札幌映画サークルがたどって来た道

The Historical Journal of Sapporocinema Circle

『チョコラ!』の上映会+講演会を開催します。 (ver.2) 【終了しました】

2009-11-03 12:51:48 | 札幌映画サークル自主上映の歴史
「チョコラ!』の上映会+講演会を開催します!

札幌映画サークルでは、“イラク・アフガンの平和を求める学童保育の会”と共催で2006年から毎年12月に上映会を開催しています。
(2006年・・・『映画 日本国憲法』、2007年・・・イラク映画『夢』と『イラク、わが故郷 亡命者サマーワへ還る』、2008年・・・『シロタ家の20世紀』)

今回上映する作品は、ケニアのストリートで生きる思春期の子どもたちの儚くも強(したた)かな青空ぐらしを描いたドキュメンタリー『チョコラ!』です。


『チョコラ!』

2008年 / 日本映画 / ドキュメンタリー / 94分

監督・・・小林茂 / 撮影・・・吉田泰三 / 整音・・・久保田幸雄 / 編集・・・秦 岳志 / 編集協力・・・山崎陽一 / 製作事務局・・・目黒秀平&小林眞人 / 特別協力・・・佐藤真 / アソシエイト・プロデューサー・・・秦 岳志 / プロデューサー・・・矢田部吉彦 / 音楽・・・サカキマンゴー / エンディング・テーマ曲“♪Diakutumeni”(サカキマンゴー & Limba Train Sound System、作曲:Pembele Makosi Meno、編曲:伊丹正典 サカキマンゴー & Limba Train Sound System) / 後援・・・「小林茂の仕事」Oタスケ隊 / 助成・・・芸術文化振興基金、財団法人 新潟県国際交流協会


東アフリカを代表する国、ケニア共和国。首都ナイロビから北東に車で約1時間行った所に、人口10万の地方都市ティカはある。映画は、この町のストリートで暮らす子どもたちの厳しい生活環境やその背景、NGOや親との関係をユーモアを交えながら丁寧に提示していく事で、思春期を迎えた子どもたちの儚くも力強く生きていく姿を描き出します。

鉄くずやプラスチックを集めたり、物乞いや小間使いなどで生計を立てている子どもたち。人々からはスワヒリ語で“拾う”を意味する“チョコラ”と呼ばれ、さげすまれています。
夜の寒さや空腹、警察による一掃作戦など、ストリートに生きる厳しさは並大抵ではなく、実際多くの子どもたちが自然とシンナーに溺れ、あるいは数週間の内に体が持たずに姿を消します。そんな中でも、彼らは仲間と出会いグループを作り、お互い助け合いながら生きていく___それぞれに人には言えない事情を抱えながら。

監督は、『阿賀に生きる』の名カメラマン・小林茂。被写体とカメラの信頼関係を起点として映画づくりの手法がこの作品でも受け継がれています。
また、音楽のサカキマンゴーの親指ピアノも子どもたちの心情を掬い取っています。

この『チョコラ!』は2009年6月にシアターキノで公開されました。


【上映日程】
  2009年12月20日(日)

【上映会場】
  札幌市教育文化会館4階講堂 (札幌市中央区北1条西13丁目)

【上映時間】 
  1) 10:30~、 2) 12:30~、 3) 15:30~、 4) 17:30~

【講演会】 (予定)
  14:10~14:50  吉田泰三さん (『チョコラ!』撮影カメラマン・元学童保育指導員)

【鑑賞料金】
  前売り・一般   800円 (当日1,000円)
  シニア・大学生 800円 (当日のみ)
  高校生以下   500円 (当日のみ)
  札幌映画サークル会員 無料 


【主催】 「チョコラ!」上映実行委員会(イラク・アフガンの平和を求める学童保育の会=札幌映画サークル)

【事務局】 札幌映画サークル (Tel & Fax 011-747-7314)

【後援】 札幌市、札幌市教育委員会


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札幌映画サークル(Tel & Fax・・・011-747-7314)で、予約も受付中です
(Eメールでも受付しています・・・sapporocinema@yahoo.co.jp)

【「チョコラ!」公式HP】
http://www.chokora.jp/


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