夕方メール

●あぁそぉいぅたら何や汚ぁ~いお爺んがタライ持ってウロウロォ、 ★お爺んオジン言ぅてやりな、あれでも業界では若手やそぉな

さて、あさっては

2010-10-29 | 日記・エッセイ・コラム
  鳴り物入りというか国家の威信をかけたイベント。上海万博があさって31日で終わります。工事の遅れ。模倣疑惑。マナーの悪さ。この間に起きたさまざまな事象への対応。(尖閣。レアアース。ノーベル平和賞)入場者数が思ったほど伸びず、例によって当局が大規模な動員で当初の目標である「史上最大の万博」7000万人を終了間際になってやっとクリアーしたそうです。ちなみにそれまでの 最多入場数は70年の大阪万博。意地でもこの数字はクリアーしたかったのでしょう。なにせ白髪三千丈。日本の10倍以上の人口。4千年の歴史を誇る国家ですから。さてこんなバッタモンみたいな状況をいつまで維持できるか?
  話は変わりますが31日といえばハロウイン。(こちらの話題のほうが楽しい)日本におきましてPhoto も大きなカボチャをくりぬいて作った魔除けの飾り物「ジャック・オー・ランタン」のオレンジ色がこの時期の街の色としてすっかり定着した感があります。私などは西洋版の「お盆」と解釈してますがアメリカでは大人も子供も一緒になって盛り上がるといいますから寂れつつある日本のお盆と比較すると叱られるかもしれません。事実、新学期商戦(アメリカでは8月)やクリスマス商戦と並んでハロウインも商売の大きな原動力になるようです。

目的地

2010-10-28 | 日記・エッセイ・コラム

 歩いていて道が左右に分かれてます。目的地に行くにはどちらが正しいのか?間違った道を進むと目的地に着けないかも?さて、右か左か?どうします?結局どちらへも行けず立ち往生。勘の鋭い人。自分を客観視できる人ならお分かりだと思います。右も左も選べずに焦げついている心模様を放り出して離れて対岸の火事のように眺めていられるようになれば到着なのです。右でも左でも同じ。というより目的地は目の前の道の先にないのです。遡って考えて見ましょう。今、分岐点にいる。その前はこの分岐店が目標だったはず。そこに着いたら目標達成。先に行こうと思ったらまた目標を立てればいい。その為に右にいこうが左に行こうが多少の差はあれ、どちらでも行きたいところにいけます。もっと砕いて言うとそこに行き着くまでが問題なのです。険しい道のりになるか平坦な道になるか?どちらがいい?平坦なほうが楽で早く着く。だったらそのほうがいいのでしょうか?ゲームならそうでしょう。でもそれがあなたの人生なら?楽して早く着くのがいいですか?それがあなたがこの世に生まれてきた目的ですか?
苦労してきた親ほど子供には楽をして欲しいと願います。それが軟弱でひ弱な子供を作ります。そんな子供が成人して生まれた子は生まれた時から苦労する。あんなふうには(親のように)なりたくないと苦労して自分を磨く。このサイクルは大昔からずっと続いてます。
ただ、時として親の財産があまりに大きすぎると三代まで苦労知らずで生きていける人もいるようです。

 また気が変わるかもしれませんが鳩山前総理が「総理を辞めたら議員も辞職する」と言っていたのを撤回し、「議会がまだ私を必要としている」と議員職を続行するそうです。政治家も三代続くと社会人としての苦労をせずに成人してしまい恥の感覚や概念がなくなるのかもしれません。

カルテットサンフランシスコ「タンゴトスカーナ」


短い秋(足ではありません秋です)

2010-10-27 | 日記・エッセイ・コラム
 寒いので車の中、ヒーター回してました。仕事早めに切り上げて請求書等の書類作成。布団を替え、シーツを替えついでに電気毛布も出しました。ちょっと早いかもしれませんができる時にやっておかないと今年は季節の変わり方も極端。寒さに震えながら寝るのは嫌です。実感としては今年の秋は1ヶ月なかったように思います。本来秋というのは短い割にはにぎやかな季節。「スポーツの」「食欲の」「実りの」「芸術の」「読書の」等「冠」の多さは四季の中でも一番でしょう。(今年はどれも満喫できませんでした。)
  好きな季節は人によって様々ですが、NHKが以前行った調査では、好きな四季は「春」「秋」「夏」「冬」の順となっているようです。春の支持率が高いのは、暖かい春を待ちこがれる思いの強さのあらわれでしょう。季節の好き嫌いは地域や年齢によっても違うようで60歳以上の高齢者層の方が秋(10月)を好む傾向があります。
 30~50歳は5月が高い人気となっており、子供と過ごす5月の連休を重視しているためと見られます。そして若年層(16~20歳)になりますと、夏休みやバカンスのある8月の人気が高く、特に女性では開放感を感じる8月と、クリスマスのある12月の支持率が高いそうです。
 翻って私はどういうわけか若い頃から一貫して「秋」が好きでした。それも冬がもうそこまで来ているという晩秋。(やっぱりひねてたのかな?)

