札幌映画サークルがたどって来た道

The Historical Journal of Sapporocinema Circle

恒例の“日本映画名作祭2011”を開催します。 【終了しました】

2011-10-10 08:52:33 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、2011年11月27日(木)~28日(金)の2日間、札幌市生涯学習総合センター“ちえりあ”1Fホールにおいて、恒例の“日本映画名作祭2011”を開催し、日本映画の名作を上映します。
(すべて35mmプリントで上映)


2011年は、“成瀬巳喜男監督特集”として、次の4本を上映します。
  ☆ 『めし』 (1951/東宝)
  ☆ 『おかあさん』 (1952/新東宝)
  ☆ 『浮雲』 (1955/東宝)
  ☆ 『乱れ雲』 (1967/東宝)


上映する各作品の紹介は、下記に掲載してある“日本映画名作祭2011 作品紹介・その1~4”に掲載しています。


そして、札幌映画サークルでは、“日本映画名作祭2011 成瀬巳喜男介監督特集”の上映と共に、札幌在住の楢部一視(ならべかずし)さんによる“成瀬巳喜男監督作品を語る リアルな視線で描かれた やるせない女と男たち”と題した講演会も併せて開催します。
(入場券半券をお持ちの方は、無料で聴くことが出来ます)


上映日程

平成23年度優秀映画鑑賞推進事業
“日本映画名作祭2011 成瀬巳喜男監督特集”
『 め し 』/『お か あ さ ん 』/ 『 浮 雲 』/『 乱 れ 雲 』


【会場】
  札幌市生涯学習総合センター“ちえりあ”1Fホール
      (札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10)


【上映時間】 開場時間は上映開始の各15~20分前
  10月27日(木)
     10:00~11:37 「めし」
     12:30~14:08 「おかあさん」
     14:30~15:30 “楢部一視さんの講演会”
     16:00~18:03 「浮雲」
     18:30~20:18 「乱れ雲」

  10月28日(金)
     10:00~11:48 「乱れ雲」
     12:40~14:43 「浮雲」
     15:10~16:10 “楢部一視さんの講演会”
     16:30~18:08 「おかあさん」
     18:30~20:07 「めし」

【鑑賞料金】
1作品・・・500円
(1作品ごとの完全入替制→続けてご覧になる場合も一度退席していただきます)

【前売り券販売】
ちえりあ1Fメディアプラザ、くすみ書房(大谷地)、大丸藤井、道新、4プラ、教文の各プレイガイドで発売中!
(札幌映画サークルで予約も受付中→Tel・Fax・Eメール)

前売り券・当日券とも料金は同じですが、前売り券をお持ちの方の入場を優先とさせていただきます。 (お席は自由席です)


【主催】
日本映画名作祭上映実行委員会・札幌映画サークル・(財)札幌市生涯学習振興財団・文化庁・東京国立近代美術館フィルムセンター


【お願い】
“ちえりあ”には、公共交通機関をご利用の上、ご来場ください。また、ホール内が冷え込んでいる場合がありますので、暖かい服装でお越しくださるようお願いします。


オペラ映画を楽しむ会 『オテロ』上映会を開催します。

2011-10-01 08:47:43 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、2011年5月から、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催しています。
その第2シリーズとして、2011年9月から11月に3本のオペラ映画を上映します。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960~1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。


『 オ テ ロ 』


“史上最高のオテロ  絶頂のドミンゴ  究極のスクリーンオペラ”



“これぞドミンゴ! これがゼッフィレッリ!”

