札幌映画サークルがたどって来た道

The Historical Journal of Sapporocinema Circle

オペラ映画を楽しむ会 『カルメン』上映会を開催します。 【終了しました】

2011-06-26 19:08:33 | 札幌映画サークル イベント告知
札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、2011年5月から、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催しています。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960~1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。



スーパー・テノール、ドミンゴがアンダルシアの太陽をバックに愛を歌う!


“ああ、この恋よ、 闘牛場で 花と散れ!”


スーパー・テノール、ドミンゴがアンダルシアの太陽をバックに愛を歌う!



『カルメン/Carmen』

1983年/フランス=イタリア映画/フランス語(日本語字幕スーパー)/カラー/ビスタ/154分/ステレオ/提供・ユニテル/配給・(株)T&Kテレフィルム

音楽・・・ジョルジュ・ビゼー/原作・・・プロスペル・メリメ/監督・脚本・・・フランチェスコ・ロージ/指揮・・・ロリン・マゼール/演奏・・・フランス国立管弦楽団/振付・・・アントニオ・ガデス/脚本協力・・・トニーノ・グエッラ/撮影・・・パスカリーノ・サンティス/美術・・・エンリコ・ジョブ

出演・・・ジュリア・ミゲネス・ジョンソン(カルメン)、プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)、ルッジェロ・ライモンディー(エスカミーリョ)、フェイス・エシャム(ミカエラ)、スーザン・ダニエル(メルセデス)、リリアン・ワトソン(フラスキータ)、ジャン=フィリップ・ラフォン(ダンカイロ)、ジェラール・ガリノ(レメンダード)、ジョン=ポール・ボガード(ズニーガ中尉)、他


晩年のビゼーが渾身を込め感涙にむせびつつ描き切った傑作『カルメン』。

世界のスーパー・テノール=プラシド・ドミンゴ、官能美溢れるミゲネス・ジョンソン、フランス・オペラの王道、フランス国立管弦楽団&ロリン・マゼールという最高のキャスティング、そして、全編アンダルシア・ロケによる決定版『カルメン』!


スペイン南部のセビリャ地方。働くタバコ工場で暴力沙汰を起こしたカルメンは、伍長ドン・ホセに逮捕されます。
彼女はこの清廉な美男に一目惚れ。
ホセもまたカルメンの抗しがたい魅力に取り憑かれます。
彼はとうとう自分が身代わりとなって彼女を逃がします。
カルメンのことが忘れられないホセは営倉を脱走し、彼女が待つ居酒屋へ駆けつけますが、そこには、闘牛の戦いの美酒に酔い痴れる闘牛士エスカミーリョの姿もありました・・・。



上映日程
【会場】
  札幌共済ホール
    ( 札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年7月21日(木) 開場時間・上映の各30分前
  1) 14:00~16:34、 2) 18:30~21:04 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 時間指定のチケットになります
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00~18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  オペラ映画を楽しむ会(事務局・札幌映画サークル内)

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会




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