1年半さんあいで生活し、その後に里親委託になった3歳の女の子の里親さんご夫婦から年賀状が届いた。人見知りの強い子だったので心配していたが、もうすっかりご夫婦に慣れたようだ。委託の際は、自然に慣れるように、まず園のイベントで顔を合わせ、それからお部屋で他の子も一緒に昼食を食べ、その後、他の子と一緒に外出したり、徐々に3人で外出するようにして、ご自宅で食事をし、お泊りの時を持ち、お泊りの回数を増やし、一泊から、2泊、3泊と期間も伸ばしていった。
最後は、お泊りの延長で自然の形で委託になった。もしかしたら寂しくなって泣いて帰ってくることも想定して、彼女の着替えもおもちゃもそのままの状態だったが、幸い大丈夫だったので、後から里親さん宅へ送った。結局だれもお別れの言葉の交わすことはなかった。やはりは寂しさは心の片隅に残る。でも、職員も同室の子どもたちも思っている。この別れ方がHちゃんには一番良かったのだと。
Hちゃん、今年のさんあい祭には来てくれるかな?
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