圧倒的な映像美
ヴェルディの傑作オペラを空前絶後のスケールで完全映画化


『オテロ/Otello』


1986年/アメリカ=イタリア合作映画/イタリア語版(日本語字幕スーパー)/カラー/ビスタサイズ/123分/ステレオ/提供・ユニテル/配給・(株)T&Kテレフィルム


作曲・・・ジュゼッペ・ヴェルディ/原作・・・ウィリアム・シェイクスピア/監督・・・フランコ・ゼッフィレッリ/指揮・・・ロリン・マゼール/演奏・・・ミラノ・スカラ座管弦楽団/合唱・・・ミラノ・スカラ座合唱団

出演・・・プラシド・ドミンゴ(オテロ)、カティア・リッチャレッリ(デズデーモナ)、フスティーノ・ディアス(ヤーゴ)、ペトラ・マラコヴァ(エミリア)、ウルバノ・バルベリーニ(カッシオ)、マッシモ・フォスキ(ロドヴィーコ)、エドウィン・フランシス(モンターノ)、他



“男の敵意と嫉妬によって、引き裂かれる夫婦愛の悲劇!”


強大な合唱、至高のデュエット、悪魔的なアリア。
迫力満点の導入部からラストシーンまで、息もつかせぬ緊迫感で疾走する、完全無欠のオペラ映画。

シェイクスピア原作によるヴェルディ後期の大傑作を、「椿姫」のフランコ・ゼッフィレッリ監督が、プラシド・ドミンゴ主演で究極の映画化。

ロリン・マゼール指揮によるミラノ・スカラ座管弦楽団の素晴らしい演奏が、スペクタクルな悲劇を盛りたてます。


ヴェネツィア共和国の将軍オテロは、嵐の中で敵艦隊を打ち破り、人々の歓喜の中、最愛の妻オズデーモナの待つキプロス島に帰還します。
副官カッシオが酔って騒ぎを起こすと、彼の出世を妬む旗手ヤーゴは、カッシオとデズデーモナの不義をでっち上げて言葉巧みにオテロに吹き込みます。
悪魔のようなヤーゴの奸計に落ち、疑心暗鬼から逃げられないオテロは、次第に理性を失っていき・・・


上映日程

【会場】
  札幌共済ホール
    (札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年10月23日(日) 開場時間・上映の各30分前
  1) 10:30~12:33、 2) 13:30~15:33 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 チケットは時間指定ではありません
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00~18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  オペラ映画を楽しむ会(事務局・札幌映画サークル内)

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会




オペラ映画を楽しむ会 『リゴレット』上映会を開催します。 【終了しました】

2011-08-18 10:13:10 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、2011年5月から、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催しています。
その第2シリーズとして、2011年9月から11月に3本のオペラ映画を上映します。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960~1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。


『 リ ゴ レ ッ ト 』


“誰よりも、お前を愛していたのに――。”


      “パヴァロッティは永遠に・・・”


G・ヴェルディ至高の傑作悲劇を完全映画化。

L・パヴァロッティ十八番“♪女心の歌”など、豪華キャストで贈る珠玉の名曲!


『リゴレット/Rigoletto』


1982年/イタリア映画/イタリア語版(日本語字幕スーパー)/カラー/スタンダード・サイズ/116分/ステレオ/提供・ユニテル/配給・(株)T&Kテレフィルム


作曲・・・ジュゼッペ・ヴェルディ/原作・・・ビクトル・ユーゴー/監督・・・ジャン=ピエール・ポネル/指揮・・・リッカルド・シャイー/演奏・・・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/合唱・・・ウィーン国立歌劇場合唱団

出演・・・ルチアーノ・パヴァロティ(マントヴァ公爵)テノール、イングヴァール・ヴィクセル(リゴレット)バリトン、ディタ・グルベローヴァ(ジルダ)ソプラノ、ヴィクトリア・ヴェルガーラ(エマッダレーナ)、フェルチョ・フルラネット(スパラフチーレ)、フェードラ・バルビエーリ(ジョヴァンナ)、イングヴァール・ヴィクセル(モンテローネ伯爵)


パヴァロッティ × ヴィクセル × グルベローヴァ

帝王ヴェルディの最高傑作を完全映画化。
魂のテノール、パヴァロッティが“運命の愛”を歌いぬく!


もつれ合う運命がたどりつく、衝撃の結末!


舞台は16世紀の北イタリアの都マントヴァ。
宮廷道化師のリゴレットは廷臣たちから蔑まれながらも、好色で放埓な領主マントヴァ公爵の機嫌を取る日々を送っていました。
宝物のように隠し育てた純粋な一人娘ジルダが公爵の目にとまり、弄ばれたことから、親娘の運命は狂い始めます――。


『オテロ』と並ぶジュゼッペ・ヴェルディの2大悲劇のひとつであり、イタリア・オペラを代表する傑作です。
ルチアーノ・パヴァロッティ十八番の“♪女心の歌”、オペラ史上最高の四重唱といわれる“♪美しい恋の乙女よ”など、珠玉の名曲が並ぶヴェルディ至高のオペラを、空前の豪華キャストで完全映画化!
2007年9月6日、享年71歳でこの世を去ったパヴァロッティ。今はもう観ることの出来ない若かりしパヴァロッティの歌声、姿がスクリーンに甦ります。


*主なアリア
“♪あれかこれか/Questa O Quella”(マントヴァ公爵のバッラータ…第1幕第1場)
“♪二人は同じ/Pari Siamo”(リゴレットのモノローグ…第1幕第2場)
“♪慕わしき御名/Caro Nome”(ジルダのアリア…第1幕第2場)
“♪あの娘の涙が見えるようだ/Parmi Veder Le Lagrime”(マントヴァ公爵のシェーナとアリア…第2幕)
“♪悪魔め、鬼め/Cortigiani, Vil Razza Dannata”(リゴレットのアリア…第2幕)
“♪女心の歌/La Donna E Mobile”(マントヴァ公爵のカンツォーネ…第3幕)、他


パヴァロッティ、グルベローヴァ、ヴィクセルという三つ巴の豪華キャストを得て、監督、演出家としてのポネルの手腕が最大限に発揮された傑作オペラ映画!

テ宮殿やドゥカーレ宮殿、テアトロ・ファルネーゼといった、物語の舞台であるマントヴァや、北イタリアに現存する歴史的な建物を使用して撮影が行なわれ、有名な壁画「巨人族の没落」が描かれた“巨人の間”や“馬の間”を颯爽と闊歩するパヴァロッティは、まさにマントヴァ公爵そのもの!

タイトル・ロールのリゴレットは、性格的なアクの強い役を歌えば他の追随を許さないイングヴァール・ヴィクセル。演じる役によっての変身ぶりも評価が高い彼ですが、この映画では一人二役でモンテローネ伯爵も演じており、これも必見です!

ジルダ役にはコロラトゥーラの女王、エディタ・グルベローヴァ。若き日の圧倒的で完璧な歌唱は、ジルダの決定版と言える素晴らしさです。


上映日程

【会場】
  札幌共済ホール
    (札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年9月25日(日) 開場時間・上映の各30分前
  1) 10:30~12:26、 2) 13:30~15:26 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 チケットは時間指定ではありません
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00~18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  オペラ映画を楽しむ会(事務局・札幌映画サークル内)

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会




“ピースデイズ2011 平和と核を考える” 『夕凪の街 桜の国』上映会を開催します。 【終了しました】

2011-07-26 19:12:45 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、2011年7月30日から8月15日に開催される“ピースデイズ2011 平和と核を考える”の賛同団体として参加し、8月13日、生き残ったヒロシマ被爆者の苦悩と愛、その家族の3世代にわたる生活を温かく描いた2007年の佐々部清監督作品『夕凪の街 桜の国』を上映します。尚、2回目の上映後、シンポジウムが開催されます。


“生きとってくれて、ありがとう”

         “忘れんといてな、うちらのこと”


広島 ―― ふたつの時代に生きるふたりの女性を通して、いま、生きる喜びを痛感する。


『 夕 凪 の 街  桜 の 国 』


2007年/日本映画(「夕凪の街 桜の国」製作委員会)/佐々部清監督作品/カラー/ビスタサイズ/118分

製作・・・松下順一/企画プロデュース・・・加藤東司/プロデューサー・・・臼井正明、米山紳/監督・・・佐々部清/原作・・・こうの史代(「夕凪の街 桜の国」・双葉社刊)/脚本・・・国井桂、佐々部清/音楽・・・村松崇継/ハープ演奏・・・内田奈織(テイチクエンタテインメント)/製作・・・アートポート、セガ、住友商事、読売テレビ放送、東北新社、TOKYO FM、双葉社、東急レクリエーション、読売新聞大阪本社、ビッグショット、シネムーブ、広島テレビ、山口放送、福岡放送

出演・・・田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、中越典子、伊崎充則、金井勇太、藤村志保、堺正章、他


* 2007年(第81回)キネマ旬報ベスト10 日本映画第9位
* 2007年札幌映画サークル選出Best 10 Cinemas in Sapporo 2007 日本映画第3位
* 第32回報知映画賞主演女優賞(麻生久美子)
* 第62回毎日映画コンクール女優主演賞(麻生久美子)
* 第50回ブルーリボン賞主演女優賞(麻生久美子)
* 第17回日本映画批評家大賞作品賞、審査員特別賞(堺正章)


【この作品は、2007年8月11日からシアターキノとユナイテッド・シネマ札幌で公開されました】



<上映とシンポジウムの日程>
【会場】
  札幌エルプラザ3階ホール
     (札幌市北区北8条西3丁目)

【上映日時】 2011年8月13日(土) 開場時間 13時20分
  1) 13:40~15:40、 2) 16:00~18:00 (2回のみの上映です)

【シンポジウム 「みんなで語ろう この島(アイヌモシリ ほっかいどう)の未来」】
  19:00~21:00

【鑑賞料金】
  前売り券(一般・シニア共) 800円 (映画のみ)
  前売り券(一般・シニア共) 1000円 (映画+シンポジウム)

  当日券 (一般) 1000円 (映画のみ)
  当日券 (シニア) 800円 (映画のみ)
  当日券 (大学生以下) 500円 (映画のみ)
  シンポジウム参加費 500円 (大学生以下は無料)
      
【主催】
  ピースデイズ2011実行委員会

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会


オペラ映画を楽しむ会 『カルメン』上映会を開催します。 【終了しました】

2011-06-26 19:08:33 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、2011年5月から、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催しています。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960~1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。



スーパー・テノール、ドミンゴがアンダルシアの太陽をバックに愛を歌う!


“ああ、この恋よ、 闘牛場で 花と散れ!”


スーパー・テノール、ドミンゴがアンダルシアの太陽をバックに愛を歌う!



『カルメン/Carmen』

1983年/フランス=イタリア映画/フランス語(日本語字幕スーパー)/カラー/ビスタ/154分/ステレオ/提供・ユニテル/配給・(株)T&Kテレフィルム

音楽・・・ジョルジュ・ビゼー/原作・・・プロスペル・メリメ/監督・脚本・・・フランチェスコ・ロージ/指揮・・・ロリン・マゼール/演奏・・・フランス国立管弦楽団/振付・・・アントニオ・ガデス/脚本協力・・・トニーノ・グエッラ/撮影・・・パスカリーノ・サンティス/美術・・・エンリコ・ジョブ

出演・・・ジュリア・ミゲネス・ジョンソン(カルメン)、プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)、ルッジェロ・ライモンディー(エスカミーリョ)、フェイス・エシャム(ミカエラ)、スーザン・ダニエル(メルセデス)、リリアン・ワトソン(フラスキータ)、ジャン=フィリップ・ラフォン(ダンカイロ)、ジェラール・ガリノ(レメンダード)、ジョン=ポール・ボガード(ズニーガ中尉)、他


晩年のビゼーが渾身を込め感涙にむせびつつ描き切った傑作『カルメン』。

世界のスーパー・テノール=プラシド・ドミンゴ、官能美溢れるミゲネス・ジョンソン、フランス・オペラの王道、フランス国立管弦楽団&ロリン・マゼールという最高のキャスティング、そして、全編アンダルシア・ロケによる決定版『カルメン』!


