知念実希人 さんの 優しい死神の飼い方 を読みました。
軽いタッチで書かれるところから始まります。
シンプルにゴールデンレトリーバーに癒される感じの内容です。
1つずつ任務を着実に遂行していく、レオですが、
徐々に、本当の犬らしくなってくる、というか、人との交流から、感情を覚えていきます。
複数のエピソードが1つの事件につながり、
最後は、緊迫した事件の顛末が描かれます。
スリル満載です。
なんとなしに、癒されそうだから買って読んでみたのですが、
ハラハラドキドキして、ホロリと涙がでてくる感動作品でした。
とても癒されました。
なんだろう、そういうメッセージを伝えたかったのではないかも知れないけれど、
人を愛する、ということは、見返りを求める「好き」というものとは違うのだろうな、と思いました。
愛していると思うことは、やましいことなんかじゃないのかなぁって思いました。
当たり前だけど。