児童養護施設の職員は、3月は複雑な思いに包まれる。3月は卒業のシーズンだ。つまり3月で退所する児童もいるということだ。退所児童の進路は、家庭復帰、就職、進学と様々だが、とりあえず次の進路に進むことはおめでたいことだ。でも長いこと一緒に暮らした児童との別れは、この上もなく寂しく辛い事でもある。
一方、施設には定員が定められているので退所児童の枠には新しく児童が入ってくる。職員は新しい出会いに心を躍らせる。でも、冷静になれば、児童養護施設で暮らす子どもは、様々な家庭の事情を背負っており、単純にウキウキもできない。3月、社会的養護の現場は、複雑な心模様に中にある。
これからも、元気で頑張って!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます