さんあいの未就学児が通っている子ども園では、この時季に園児たちによる降誕劇(クリスマス・ページェント)を披露する。配役は、小さい子は、お星さま役や子羊さん役、大きくなるにしたがって、博士役、羊飼い役、天使の役、マリアとヨセフの役となって行き、長いセリフや演技も覚えなければならない。みんなそれぞれの役を演じるところを見るのは実に微笑ましい。
その傍らで劇全体が上手く進められるように一生懸命に子どもたちをサポートし演出役をして下さっている保母さんたちがいる。無邪気な子どもたちの演技の最中も真剣そのものだ。
役になりきって演じる子、緊張しセリフが出てこなくなった子、役の意味が分からず劇から脱落してしまう子、観客の多さに気を取られる子や泣き出してしまう子、本当にそれぞれの性格が演技に現れる。それで良いのだ! 神様はそれぞれに1つだけの個性を与えてくださったのだから。今年もそれぞれの子どもの個性を皆で楽しめる降誕劇でした。
みんななくてならない役ばかり、1つ欠けても降誕劇にはならない。
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