70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

台湾からのお客様

2024-05-16 18:58:02 | 愛すべき子どもたち

台湾の児童養護施設関係者の研修で来日した林昀森先生、李的謁先生が1泊2日でさんあいを訪問、子ども達や職員と交流のときを持ちました。お二人とも施設の責任ある立場の方です。

居室での夕食。子ども達と食卓を囲み、職員が心をこめて作った美味しい料理を味わっていただきました。

お二人とも日本語はもちろん英語も話されません。通訳もなしでどうやって交流するの?と思いきや、ここで文明の利器、スマホの翻訳アプリの登場。スマホに向かって日本語や中国語で話しかけると、もう一方の言語の文字と音声に変換をしてくれるので、子ども達とも流ちょう(?!)にコミュニケーションができます。

「ドラえもん知ってる?」・・・『ドラえもん、あります』、「ねぇ、ねぇ、クレヨンしんちゃんはたいわんにあるの?」・・・『のはらしんのすけ、のことですね』

誰かが「ほんやくコンニャクみたい!」と言いましたが、確かにあの頃の未来が少し現実になったような気がします。

翌日は職員会議でもご挨拶をいただきました。引き続き翻訳アプリを使ってのお話しでしたが、難しい内容はうまく翻訳できず、四苦八苦する場面も。それでも、「私たちの施設でも(日本同様)保育士、教師、心理の専門家などが一緒に働いています。」「台湾の施設は政府の補助は予算の40%くらい、あとは海外や国内の助成金や寄付で運営されています」等々、興味深いお話しをうかがうことができ感謝でした。

コロナ禍が過ぎ、これから人の往来も増えるでしょう。国内外の人々とのつながりを大切に、子ども達の最善の利益を共に追及していきたいと思います。

林女士和李女士,谢谢你的到来
再见!



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