様でも完成見本などのご相談がありましたら、そちらは別途ご連絡頂ければと思います。)

来年の展示会ラッシュに向けて自分のキットも作りたかったり、とにかく作る時間が足りません(涙)

僕に依頼して下さる方は、基本的に時間ある時で良いですよ〜と言ってくれる方が多くてありがたいです。
そこに甘えないように頑張りたいな、というのもあります(笑)

予約受付の再開は半年後ぐらいを予定しています。
2024年の5.6.7月ぐらいですかね…。

それまでに「これいつかお願いしたいんですよね〜」という感じでキットの話や見積もりの話もらう分には全然大丈夫です!!

ただ予約に関しては明確に「再開します!」と言ってから先着順となりますので、よろしくお願いします。

引き続きご依頼頂いてる方々の分は急ぎつつ丁寧に作らせて頂きます!
(ちょっと冬の予定がギチギチなので、申し訳ないですが予定より遅くなる可能性もあります…)

塗るのが楽しみなキットも沢山あるので楽しみです!!

日常は、色々と忙しいながらやる気エネルギーだけでなんとか動き続けてもがき続けてる感じです。
頑張ります。