林住期

2010-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・ご存知、松尾芭蕉の奥の細道の序章。月日を旅人になぞらえた芭蕉一流の言い回し。来ては去りまた来ては去っていく。秋かと思っていたら今日はもう「木枯らし一番」が吹いたと言います。旅人も随分「移動」が早くなったものです。高校の同窓会の案内メールが届きました。来月半ば、場所はJR塚本駅。(どうしてこうヘンピばっかり選ぶのかな?)前回の「松茸を思う存分食べる会」は予定が重なり行けませんでした。2回続けて欠席すると「死んだ」と言われますので今回は行きます。当日は週末ですがもう予定が入ってます。今ならまだキャンセルできると思うので明日断りの電話入れます。こんな毎日を送っているといかにも「出たがり」のように思われるかもしれませんが若い頃はほとんど誘われても行きませんでした。集団が嫌。団体行動も嫌い。今で言う「ヒッキー」みたいな感じ。飲みに行くのも旅行も行きたい時は一人で行って一人で帰ってくる。10年ぐらい前から地域や仕事がらみで役員などを引き受けるようになって「致し方なく」しぶしぶ人前に出るようになり裏方の苦労も分かるようになり、今では基本的に時間が許す限り誘われたら出るようにしてます。被ってどうしてもだめな時は挨拶だけして移動します。ただ、それも本来の性格を騙して続けているようなところがあり、最近はちょっとしんどい。徐々に絞っていき、また昔の「自分流」に戻ろうと思ってます。考えてみると今の場所に移り住んで「仮り暮らし」みたいなことを始めてもう3年。その間に私も周囲の環境も変わりました。よくして頂いてるお得意さん。羨ましいような高級タワーマンションに一人で住んでます。検討を重ねた結果それを売却して有料ホームに入居すると言われました。65歳。充分「現役」で通用すると思われる方です。「できる時にやっておく。そうでないとその場になってからでは失敗するんや。オジンさん」私もそろそろ本格的に次のステップへ進む準備をしないといけません。五木寛之風にいうと「林住期」です。


盛り上げ上手な人達

2010-10-25 | 日記・エッセイ・コラム

  母の誕生日は10月1日でした。3日が日曜日だったので弟や妹等と祝ったのですが友人達がお祝いをしたいと言ってきてくれてましたが週末は結構予定が入り延び延びになってました。ですがいくらなんでも月をまたぐわけにもいかず24日。バーベキューパーティーをしました。もっとも、材料持ち寄りですから私はなんにもしてません。(笑)。 3台しかない来客用の駐車場を早めに確保したぐらい。夕刻、玄関を開けると途端に歓声。いっぺんに明るくなります。予め用意した席につくとすぐにケーキを取り出します。真ん中に「おたんじょうびおめでとう」と書いたプレート。「阪急ホテルのロゴが目に入ります。(わざわざ買いにいったんや!)「ろうそく何本立てよう?」「8本!。80本も並ばへんしそんなの吹き消そうと思ったら心臓発作起こすわ(笑)」来た時から気になっていた大きなバッグ。中からゴソゴソとキーボードを出して組み立てます。「みんなでハッピーバースデイ歌ってその後でこれ!オジンさんもこれなら鳴らせるでしょ?」クラッカーを何本も用意してくれてます。この人現職の介護福祉士さん。ケアマネの資格も持ってます。拉致被害者の横田めぐみさんと生年月日が同じだそうです。(40過ぎ?)こんどは隣の人が用意してきた「ふるさとの」歌詞が書いてあるメモ用紙を配ります。「全部手書きですか?」「うち、コピー機ないんで・・・」(丁寧に一字一次書いてあります。これもまた嬉しい。そして老人でも歌えるであろうと選曲もいい)いつしかキーボードに合わせて大合唱。歌いながら(どうしてみんなこんなに気が回るのだろう?)私が逆の立場なら飲んで食っておしまいだろうと思います。大体家の中で大声で歌うなんて発想が私にはありません。(笑)その瞬間瞬間を目一杯楽しんでもらい自分も楽しむ。そういう生き方が出来る人が羨ましい。才能なんだと思います。多分どこに行っても好かれるでしょう。おふくろ。いつもなら1時間も座ってると飽いてしまい席を離れるのにこの日は3時間ずっとご機嫌でした。