スペイン南部のセビリャ地方。働くタバコ工場で暴力沙汰を起こしたカルメンは、伍長ドン・ホセに逮捕されます。
彼女はこの清廉な美男に一目惚れ。
ホセもまたカルメンの抗しがたい魅力に取り憑かれます。
彼はとうとう自分が身代わりとなって彼女を逃がします。
カルメンのことが忘れられないホセは営倉を脱走し、彼女が待つ居酒屋へ駆けつけますが、そこには、闘牛の戦いの美酒に酔い痴れる闘牛士エスカミーリョの姿もありました・・・。



上映日程
【会場】
  札幌共済ホール
    ( 札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年7月21日(木) 開場時間・上映の各30分前
  1) 14:00~16:34、 2) 18:30~21:04 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 時間指定のチケットになります
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00~18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  オペラ映画を楽しむ会(事務局・札幌映画サークル内)

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会



オペラ映画を楽しむ会 『トスカ』上映会を開催します。 【終了しました】

2011-06-14 11:12:45 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、2011年5月から、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催しています。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960~1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。



“「歌に生き、恋に生き」 愛と嫉妬が狂わせる歌姫トスカの運命”



豪華絢爛キャストで贈るイタリア・オペラの金字塔!


物語の舞台となった歴史的建造物での撮影による不滅の傑作オペラ!



『トスカ/Tosca』

1976年/イタリア映画/イタリア語版(日本語字幕スーパー)/カラー/スタンダード/116分/ステレオ/提供・ユニテル/配給・(株)T&Kテレフィルム


作曲・・・ジャコモ・プッチーニ/監督・・・ジャンフランコ・デ・ボシオ/指揮・・・ブルーノ・バルトレッティ/演奏・・・ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/合唱・・・アンブロジアン・シンガーズ

出演・・・プラシド・ドミンゴ(画家マリオ・カヴァラドッシ)、ライナ・カバイヴァンスカ(歌姫フローリア・トスカ)、シェリル・ミルンズ(警視総監スカルピア男爵)、アルフレード・マリオッティ(堂森)、ジャンカルロ・ルッカルディ(チェーザレ・アンジェロッティ)、マリオ・フェラーラ(密偵スポレッタ)、ブルーノ・グレルラ(憲兵シャルローネ)、ドメニコ・メディチ(看守)、プラシド・ドミンゴ・ジュニア(羊飼いの少年)、他


19世紀初頭のローマ。ナポレオン統治の共和国が動乱の末、転覆。特高警察長スカルピアは、脱獄政治犯を匿っている疑いを、画家カヴァラドッシに向ける。
そして彼を、その恋人、歌姫トスカの眼前で吊るしあげる。「犯人の居場所を吐け!」恋人への呵責なき拷問に心が張り裂けるトスカ。
画家を無罪放免にしてやる代わりにと、彼女に迫る狡猾極まるスカルピア。彼女はカヴァラドッシとの純愛の前でスカルピアの邪恋に屈するのか?
意を決したトスカが最後にとった行動とは、はたして!?

《永遠の都》ローマを舞台にした愛憎劇『トスカ』は、ローマ市内に今も残る3つの歴史的な建物(サンタンジェロ城、サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会、ファルネーゼ宮殿)を舞台としていますが、この映画では、全てのシーンがそれらの建物で実際に演じられ、数々の有名な壁画、祭壇画がそのまま映画の画面を彩っています。

タイトルロールは、その美しい容姿と完璧なベルカントの歌唱をこのフィルムに永遠に残すライナ・カバイヴァンスカ。

トスカの恋人カヴァラドッシを演じるのは、プッチーニ作品を得意とするプラシド・ドミンゴ。そして、シェリル・ミルンズによるスカルピアの、単なる悪役を越えて魅力的でエレガントな悪の華とでもいうべき人物造形はこの映画の大きな見どころのひとつです。

上映日程
【会場】
  札幌共済ホール
    ( 札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年6月23日(木) 開場時間・上映の各30分前
  1) 14:00~15:56、 2) 18:30~20:26 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 時間指定のチケットになります
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00~18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  オペラ映画を楽しむ会(事務局・札幌映画サークル内)

