70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

第2回タイ交流ツアー

2018-08-14 09:50:11 | 愛すべき子どもたち

2016年の8月に実施したタイ交流ツアーは大成功のイベントでした。参加した児童の中には現在、福祉や医療の仕事を目指して歩んでiいる者もいます。また引率した職員も大いに刺激を受けて新たな目標に向かって歩んでいます。

さて今年の8月は、第2回のタイ交流ツアーを実施いたします。計画では、2年前同様チャンタブリ県の小学校で日本のカレーを作って、給食に子どもたちと先生全員約160人に食べてもらいます。 そしてパタヤ県とチョンブリ県の児童養護施設に訪問して、寄付金を贈呈したり、みんなで巻きずしを作って食べます。寄付金や支援金は、バザー等で集めたお金です。

海外へ行くのですからお金は掛かります。しかしさんあいの考えは明確です。その一つは、海外での貴重な経験を通して、児童が将来他の人のために貢献する夢を持ったり、職員のモティベーションが大いに上がり、さらに質のよい仕事や多くの児童へ貢献できるようになるのであれば支出以上の効果があるからです。

2つ目は、さんあいは地域に根差した児童養護施設ですが、同時に国内や海外の社会的養護の必要な児童のためにできることをして行く施設であり続けるということです。それは日本の児童養護が、特に戦後の混乱の中で約12万人の孤児たちが差別され生死のさまよっていた時に、沢山の海外からの支援によって支えられたという歴史的事実を受け止め、少しでも恩返しをして行こうと考えているからです。

 

地域の方からいただいた野菜、これらご厚意に報いる一番の方法は、「あなたのして欲しいことを、あなたの隣人にもしてあげなさい」という、三愛の理念の一つである聖書の言葉を実践して行くことだ。

 

 

 

 


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