先日、アトピーの事を書いたのだが、この病気は確かに辛い。
辛いけど、心の病の辛さに比べたら、正直なんともない。
初めて精神科を受診してから16年以上経つが、一度も医師に話していないこと、
話せなかったことがある。
それは、自分の容姿に関しての悩みだ。
10年ほど前、たまたま本屋で見つけた医学洋書の訳本で、自分の病気を知った。
「身体醜形障害」。
本に書かれてある事例の数々は、驚くほど自分とそっくりだった。
症例で上げられたケースのほとんどがどうしようもなく苦しんだ挙句、仕事や学校を辞めてしまったり引きこもったり、果ては自殺してしまう人もいた。
どんな病気でもそうだと思うが、なった本人しかその苦しみは分からない。
症例に出ていた自殺した少年は「自分の頭の形がおかしい」という強迫観念に囚われていた。
強迫観念の内容こそ違うが、心からこの少年の苦しみに共感し、同情した。
今まで、この病気に苦しみながら生きてきた。
倒れても立ち上がり、歩いてきた。
動かない心と身体に鞭打って働いてきた。
でも、最近思う。
自殺も一つの選択肢だと。
自殺がいいことだとは言わない。
生きられる人は生きた方がいいと思う。
ただ、死ぬほど辛い苦しみがこの世にあるのは事実だし、人は必ず最後死ぬ。
俺は俺の人生しか生きられない。
俺なりの幸せや意味を求めて生きようと思う。
最期は、どんな形でも構わない。
どんな死でも、間違いではないと思うから。
それにしても、今日は久々に昼間外に出た。
銀行で税金納めたのだが、市民税4万とかマジで高すぎorz