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会


『名もなく貧しく美しく』の上映会 + 楢部一視さんの講演会を開催します。 【終了しました】

2011-05-30 11:08:13 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、2011年6月12日(日)、札幌市教育文化会館講堂において、2010年9月16日に逝去した小林桂樹と2010年12月28日に逝去した高峰秀子主演の松山善三第1回監督作品『名もなく貧しく美しく』(1961・東宝)の上映会を開催します。

この上映会は、ここ数年にわたって“日本映画名作祭”で好評を得ている楢部一視さんの講演もお聴きいただけるように企画しました。
日本映画の全盛期に活躍された高峰秀子さんを中心に往年の日本映画の魅力について語っていただきます。


『 名 も な く 貧 し く 美 し く 』

この物語は、聾唖(ろうあ)者同士の結婚をテーマに、第二次世界大戦敗戦後の混乱期を貧しいながらも一生懸命生き抜く若い夫婦の姿を描いた感動作であり、不朽の名作です。


『 名 も な く 貧 し く 美 し く 』


1961年/日本映画(東京映画制作・東宝配給)/松山善三監督作品/モノクロ/シネマスコープ/129分

製作・・・藤本真澄、角田健一郎/監督・脚本・・・松山善三/撮影・・・玉井正夫/音楽・・・林光/美術・・・中古智/照明・・・石井長四郎

出演・・・高峰秀子、小林桂樹、島津雅彦、草笛光子、根岸明美、荒木道子、高橋昌也、松本染升、沼田曜一、三島耕、織田政雄、中村是好、南美江、小林十九二、南道郎、十朱久雄、藤原釜足、多々良純、村上冬樹、中北千枝子、加藤武、河内桃子、賀原夏子、原泉、八波むと志、小池朝雄、加山雄三、他


* サンフランシスコ国際映画祭・主演女優賞受賞 【高峰秀子】
* 1961年第35回キネマ旬報・日本映画ベスト10第5位   


上映と講演の日程【会場】
  札幌市教育文化会館4F講堂
     (札幌市中央区北1条西13丁目)

【上映日時】 2011年6月12日(日) 開場時間・上映の各15分前
  1) 10:00~、 2) 13:30~ (2回のみの上映です)

【講演】
  12:15~13:15 (1回目の終了後)

【鑑賞料金】
  前売り券 800円 (当日1000円)←一律料金
  札幌映画サークル会員 無料

【予約】
  011-747-7314 (Tel & Fax)
  sapporocinema@yahoo.co.jp (Eメール)

【主催】
  札幌映画サークル

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会

楢部一視さんのプロフィル中学・高校・大学とも早稲田に学び、大学時代に雑誌『劇評』社に所属、三島由紀夫、戸板康二、津村英夫の各氏に学びました。1948年上野高校で発足した“映画之友友之会”の第1期生。以後、淀川長治氏を人生の師と仰ぐ。1955年松竹入社。京都・大船両撮影所でプロデューサー助手時代を経て、映画、テレビを通じ三浦綾子作品を多く担当しました。その縁で1978年から札幌在住。現在“アトリエ楢部”を主宰し、映画・演劇活動者の育成を支援しています。趣味は“文楽”。
『映画批評研究』津村会会員。札幌映画サークル会員。



オペラ映画を楽しむ会 『椿姫』上映会を開催します。 【終了しました】

2011-05-17 17:02:32 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催します。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960~1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。



“恋は「遊び」と信じていました。
      あなたと会うまでは___。”


巨匠フランコ・ゼッフィレッリによる豪華絢爛な映像美。
世界中で絶賛される至高の『椿姫』



『椿姫/La Traviata』

1982年/イタリア映画/イタリア語版(日本語字幕スーパー)/カラー/スタンダード/105分/ステレオ/デジタル上映/提供・ユニテル/配給・(株)ティ アンド ケイ テレフィルム

作曲・・・ジュゼッペ・ヴェルディ/監督・・・フランコ・ゼッフィレッリ/原作・・・アレクサンドル・デュマ・フィス/指揮・・・ジェイムズ・レヴァイン/演奏・・・メトロポリタン歌劇場管弦楽団/合唱・・・メトロポリタン歌劇場合唱団

出演・・・テレサ・ストラータス(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)、コーネル・マクニール(バリトン)、アラン・モンク、アクセル・ガル、ピーナ・チェイ、マウリツィオ・バルバチーニ、他


豪華絢爛なオペラ演出の第一人者として、また『ロミオとジュリエット』や『永遠のマリア・カラス』といった映画の監督としても有名なフランコ・ゼッフィレッリが、タイトル・ロールにテレサ・ストラータス、アルフレードにプラシド・ドミンゴの出演を得て作り上げた至高のオペラ映画!

