「話すことがとても好きな道具はなぁに？」
答えは……
シャベル(˶ᐢωᐢ˶)
さて。
なかなか難しいのが
『そんなつもりじゃないのに』
という、
相手に誤解が伝わってしまうこと。
言葉によって情報を伝える、
ですが
余計な情報は伝えない方が良いだろうと判断する、
そして
伝わるのは、一部分になった言葉だけ…。
私が数年前に通っていたところで
仲良くしてもらってたグループがありました。
私は引っ越して
もうそこへは通えなくなりましたが
アブリの“LINE”で繋がっていれば
いつでも気軽に連絡が取れます。
ある時
そのうちの一人の誕生日に
LINEギフトを贈りました。
ギフトと言っても
ほんのささやかな気持ち程度。
コンビニで受け取れる
「からあげ君」にしました(*´艸`)
彼女からはすぐに返信があり
「ありがとう、帰りに貰って帰ります」と。
今は会う機会もなくなっちゃったけど、
誕生日を覚えてたから
メッセージにちょっと添えて、
そんな気持ちでいたのですが。
翌日。
そのグループの中で
私が一番仲良くしてもらってた女性から
「昨日、あの人の誕生日で
LINEギフトを送ったでしょ？
あの人みんなの前で
「引っ越したのにわざわざギフト送ってくれた」って言ったもんだから
まわりは誰もプレゼントしてなくて
みんなに気まずい思いさせちゃってたわよ｣
そんなLINEが届いたのです。
その上、
「あなたの誕生日にあの人から何ももらってないでしょ。あなたももうしなくていいわよ」と。
私はびっくりして
そして、ちょっと嫌な気分になりました。
余計なお世話だと感じたのです。
そんな内容に返信出来ずにいましたら
彼女から再び
「文章ではうまく伝えられないから電話していい？」とLINEがきましたが
都合が悪いので今お話できません、と
返信してしまいました。
「変なこと言って怒らせちゃってたらごめんなさい」とまた彼女から。
怒ってないですよ、
とだけ返信した私でした。
本当に怒っていませんでした。
ただ、もう何も言われたくなかったのです。
彼女は察してくれたようで
それから連絡はありませんでした。
２ヶ月後、
彼女の誕生日に私はLINEギフトを送りました。
彼女の誕生日には
前年もLINEギフトを送っていた私。
一番仲良しだったので
彼女の好きなケンタッキーフライドチキンで
チキンやポテトのセットが受け取れるチケット。
前年と同じものをまた送りました。
久しぶりに彼女からLINEがあり、
LINEギフトのお礼と
そして、「電話していい？｣と返信が。
電話で話しをしました。
彼女はずっと誤解を解きたいと思っていた、
とのこと。
私が“からあげ君”を送ったあの人は、
みんなの前で
「こうやってもらっちゃうと、お返ししなくちゃって考えるのが面倒なのよね」
と話していたんだとか。
そしてみんなも
「もう会う機会ないのに、送ったんだね」
と話していたのだそう。
彼女はそんな風に私のLINEギフトが言われているのを聞いていて
私に同情してくれたようでした。
『本人も周りもあんな反応だったから、もう送らなくていいわよ！』
本当ならそう言いたかったことでしょう。
でも、
内容まで私に聞かせては気の毒だと思ってくれたようでした。
結局私はすべてを知ることとなり、
それはそれで複雑な気持ちにもなりましたが
彼女の思いやりの気持ちはわかりましたし
私も
彼女と距離を作ってしまった２カ月間は
とても寂しい思いでいましたので
今はまた、
仲良くしていただいています。
言葉を伝える、
気持ちを伝える、
すべてを言う？
どこまで言う？
なかなかむずかしいですね(・Ａ・)
