白金台ねこのデザイン遊園

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6月18日は「移民の日」

2006-06-18 07:26:24 | ブラジル・ブラジルサッカー
今日、6月18日は「移民の日」、だそうです。

1908年6月18日、最初のブラジル日本移民を乗せた「笠戸丸」がサントス港に到着、かぁ。。
もう今から98年も前のことですよ。

ブラジルと日本との関係がもっともっとよくなればいいな、と願いをこめつつ。。

先日、ふるい友達と話をしていて、ふと気づいたのですが、
6月18日は私たちの結婚記念日でもありました。奇遇だ。


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【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 205号 2006/06/17より転載

==■コラム「樹海」■==
 「カリブの楽園」は地獄―。政府の宣伝では肥沃な農地なのに現地は石ころだら
けで灌漑もない。遠い海原を乗り越えて入植した日本移民も呆然と立ち尽くし荒廃
の地を眺めるしかなかった。外務省と農水省が現地調査をしたというのだが、余り
に杜撰な調べであり、実情を無視した机上の空論にしかすぎない。生活に窮した移
民の多くは帰国しブラジルへと最移住した人々もいる▼そんなドミニカ移民が国に
32億円の損害賠償を求め提訴したのだが―「時効」を理由にして敗訴になってし
まった。とは云え小泉首相も認めているように実質的には「国の敗訴」と見ていい。
裁判所は、外務省の「責任」を指摘し「調査や義務を怠った」と厳しく批判もして
いる。この裁判は珍しくも日本中で大いに語られたらしい。読売や産経の全国紙も
だし中国新聞といった地方紙も社説で取り上げている▼移民行政というのは難しい。
日本のような農業移住の場合は、かなり長い歳月が必要であり、耕地の選定や技術
指導に始まり販売や栽培品種の選択とゼロから始まる。そんな支援を受けながら「成
功者」を世に送り出すのだけれども、これとても数は少ない。アルゼンチン移民か
ら発して海運王となり、ケネデイ大統領の未亡人と結婚し浪費に泣いたオナシス氏
は例外中の例外▼悲惨なのは決してドミニカだけではない。アマゾンや東北伯に入
った日本移民も大いなる苦しみを経験しレシフエの移住事業団に移民による発砲事
件が起きたりもしている。それもこれも移住地選定に際しての調査不足が原因だっ
たことを移民は忘れまい。(遯)


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