イタリア映画の聖地であるローマのチネチッタ撮影所で12週間、ノルマンディーで2週間、さらにパリで1週間のロケーション撮影が行われ、ゼッフィレッリ自らが長年収集してきた物も多数含まれたヴィクトリア期の調度品で埋め尽くされた画面の豪奢さ、美しさは圧倒的!

また、第2幕の夜会のシーンで、ボリショイ・バレエのプリンシパル、ワシーリエフと、プリマのマクシーモワが超絶技巧のダンスを見せるシーンも必見!


“♪乾杯の歌” “♪ああ、そはかの人か” “♪花から花へ” 他、美しいアリアがいっぱい!


<上映日程>

【会場】
  札幌共済ホール
    ( 札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年5月26日(木) 開場時間・上映の各30分前
  1) 14:00~15:45、 2) 18:30~20:15 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 時間指定のチケットになります
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教分のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00~18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  札幌映画サークル

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会

“ポーランド現代映画セレクション 2004 - 2009”を開催します。 【終了しました】

2011-04-02 08:53:47 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、2011年4月16・17日(土・日)の2日間、2011年第2回目の上映会として、“ポーランド現代映画セレクション 2004 - 2009”と題した北海道初上映となる4本のポーランド映画を上映します。

今回の上映企画は、“ポーランド現代映画セレクション 2004 - 2009実行委員会”(日本ポーランド友好協会、札幌映画サークル)が主催します。


“ポーランド現代映画セレクション 2004 - 2009”


音楽と歴史の国
戦火と受難を越えて
現代(いま)を見つめる眼差し


【上映作品】

☆ 『ぜったいにダメ!/Nigdy W Zyciu!』(2004年 / リシャルト・ザトルスキ監督 / 100分)


☆ 『裏面/Rewers』(2009年 / ボリス・ランコシュ監督 / 96分)


☆ 『救世主広場/Plac Zbawiciela』(2006年 / ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ監督 / 105分)


☆ 『あなた、嘘をつかないで/Nie Klam, Kochanie』(2008年 / ピョトル・ヴァレシニャック監督 / 100分)



上映会の両日、駐日ポーランド共和国大使館一等書記官のラデック・ティシュキェヴィッチさんの挨拶があります。
(挨拶の時間は、下記上映日程をご覧下さい)



<<上映日程>>

【上映日】
  2011年4月16・17日(土・日)

【会場】
  北海道大学学術交流会館・2階講堂 (札幌市北区北8条西5丁目)→北大正面を入って左側の建物

【上映時間】 開場時間 10:30
 <4/16>
  11:00~12:40 『ぜったいにダメ!』
  12:45~13:00 “ラデックさん挨拶”
  13:20~15:00 『裏面』
  15:20~17:10 『救世主広場』
  17:30~19:10 『あなた、嘘をつかないで』

 <4/17>
  11:00~12:50 『救世主広場』
  13:10~14:50 『あなた、嘘をつかないで』
  14:55~15:10 “ラデックさん挨拶”
  15:30~17:10 『裏面』
  17:30~19:10 『ぜったいにダメ!』
 
【鑑賞料金】
  前売り(一般) 1,000円 (当日1,200円)
  シニア     1,000円 (前売り・当日共)
  学生      500円 (当日のみ)
  札幌映画サークル会員 1本無料

※北大生協、市内プレイガイド(4プラ、大丸藤井、道新プレイガイド)で前売り券を発売中!


