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さるタジラのブログ

怪獣の写真とかを上げていく予定…。

怪獣好きによるワンフェス2025冬レポート 前半

2025-03-29 10:03:00 | 日記




 
恒例となっているワンフェスレポート、2025年冬の回となります。
 
今回も多くの方の力作が並ぶ会場となっていました。その一部でも、お伝えできれば嬉しいです…!!
 


さて、では前日から振り返りましょう。
 
前日は会社の前日搬入に参加していました。
 
その後はオタク仲間達と合流し、飲み→カラオケ→電車で寝過ごして1駅先から徒歩帰宅となりました。
明日ワンフェスなのにヤバい…!💦と焦りながら就寝したのが1時半となります。
 
起きたのは4時半。
口の中に酒の残り香を感じつつ、二日酔いなりかけ恒例の身体の水分が足りないのを感じながら、目覚ましにたたき起こされるという最悪な目覚め。
 
布団から出たくなさ過ぎて「イヤ・・・イヤァー!!」ってリアルに叫んでました。
 
まあそんなこんなで起きて電車に乗り、ワンフェス会場へ。
 
着いた時には既に駐車場で列形成ができており、そこに並んで開場の時を待ちます。
 
今回、優先入場者から順に1人ずつ番号チェックをしたために、かなり入場が遅れて騒動となるワンフェスとなりました。
(優先入場者が全員入るまでで45分ぐらいかかっているかなと。いつもだったら15分ぐらい)
 
多くの人にフラストレーションがかかる状況でしたが、色んな方から沢山論じられているので割愛。
次は夏できっと炎天下のため入場が遅くなると本当にヤバいので、良くなることを願っています!
 
それでは戦利品を。
バンドリから2つ、怪獣で2つとなりました。
どれも塗るのが楽しみなキットです。
 


一時期の爆買いしてた頃に比べると買う量がかなり落ち着きました。
 
昔買ったキットを全く崩せておらず保管量もオーバー気味の為に最近は買う量を絞るようになりました。
 
とはいえ、やはり欲しい物は欲しく、毎回目移りしまくっていて大変です…。
買えるものなら全部買いたいものです。
 
さてさて、僕の話はそれぐらいにして。
 
それでは早速、各ディーラーさまをさくっと紹介していきます。
 
 
◼️二郎工房・KOC
 
 
いつもお世話になっている二郎さんからはモンハンが初登場!
ラギアクルスのキットです。
 
普段は身体を巻いている印象の多いラギアですが、相手を威嚇するように泳ぐシーンを切り取った格好良い原型となっています。
 
やはり怪獣造型とモンハン造型の相性の良さも感じますね…!
3D造型にもかなり慣れてこられたとのことで、今後もますます楽しみにしております。





 
茨木さんのブースには、東宝怪獣コレクションの新造形など大小様々に展示が。
 
FWゴジラとバトゴジの格好良さにうなり、バラゴンのミニミニサイズに驚きます。
PVC製品にする縮小率なども加味すると手原型でのサイズ統一はさぞ大変でしょうが、購入している方も沢山見る人気具合は流石です。


ゴジラ-1.0。
銀座のビルを尻尾で破壊する光景がありありと浮かぶ、素晴らしい造型です。





◼️MM28


丹波さんによる30㎝サイズの大型ボリュームなガメラとギャオス、そしてオルガ。
 
特にガメラと飛行ギャオスはプロップかと見紛うほど。
実際にギニョール写真などと見比べても瓜二つなのがたまりません。
レジェンド造型師さまによる平成怪獣を見れるのもまたありがたいことであります。

 
 
◼️マルマメ堂


前回初代ゴジラが登場し話題となりましたが、今回はミレゴジが登場。
 
初代ゴジラ同様に、獣脚類のような意匠が施された、どっしりとした説得力ある体躯もまた魅力的なミレゴジとなっています。




◼️第五惑星製作所



今やワンフェスでは常に人だかりのできる人気特撮ブースとなっている第五惑星製作所さん。
 
聖なるおでんさん原型のグリッドマンシリーズは変わらず大人気。
背景や底面パネルの凝り具合もまたコンピューターワールドの雰囲気を醸し出していて素敵な展示です。
 


ジュピター大久保さん原型のごきげんヘドラは各々の塗ったヘドラが展示!
それぞれ個性が出ており素晴らしいです。

 
原作通りに作り込んだ瓦礫まるさんのごきげんヘドラの作例。素晴らしいのでじっくり見させて頂きました。
 


人気の20cmラインでは、新作の三大怪獣やゴロザウルス。
個人的にラドンの翼のシワ感、テクスチャ感が当時の少しくたびれたスーツ感まんまで大好きでした。
座りゴジラはまさにガレージキットならではのチョイス!



