夕方メール

●あぁそぉいぅたら何や汚ぁ~いお爺んがタライ持ってウロウロォ、 ★お爺んオジン言ぅてやりな、あれでも業界では若手やそぉな

株価

2014-07-29 | 株式

 

日経平均株価が15500円を越えました。これまでの足取りを見るとまだまだ予断は許さないと思いますが安い時と比べると倍近くまで上昇してきました。よくぞここまで回復した。つい2年ほど前、世間の空気もデフレ続きで企業は元気なく。サラリーマンは給与が上がらず。そして就職難。とどめは大津波。原発事故。元気なのは公務員ぐらい。あのころの閉塞感からはかなり開放されてきたように思います。もっと遡って20年ほど前。株価は3万を越えもうすぐ4万に手が届くところまできていました。そう。いわゆるバブル期です。私の周囲でもにわか成金がたくさんいました。土地買って車買って・・・晩生な性格で時流に上手く乗り切れず随分歯がゆい思いもしました。そしてそうこうしてる内にバブルははじけスッカラカンになった人。借財だけが残り今でも『行方不明』の人も知ってます。乗り切れなかった分落ちる悲惨さも味わわなかったけどどこかふがいなさを感じていたことも事実です。でも今になってようやく「あれはアレでよかった」と思います。それが私の『器』というものでしょう。さて株価、2万ぐらいまでいくかな?いやあまり欲はかかない方がいい()

「あさがおにつるべ取られてもらい水」『トンボとり今日はどこまでいったやら』加賀の千代女の句です。彼女は25歳で夫に先立たれ子供とも死別したそうです。絶望的な状況でなをその感性に惹かれます。今日は久しぶりに「うな重」買って来て食べました。これぐらいが私の贅沢の限界。性格というものは変わらないものです。

 


鉄は国家なり

2011-02-04 | 株式

  昨日大相撲の八百長について思うことを書きましたが捕捉というわけでもないけどもう少し書きたくなりました。菅首相が「八百長があったとすれば国民への背信」といったそうですが。国民からすると「できもしないマニフェストを掲げて政権を取る」ことの方が背信じゃないの?と言いたくなる。小沢一郎氏の処分に関しても代表でもある自身は何もせず様子見というのも、「無気力相撲」と変らない。小沢氏の「検察審査会の強制起訴と検察当局の起訴は別」という意見は検察審査会の存在意義をも否定する詭弁。検察官は証拠不十分で勝訴の見込みがないということで起訴を見送ったが一般市民で構成された検察審査会が起訴決議を行なった。市民感覚から言えば「4億円もの借入を本人が関知しないところで行なう」ということは信じられないし、仮にそうだとしても管理監督者としての説明責任を果たすべき。それが政倫審にすら出ない。菅氏は過去の慣例等を踏まえしかるべき処分を行なうべきだと思います。

 ここから本題。新日鉄と住金が合併に合意しました。朝、証券会社から電話が入って「具体化はまだ先ですけどここは利食いで一旦売却したらどうですか?」双方とも寄付きから30円ほど上がってます。「去年のキリンとサントリーの一件もあるし・・・ちょっと様子見る」キリンとサントリー(非上場)は詰めのところで頓挫しました。一説にサントリーの創業者で大株主の鳥井家が株式の単位比率で同意しなかったと言われてます。同族経営のプライドだと思いますがそれも社風。ただ、今回の新日鉄。住金の場合、業界1位と3位。お互いに足らない部分を補完。そして世界に打って出る体力強化(合併すると世界ナンバー2)高度経済成長を支えてきた企業も国内需要の頭打ち。海外での価格競争。慢性的な赤字体質。(株価もこの3年ほどで半値に落ちてます)脱却にはこれしかない。おそらく相当なところまで詰めた話し合いができている。やっかいなのは公取ぐらい。でかすぎる。それも多分認可されると思います。株式市場も歓迎色が強い。この後急激に落ちることはないと思います。だから利食いはしません。しばらくは様子見。(あくまでも個人的見解で好きなこと言ってますがこの件に関しては一切責任持ちませんので参考にはしないでください)