5月も終わりになってきました。梅雨の時期到来です。天神のアクロス福岡ビルは今や緑濃いい小山になりました。中央公園の直ぐそばにあって、正に繁華街のオアシス。周囲の雰囲気ともマッチして、私の大好きな一角です。それにしても、世情日々米騒動のニュースばかり。一部のコメの値段が安くなるのは誠に結構なことですが、安くなってもあの「トイレットペーパー騒動」の時のように、消費者がスーパーに押し寄せ、本当に我々庶民に容易に届くのでしょうか? そのことについてマスコミは一切心配していないようです。老人にもたやすく手に入るのでしょうか? 長蛇の列だけは避けたいものです。
久しぶりに太陽が顔を見せました。天神老人は昨日、「デザイン福文字 楽書喜塾作品展」を鑑賞しました。場所は「アクロス福岡」。ユニークな絵文字が展示されていて、ほほえましくなります。たまたま、某新聞に「書の力」というコラムがありました。「書は人格を表す。字を見れば性格がわかるとよく言われる。筆圧の強弱など全てがその人の個性であり、宝物だと思う」(産経国際書会理事長代理 渡辺麗)と。皆ふくよかな文字に見えますが、よくよく観るとそれぞれ個性があるようにも。観ていて楽しくなりますね。この作品展は31日(土)まで
久しぶりに薪を背負って読書する「二宮金次郎」像に出合いました。天神近くの「福岡市立警固小学校」の校門近くです。数年前に、小田原、横浜、日光付近の小学校で見かけましたが、福岡では初めて。数年前といってももう二十年前ですが。私が小学生の頃は多くの小学校の校内に当たり前のようにありました。「二宮金次郎」とは江戸時代後期の農政家、思想家で「報徳思想」を唱えた「二宮尊徳」の幼名です。小田原の農家に生まれ、貧困の中で身を粉にして働きながら勉強した金次郎を称え、お手本として子供達への教材となっていました。それが、戦後の教育方針の変化、本を読みながら歩く姿が交通安全上危険等々の理由で、この像が撤去されたと云われています。今の子供達は金次郎のことを知っているのでしょうか。若い先生達もご存じでしょうか? むしろ俳優の「二宮和也」は知ってるよ!と云うのでしょう。「スマホを観ながら歩くのは危険、止めましょう」という像を立てた方が時代にピッタリかな?
暑くなってきました。昨日は日中30度の真夏日でした。高齢者にとってはいよいよ厳しい季節になりました。しかし、だからといってじっとしていることも不健康なこと。少しばかりの運動と思って、薬院周辺を探索しました。歩けば思わぬところに思わぬ物があるのを発見します。大名地区「紺屋町」周辺の小路には、今となっては縁が薄くなった飲み屋さんが並んでいます。福岡の中心街の一角に昭和に香りがする路地がありました。夜は酔客が行き交うところでしょう。
須崎公園の新しい「福岡市民ホール」に訪れた時に、そこの北側道路沿いに「須崎台場跡」の石垣に遭遇しました。解説文によると「江戸時代末期1863年に福岡藩が築造した砲台場で、外国船来航に対する沿岸警備を目的として設置。福岡城の東側の備えとして、福岡藩にとって重要な砲台場であった」とあります。このすぐ北側は博多港でまた機会を見つけてゆっくり探索したいです。
天神北近くににある「須崎公園」の一角に「福岡市民ホール」がオープンしました。61年間にわたり親しまれてきた「福岡市民会館」は3月末をもって閉館。その継承施設として3月に開館したのです。2000席の大ホール、800席の中ホールやいくつかの小ホールを備えた施設です。閉館した「市民会館」にはなんどか音楽会の鑑賞に行きました。現在解体工事中で、跡地は「須崎公園」の一角として活用されるようです。
護国神社の大鳥居の北側には「国体道路」を挟んで、舞鶴公園、福岡城祉があります。そこに「福岡城跡」の石碑が。城跡は国の史跡に指定されています。近年、天守閣が存在した古文書がみつかり、復元の動きがあります。また「鴻臚館」も近々復元されるようで、この付近はまたまた大きな話題になることでしょう。
久しぶりに「福岡縣護国神社」にお詣りしました。舞鶴公園、大濠公園の直ぐ南側にあります。神社の由緒によると、神社は明治5年(1872年)5月 明治天皇のご意向により旧藩主等が明治維新で国難に殉じた人々を慰霊顕彰するために創建されたとあります。以来、明治維新から大東亜戦争に至る国難において、尊い命を捧げて私達をお守りくださった福岡出身の方々約13万柱のご英霊をお祀りしている正に「平和の守り神」です。都心の緑地にある神社は厳かな雰囲気に包まれています。
7日に福岡タワーに行った折、眼下に広がる「シーサイドももち海浜公園」に降りてみました。始めてです。青空下の光景は異国情緒一杯。平成元年(1989年)末に福岡市営の公園として開園したといいます。中央には「マリゾン」という商業施設があって、結婚式場やイタリア料理店等があります。ハワイのワイキキビーチやエーゲ海に面するギリシャの海辺を連想させます。海浜の遊歩道は約3㎞、夏場はきれいな砂浜で多くの若者が集まることでしょう。今度はスタッフと一緒にあのエーゲ海を思い出しながら歩いてみたいものです。
大型連休が終わりました。福岡はこの間、「博多どんたく港まつり」で多くの観光客が訪れたようです。この連休も終わった昨7日、早朝から薬院での所用があり時間が余ったので、好天に誘われブラリ福岡散策へ。今回は西へ足を延ばそうと思い、バス停で最初に来たバスに乗り込んでそこで目的地を考えました。すぐに来たバスが「福岡タワー行き」。終点まで乗りました。久しぶりです。「福岡タワー」は昭和63年(1989年)「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」に合わせ、福岡市政100周年シンボルとして建設されたとか。高さ234m、展望台は123m、ここから眺める福岡の街、博多湾の景色は正に絶景であります。