 
 
◼️四畳半工房



新作のFWゴジラを筆頭に完売続出の人気具合でした。
ようへいさんによる力感の伝わる全身のシルエットと、手原型の荒々しくも美しいモールドは唯一無二となりつつあります。




卓についてお話ししていると、ようへいさんから「タジラさんそういえばランニングのペース早くないですか?」と、全く関係のないランニング会話になり(笑)。
 
ようへいさんもたまに走っているようで、普段しないランニング話をできて楽しかったです!
一緒に元気に頑張っていきましょう💪
自分用に買っている機龍ゴジラもどこかで塗りたい…!!




◼️ヤマモトアキ



今回ゴジラ-1.0の胸像の展示見本をご依頼頂いたヤマモトアキさん。
今や雑誌にも掲載される、独創的なクリーチャー造形で人気の原型師さんです。

 
僕が製作させて頂いた胸像(右)。
左は前回のWFの展示見本で、ひらぽこさんが担当した作例の全身ゴジラです。
 
仲良しのフィニッシャー仲間とこうやって並んで展示頂けるのは嬉しいです😆
 


完成見本を製作したヤマモトアキさん原型による「ゴジラ-1.0 胸像」。
 
原型の良さをご体感頂けるような、表皮のディテール感を味わえる彩色を目指しました。
 




製作の際に、アキさんから「傷を生々しく」というご要望も頂き、資料を参考にわざとダマになるように塗料を置いたりして、乾ききってないような生々しい傷を目指して完成させています。



 

 
ユグドラシルに、アマツキツネ。
どれもひらぽこさんによる丁寧な塗装で、ヤマモトアキさんの独創性溢れるクリーチャー造形と非常にマッチしていて見応えたっぷりでした!





◼️アンバランス



りんこさんの所での個人的目玉は、なんと言ってもガメラ3の展示でしょう。
 
劇中のバニシング・フィストを放つガメラ通りに口が閉じたガメラ。
個人的に怪獣は実は口を閉じてる方が格好良いのでは?派なこともあり、このお顔は大好きでした。




下側も見せて頂きましたー!
このあおり角度だと劇中感がすごくて迫力が増し増しですね…!京都駅へ持って行きたくなります。



そして話題を呼んだシンゴジラ第5形態(凍結尻尾)の展示。
プロップを見て作り込んだというその再現は圧巻。破損なく持って来られたことも二重の驚きです。



骨の部分は実際の動物などの骨をレジン複製して使用しているとのこと。
執念を感じるほどの素晴らしい作品を見せていただきました。

 
 
◼️すいかクラブ
 
 
ゆっちんさんのブースでは新作のバトゴジがお披露目。
かなりギリギリまで製作されていたようで、お疲れ様でございました…。



ゆっちんさんらしい細やかなディテールと、厳しい表情の存在感あるバトゴジでした。




◼️Ryoねんど星人



ねんど星人さんのブースでは、ゴジラ・バガンのヘッドの再販が。
こちらも変わらず大人気でした。
 
何より個人的に気になったのはこのカルノタウルスのソフビサンプル…!
以前にガレキ版はご購入していたのでソフビ版にも非常に興味があり、拝見できて嬉しかったです。
 
モールド感を損なわない成形や、実際の製品には足にレジンを充てんする耐久仕様など、こだわりのある製品化を感じ取ることができました。
 



◼️しぃた



しぃたさんによる圧巻のゼットン。
胸の発光の模様再現まで、造型から彩色含めて本当に画面から出て来たかのよう…。




ゼットンの白部分はシルバーがかっているのですが、そういった再現度も素晴らしくじっくり見させていただきました。
ゼットンのこの"顔のない顔"のような頭部が大好きです。
初代ウルトラマンの最期の敵に相応しいデザインと名前…。
 
 
◼️12modelers
 
 
しぃたさん、こんたさんと並ぶブースは円谷ファン必見のエリアだったのではないでしょうか…!

まさにスーツの佇まいを感じさせるウルトラの父と80。
手造形の良さと昭和ウルトラスーツの相性の良さをこれでもかと感じさせる素晴らしい造型です。
 


彩色や発光ギミックも含めて、とても素晴らしい作例見本でした。

 
お座りキングオブモンスもかわいらしかったです。
大人気で行列もできていました。
 
 
◼️OBSCULPT
 

ワンフェス前から話題となっていた米山啓介さんのガイガン。

「もしも現代でガイガンをリデザインしたら…」のお手本とも言えるようなスタイリッシュかつクリーチャーチックなガイガン。

ガイガン本来の持つ無機質な雰囲気などを更に高めつつ、少し丸みのある顔などは本来のフォルムを保つ素晴らしいアレンジでした。

 



◼️生物部



なんと言っても今回の最大のお目当て、蟹蟲修造さん原型による覚醒シンゴジでした。
 
頭上の爆撃機を撃ち落とす熱線が見えてくるかのような躍動感溢れる造型。
 


どの角度から見ても素晴らしい造型です。
キット購入後に、まだ東京のシーン時は尻尾から熱線を放ってないから尻尾は光らせていない・照り返しなどを入れても面白いかも等といったことを沢山お話しでき、やる気MAXに充填頂きました…!!



と言うわけで、
 
 
WF翌月に塗りました。



足元に炎を吐いた後なので照り返しを入れ、背中は爆発するかの如く肉眼で見ても伝わるよう明るくしています。
 
照り返し塗装と発光塗装が喧嘩しないようバランスを考えた彩色になりました。





 
◼️兜工房
 
 
元貴さん原型によるスペースゴジラ。
これまでのスペースゴジラの中でも決定版と呼んでも良いのでは、と思うほどの素晴らしさ。
 
マッシブでボリュームがあるため、会場で見た際の迫力もまた段違いでした。



最初に見た時に思わず「おお…」と声が出てしまったほど。
素晴らしい造型を見させて頂き感激です。


 
 
◼️タンノハジメ



こちらも今回のお目当ての1つ、タンノさんのビースト・ザ・ワン。
 
ザ・ワンという成長を続けるクリーチャー要素全開の怪獣とタンノさんの造型は相性抜群の格好良さ。
 
気持ち悪さとどこか上品な雰囲気が両立した彩色も素晴らしかったですね。
自分はどう塗ろうか悩みます…。
 

 
 
■ZENONEX

 
ウラキユウトさんによるモンスターX。
外鎧で覆われた怪獣のはずなのにどこか筋肉質な雰囲気も感じさせる造型と佇まいでした。
 
ゴジラと激しい肉弾戦を展開しそうな格好良いモンスターXです。
 
 
 
■ホコロビト
 
 
Yoshi.さんからはゼットンが登場。
外殻が重なってゼットンの形状を保っているかのような異質な雰囲気。
 
不思議とどこか女性らしいシルエットを感じるところも興味深い造型でした。
LEDギミックを仕込みやすく開発されているところも流石です。
 

 
 
■クダフロミ

 
福田さんからはポスター版のビオランテ花獣が登場。
ポスターから飛び出してきたかのような迫力と、美麗な造型によって構成されています。
 
バラの中から覗く爬虫類顔が異質さを感じさせるデザインです。
塗る人によってもがらりと雰囲気が変わりそうな、解釈の楽しいキットにもなりそうです。
 

 
 
■黒鋼工房

 
大ボリュームのキングオブモンスが注目を集めていました。
重々しい彩色も造型と非常にマッチしていて素晴らしかったです。
 
怪獣ヘッドマグネットなどもサイズ感やラインナップなど、刺さる人にはとことん刺さるチョイスが素晴らしかったです。
 
 
 
■鳥のあんかけ

 
イササさんからは青銅器モチーフゴジラが。
個人的にはYoshi.さん方と展開していた四神の朱雀の意匠がかなり好きだったりします。
 
少し見切れてしまってますが、食いしばりプトゥンもかわいかったです。
 
肩の力の入り具合がとてもかわいいのです。
 
 
■田中ミュージアム工房

 
Gミュージアムさんは今回も多数展開。
 
新作のスペースゴジラはバース島に降着する際の、飛行形態から通常形態へ変化する瞬間を切り取った結晶アレンジに。
 
スペースゴジラの宇宙生物感をより感じられるアレンジとなっています。
 



 
前回登場のメカキングギドラや、初登場の海底のキングギドラなど。
このメカキングギドラは既に2件ほど製作依頼のお話を頂いているので、どこかで本腰を入れて作りたいです。

バトラのデザインアレンジも非常に不気味で格好良いです。
造型を引き立たせる暗めの彩色もまた重厚で素晴らしいですね…。

 
 
■OYDY

 
渡良瀬さんからは霞目ガメラ・グレートと、注目の新作「ギャオス 東京」が登場。

 
フルスクラッチの東京タワーとギャオス。そしてその雰囲気をグッと高める背景と建物のジオラマセット。
なんと穴からは実際にライトが差し込まれており、劇中の夕焼けに!
 
