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秋篠宮家の長女、眞子さまと婚約が内定している小室圭さんが、8日に自身の母親と元婚約者との間の金銭トラブルをめぐる文書を公表したことを受け、ニュースサイトAERAdot.では、緊急アンケートを実施した。計2万8641件の回答が寄せられた。小室さん側は文書公表によって説明を尽くしたともいえるが、アンケートには批判的な回答が殺到。その後報じられた「解決金」や眞子さまのコメントについてもさまざまな意見が寄せられた。抜粋して、「上」「下」2回に分けて紹介する。「下」は小室さんの「解決金」報道と眞子さまのコメントについて。
>>【上:「小室さんの対応は眞子さまへの愛情が感じられない」皇室緊急アンケートに2万8641件の声】より続く
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アンケートは9日深夜から12日まで実施。回答者を無作為に抽出した調査ではなく、インターネット上で意見を募るという方法だった。期間中は何度でも回答できた。
回答者の内訳は女性23949人(83%)、男性4692人(16%)。年齢層は、40代8815人(30%)と50代8384人(29%)が占めた。続いて、60代4539人(15%)、30代4205人(14%)。皇室への関心については、「ある」と答えた人が78%。「どちらでもない」は18%、「ない」は3%だった。
アンケートの回答の内訳
アンケートの質問は大きくわけると3つ。眞子さまと小室圭さんの結婚について、8日に公表された小室さんの文書について、そして文書公表に対する眞子さまのコメントについてだ。ところがアンケートの期間中、新たな情報が飛び込んできた。12日夕方、小室さん側が元婚約者に「解決金」の支払いを検討しているというニュースが流れたのだ。
アンケートは同日24時で締め切ったが、この「解決金」に言及した回答が多数見受けられた。まず、質問にはないその回答から紹介していく。
■ 「二転三転して説得力がない」 解決金の財源が焦点に
回答者は、文書公表からわずか4日で、解決金の方針を出したことに対して不信感がぬぐえないようだ。そして、そのお金の出所についても関心が集まっている。
「解決金を支払うという報道があったが、28枚の文書はなんだったのか。自分が苦しい時に助けてくれた元婚約者に対して、文書では上から目線で追い込み、感謝の気持ちすら表わさなかったと感じていました。それが世論の反応をみて、今度は返済しますとなったように思えます。どこからお金は出るのか。宮内庁には、良識を持って断固たる処置をとってもらいたい」(60代・男性)
「文書は超大作で贈与だと言い張ったように読めた。解決金報道は、その後すぐに『返す』と前言撤回したようで、呆れた。身を引いた元婚約者をまた引っ張り出す気なのだろうか。自分の事しか考えられないのだなと思った」(40代・女性)
「解決金を支払う意思があるようだが、小室さんの言うことが二転三転して説得力がない。収入もないのに、いくら元婚約者へ返済するのだろうか。眞子さまか宮家が支払うのではないだろうかと疑ってしまう。お金の出どころをきっちり発表して欲しい」(50代・女性)
小室圭さん(c)朝日新聞社 小室さんは現在、米ニューヨーク州の弁護士資格を取得するために留学中。学生の身分でまとまったお金をどうやって用意するのか。国民の疑問がついて回るのは当然だ。
このまま解決金を支払ってお2人が結婚に踏み切った場合、皇室にどのような影響を及ぼしうるのだろうか。象徴天皇制に詳しい河西秀哉・名古屋大学大学院准教授(歴史学)は次のように指摘する。
「まずは解決金の財源を明確に説明しないと、皇室が払ったのではないかと捉えられる恐れがあります。もし皇室が金で解決させたという認識が広まれば、人々の支持を失う可能性は大きい。さらに、きちんと国民に説明することなく、金で解決したという見方がされれば、これまでの皇室との断絶を感じる人もいるしょう。このような解決の仕方では、秋篠宮家に皇位が移ることへの懸念も出てくるのではないでしょうか」
小室さんの文書についての意見のアンケート結果
■ 「情けないとしか…」眞子さまへの厳しい視線
さて、アンケートの質問と回答に戻ろう。今回、国民が驚いたのは、小室さんの文書の内容だけでなない。文書発表をうけて、眞子さまは宮内庁を通じて「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃれば有り難い」とのコメントを寄せた。さらに、眞子さまは金銭トラブルの報道が出た直後から小室さんの相談にのり、これまでの対応も眞子さまの意向が大きかったとことも明らかになった。
アンケートではこうした眞子さまの対応やコメントについて、どのように感じたかを尋ねた。アンケートの回答者には偏りはあるものの、総じて厳しい反応が大勢を占めた。
