まだだいぶ寒い日が続きます。桜の花も今週が山でしょうか。さて、筑肥線廃線跡を巡る探索は続きます。第4弾「高宮駅」跡から「小笹駅」跡へ。今は「サニー那の川店」になった「高宮駅」跡を出て「筑肥新道」を南西に歩きます。300mくらいで現在の「西鉄平尾駅」。県道31号線を横切りそのまま「筑肥新道」を進みます。途中「平和」という町。この辺りは戦前は陸軍の射撃場があり戦後も米軍が使用していたこともあって、その後イメージ一新で「平和」という町名に変更したとのこと。さらに進むと右手に「平尾大池公園」が。小さな池ですが、この北側に「福岡市営植物園」があります。この道はゆるい登り坂で400mくらい進むと「小笹北」交差点。交差点の直ぐそばには「小笹公園」、「はま寿司 福岡小笹店」が。この「はま寿司店」が「小笹駅」の跡地のようです。近くを歩いていたここに住まれる老婦人に尋ねました。「駅跡地の痕跡はないけどが、この寿司店が小笹駅の跡。ここは低地で雨の時は水溜まりができましたよ」とのこと。地名が示すとおり、かつては笹薮が広がっていたとか。北側の高台には「県営住宅供給公社」のアパート群が今も健在でした。その後周辺は桧原、長尾、長丘、長住などの新興団地ができて、大きな住宅街に変わりました。
福岡地方は今日も雨。月曜日から4日間連続です。老人は蟄居状態。スタッフは「少々濡れても、溶けるわけがないのだから」と外出を勧めますが、頑なに拒否続けています。さて、今日は2月22日。2が重なる日で、色んな語呂合わせで「〇〇の日」と呼称しています。その一つが「猫の日」。「にゃん、にゃん、にゃん」の鳴き声での語呂合わせだそうです。近くのR池にも主のような態度の猫がいて周囲を巡回しています。私は実態のない語呂合わせにはあまり興味がありませんが、もっと大事な今日の記念日は「竹島の日」です。日露戦争中の明治38年(1905年)1月に時の政府は竹島を島根県に編入することを閣議決定し、同年2月22日に島根県が所管の告示を行いました。その100周年にあたる平成17年(2005年)に島根県議会は2月22日を「竹島の日」としました。しかし、実態は現在韓国が実効支配しています。わが国は領土権の復権確立に向けて運動推進すべきでしょう。猫の写真と「竹島の日」です。
福岡市中央区春吉に「柳橋連合市場」があります。渡辺通りに近い那珂川の西側にある市場街です。「博多の台所」と銘打ち、約40店舗が並んでいます。北九州小倉の旦過市場に似た雰囲気です。旦過市場が二度にわたる火災に見舞われ活気が戻るのに時間がかかりそうですが、その教訓に学び威勢のいい博多弁が飛び交う博多の台所であって欲しいものです。「よっていかんね」!
今日、久しぶりに所用でJR博多駅に行きました。朝から猛烈な暑さです。コンコースを出たところ、「博多祇園山笠」の人形飾りつけの最中に出くわしました。飾り山笠は櫛田神社も含めて18基の山笠が準備されます。ここ博多駅は「十三番山笠 博多駅商店連合会」の担当です。今年の標題は「いざ鎌倉」と「報道ワイド記者の力」の二題。博多の人形師がデザイン、制作したといいます。7月1日の本番スタートに向け、着々と準備が進められているようです。楽しみが増えました。
いやはや、北九州市も大変な時になりました。昨日新たに10人の感染が確認され、総計14人となりました。集団感染ではなく、市内全区に広がっています。今日から新しい年度。本来ならば、全ての人たちが新しい気持ちでスタートする日ですが、なんとも憂鬱になります。でも、このひと時、我慢して耐えて頑張りましょう!
今朝、この天気に誘われ久しぶりに小倉城界隈を散策しました。木の葉もすっかり色づきお城に溶け込んでいます。朝早かったことから観光客もいなくひっそりしていました。巌流島決闘の宮本武蔵と佐々木小次郎の銅像もすっかりおなじみになりました。
七十二候ではこの時期「楓蔦黄」(もみじ つた きばむ)というそうです。小倉もその時となりました。好天が続きます。今日、久しぶりに紫川河畔を歩きました。ここの桜並木も葉っぱが色を帯びてきました。河床では亀の群れが空を仰ぎ太陽の光を食べています。歩くと少し汗ばみます。このまま、穏やかに秋色に染まって欲しいものです。
JR門司駅の近く海岸通りに「赤煉瓦プレイス」という大正の香りがする地域があります。旧サッポロビール九州工場の施設跡です。ほぼ100年前以上の大正2年(1913)に当時の帝国麦酒(現在のサッポロビール)が門司工場を建設し、平成8年(1996)に大分の日田工場に移設時にこの赤煉瓦工場は閉鎖されました。以降、大正時代の文化遺産として、今では色んなイベントが行われる施設となっています。今日はこの一角で「昭和の歌声喫茶」の催しがあり、スタッフに強引に誘われて行ってきました。あの頃のフォークソングや童謡が主体でしたが、参加者はあの頃の若者ばかり。たまには歌うのも健康にいいのかなと前向きに考えています。
近くの紫川は、水鳥をはじめ多くの野鳥が生息しています。中でも今の時期はカルガモ親子が悠々と闊歩(?)しています。8羽のひな鳥を親鳥が付かず離れず優しく包み込んでいます。どこでも見られる光景でしょうが、身近のリスクを警戒しながら多くの子供達が平和に安全に泳ぐのを見つめる母親の姿。和む光景です。「守る」というより「護る」姿でしょう。
引き続き、長崎街道歩き旅です。飯塚の小竹町辺りからゆったりと流れる遠賀川沿いの街道となります。暑くなってきました。お腹も空いてきました。でも、食堂はありません。参りました。川沿いにやっとコンビニに出会いましたので、パンを二個入手し、土堤で昼食。土手下はJR筑豊線が走り、小竹町近郊の景観が広がります。飯塚宿の街中では旧伊藤邸の前を通過。昔のままの建物が残る千鳥屋本店に寄り、本店限定販売のお菓子をお土産に求めました。直方宿からここ飯塚まで、およそ17㎞の歩き旅。疲れました。