撮影するだけで劇中の雰囲気を楽しめる、素晴らしい展示となっていました。

 
 
■虹光工房
 
 
こちらもワンフェス前から話題となっていた、くろこーさんによるネクスト。
 
ネクストの一見無骨にも見えるようなシルエットが、そこを全く損なわず美しいプロポーションにて立体化されており非常に格好良い造型でした。
程よいシャドー感など、重々しさもリアルさも感じさせる塗装も素晴らしかったです。
 
 
 
■studioSAL

 
studioSALさんからもウルトラマンネクサスの胸像が。
スケールの統一感も美しく、横一線に並んだ並びがきれいなのもこのディーラーさんの特徴ではないでしょうか。
 
マスクの造型が難しいとされるウルトラマンで、バストモデルで展開し続ける匠の技です…!!
 
 
 
■浅井造型

 
今回、ギャオスハイパーの彩色見本を塗らせて頂いた浅井造型さん。
ブースに伺うと浅井さんから開口一番、「さるタジラさんの彩色がとても評判が良く、ご依頼して本当に良かったです。」と言っていただけたことがとにかく嬉しかったです。
 
僕が生まれる前から怪獣造形の一戦を走り続けてきた方に、そう言って頂けるようなものが塗れたことに感激しつつ、さらに襟元を正して頑張りたいと思います。

 
背景パネルなどの展示もとても良く、より作品が引き締まって見えていました。
完成見本は出力品でしたので、アイボリーの下地を吹いて血管が透けるような彩色を施してみましたが、展示を見た方からは「これ翼の血管の透け感が凄いのですがクリアパーツになっているんですか?」という質問も多かったとか。

そう見えるように塗ったので嬉しかったです…!
 
この身体のバランスというか浮遊感ある造型は、さすが浅井さんだと思わずうなるほど絶妙なバランス感にて立体化されていました。
開場後早い時間で完売したというのも納得です。


 
↓浅井造型さまによる完成写真。
最初はあまりにも良い写真過ぎて、僕が塗ったものかと思わず目を疑いました。
 



今回、少しアレンジさせて頂いて
・爪が赤に変化→平成ギャオスの進化系なので、ギャオス1995からの要素
・頭頂部の色変化→昭和ギャオスの日光に照らされた時の変化のイメージ
など、歴代ギャオスのオマージュも入れさせて頂きました。

快く受け入れてくださった浅井さんに感謝です…!!
ハイパーは映像や資料によって紫だったり黒だったり青だったりで色が分かりづらいのですが、パッと見てしっくり来る仕上げにできたんじゃないかなと思います。




 
■造型工房キトラ
 
 
いつもお世話になっているキトラの岡さんからはミクラスが新原型で登場!
セブン怪獣の並びは一際の迫力がありました。
 
大型サイズと小型サイズで出力されているのも3D造型だからこその面白みを感じられます。
こう見ると小さいのも良いんだけどやはり大きいものの迫力も…と悩むのもまた一興ですね。
 
粘土で造型されたかのような味わい深さも感じるその質感も必見でした。

 
造型工房キトラ tocさん
 
すっかり顔馴染みとなったtocさん。
今回もキンゴジとアンギラスで参戦です。
手原型と昭和の造型の良さを感じる、変わらず味わい深い造型です。
最近は妖怪も造型し個展も開かれてるとのことで、今後もご活躍を楽しみにしております。
 
 
 以上、ワンフェス2025冬のレポート、前半をご紹介致しました。
 
まだまだご紹介できていないディーラー様も多く、後半も頑張って書いております。
 
お話しした原型師さんに、「ワンフェス後のブログ楽しみにしてます」と言ってもらうことも多く、そのおかげでなんとかモチベを高めて書けています💦
引き続き頑張ります!!
 
 

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