笑顔が眩しい眞子さま(c)朝日新聞社「民間人同士の金銭トラブルに皇族が介入し、一方の肩を持つような行動は、皇室の品位を著しく落とし、皇室の存在意義を揺るがした」(40代・女性)
「眞子さまが一般人を責めているともとれる文書に加担されているとは、情けないとしか言いようがない。人の信頼や尊敬の気持ちを踏みにじるような態度が、皇室のふるまいなのかと疑問に思います」(50代・女性)
「文書発表に眞子さまが同調しているのかと思うと、非常な失望を覚えた。これは、皇族である眞子さまが、小室さんと一緒に一国民である元婚約者の方を追い詰めているような図式になっているのに、ご本人は全く気がついていないのだろうか。眞子さまには幸せになって頂きたいとは思っていたが、ここまで盲目的になってしまったのなら、もう勝手にすればと匙を投げたい気持ちです」(40代・女性)
皇室への関心を尋ねたアンケート結果 アンケートの回答者は皇族のふるまいとして眞子さまのコメントに落胆しただけでなく、一般人との金銭感覚の乖離を強く意識してしまったようだ。
「眞子さまの生活や教育に税金が使われてきたと思うと腹立たしくなります。どの親だって自分の子供に充分な生活や教育を与えたいと思っています。でもそれが叶わない人もいる。それでも納税しています。ご自身に与えられている環境を当たり前のものだと思わないでほしいです」(40代・女性)
「小室さん親子だけでなく、相談に乗られた眞子さまにも、元婚約者の方に対する配慮がないことが残念でなりません。(眞子さまと婚約が内定している小室さんは)今や純粋に一般人とは言えない立場であり、一方的な内容の文章を公開されても、元婚約者の方には対抗する手段は少ないでしょう。何年にも渡って弁護士を雇う金銭的な負担がどのくらいになるか、眞子さまは理解してらっしゃるのでしょうか」(50代・女性)
眞子さまと佳子さま(c)朝日新聞社■ 「あまりよい予感がしない」 秋篠宮家の今後
結婚は当事者二人の「合意」が大前提ではあるが、現実社会では家族の問題となることが多い。報道によれば秋篠宮ご夫妻は今回の文書について、「小室家側が、この問題を解決するために行ってきたいろいろな対応が、見える形になるよう努力したもの」と受け止めているという。秋篠宮家についての意見も紹介しよう。
「秋篠宮ご夫妻がはたしてきちんと『そもそもの問題』に気が付いているのか心配です。私は、小室さんは助けてくれた人に対し誠実な行動をとろうとしていないと感じた。そもそも、そう感じさせる小室さんの考え方や態度の問題であり、皇族に関わる可能性のある人間のふるまいとしてふさわしくないと多くの国民が感じているのです」(50代・女性)
「小室さんの文書は『見える形になるよう努力したもの』であることは間違いない。しかし、秋篠宮ご夫妻は、その内容・主張を全て正しいとお認めになったとはおっしゃっていない。お立場上ギリギリのご回答と思った。万一、白紙の場合でも、民間人の小室さん親子を貶めて終わる事はできないだろう」(70代・女性)
「『見える形』。この言葉の真意によると思います。良い形という意味ならば、国民の感覚とはずれているなと思います」(30代・女性)
「眞子さまがお育ちになる過程で、皇室の役割や責務を親として説くのも秋篠宮ご夫婦の責任と思います。こんな状態になる前に、もっと話し合いの場を持つなど、積極的に動かれるべきだったと思いますし、今からでもご対応いただきたいです」(40代・女性)
「多くの国民が『納得し喜ぶ状況』とはあまりにもかけ離れている。ご結婚を強行なされば、秋篠宮家への不信感が増し、国民からの敬愛を失うと思う」(60代・女性)
秋篠宮家(c)朝日新聞社「毅然としたところが感じられない。公人なのだから、ときには私情を捨てなければならない。それが出来なければ皇室とはいえないのではないか」(70代・女性)
夫婦・家族問題の専門家は一連の問題をどうみているのか。4万組近くの夫婦のあり方を見てきた夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏は懸念を口にする。
「将来、秋篠宮家の長男、悠仁さまが天皇陛下になる可能性が高い。もし眞子さまと小室さんが結婚した場合、小室さんは将来の陛下の義理の兄になるわけです。そのことも含めて、大丈夫かなと心配になります。本当の問題は、元婚約者から受けとったお金が借金か否かではなく、小室さんと彼の母親の考え方やふるまい、個人としての姿勢の問題だとみています。とても悲しいことですが、4万人近くのご夫婦を見てきた経験から、あまり良い予感がしません。ご結婚後の方が問題山積になると危惧します」
10月23日に30歳を迎える眞子さま。このまま結婚に突き進むのか。国民は不安と期待の入り混じる目で推移を見守っている。
(AERAdot.編集部/岩下明日香、飯塚大和)
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