主催・・・、“ポーランド現代映画セレクション 2004 - 2009実行委員会”(日本ポーランド友好協会、札幌映画サークル

協賛・・・駐日ポーランド共和国大使館

後援・・・札幌市、札幌市教育委員会



『沈黙を破る』の上映会を開催します。 【終了しました】

2011-02-08 14:31:35 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、2011年2月20日(日)、本年の第1回上映会として、“イスラエル将兵が語る加害の真実”を描いたドキュメンタリー作品『沈黙を破る』(2009年・土井敏邦監督・撮影・編集)を上映します。

今回の上映企画は、“『沈黙を破る』上映実行委員会”(札幌映画サークル、イラク・アフガンの平和を求める学童保育の会)が主催します。


“イスラエル兵がついに沈黙を破り、パレスチナ占領を語り始めた”

“考えるのをやめたとき、僕は怪物になった”


『 沈 黙 を 破 る 』

2009年/日本映画/土井敏邦監督作品/カラー/長編ドキュメンタリー/130分

製作・・・山上徹二郎/監督・撮影・編集・・・土井敏邦/編集・・・秦岳志/整音・・・小川武/宣伝デザイン・・・五十嵐真帆/宣伝制作・・・町野民/製作事務局・・・西晶子、石田優子、長沢義文、佐々木正明/製作協力・・・“土井敏邦 パレスチナ記録の会”支援者の皆さん/製作・配給・・・シグロ


2002年春、イスラエル軍のヨルダン川西岸への侵攻作戦の中で起こったバラータ難民キャンプ包囲とジェニン難民キャンプ侵攻。
カメラは、2週間にも及ぶイスラエル軍の包囲、破壊と殺戮にさらされるパレスチナの人びとの生活を記録します。
同じ頃、イスラエルの元将兵だった青年たちがテルアビブで写真展を開きます。
「沈黙を破る」と名づけられた写真展は、“世界一道徳的”な軍隊として占領地に送られた元兵士たちが、自らの加害行為を告白するものでした。
占領地で絶対的な権力を手にし、次第に人間性や倫理、道徳心を失い、“怪物”となっていった若者たち。
彼らは、自らの人間性の回復を求めつつ、占領によって病んでいく祖国イスラエルの蘇生へと考えを深め、声を上げたのでした。
土井敏邦監督は、ジャーナリストとして20数年にわたりパレスチナ・イスラエルを取材して来ました。
この作品では、数百時間にも及ぶ映像を、長編ドキュメンタリー映画として完成させました。


* 2009年度石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 “公共奉仕部門”大賞
* 2009年度キネマ旬報ベスト10 文化映画部門第1位
* 2009年度日本映画ペンクラブ賞 文化映画部門第1位


<上映とトーク・イベントの日程>

【会場】
  札幌市教育文化会館4階講堂
   (札幌市中央区北1条西13丁目)

【上映日時】 2011年2月20日(日) 開場時間・上映の各15分前
  1) 10:30~、 2) 14:10~、 3) 16:40~ (3回上映)

【講演】
  12:50~13:50

* トーク・イベント
上映会場脇の控え室において、土井敏邦監督とお茶を飲みながらのお話しする会を2回目と3回目の上映終了後に開催します。
(同時に、写真展も開催します)

     
【鑑賞料金】
  前売り(一般) 1,000円 (当日1,200円)
  シニア     1,000円 (前売り・当日共)
  障がい者・学生  800円 (当日のみ)
  映画サークル会員 無料

※市内プレイガイド(4プラ、大丸藤井、道新プレイガイド、札幌市教育文化会館)で前売り券を発売中!


【電話予約】
 Tel 011-747-7314(札幌映画サークル)
* 留守電の時は、お名前と電話番号を入れてくだされば、折り返し連絡させていただきます)


主催・・・、“『沈黙を破る』上映実行委員会”(札幌映画サークル、イラク・アフガンの平和を求める学童保育の会)後援・・・札幌市、札幌市教育委員会
【お問い合わせ】
 札幌映画サークル (Tel & Fax 011-747-7314、Eメール sapporocinema@yahoo.co.jp)